全日本人がプログラミング的思考と、ICTを活用を身につけよう

今回はプログラミング教育の話ですが、全ての日本人(親じゃない人にも関係)に関係あるお話です。

小学校のプログラミング教育が2020年度から必修化されるとか。

そんな状況ですから、子ども向けのプログラミングスクールなんかも人気のようです。僕としては、学校で習うのであれば逆にそこに親が金銭的コストを掛ける必要あるのか?と思うのですが、学校でやるからには、その前に理解度を高めてやりたい、という親心もわかります。

我が家では、子どもでも楽しめるプログラミング言語のScratchを使って、プログラミングで遊んでみるということをしていました。そんな時に読んだ『おとなも学びたいプログラミング Scratch入門』の中に、非常に興味深い箇所がありました。少し長いですが引用します。

P12.2012年から2013年に行われたこの調査で、日本は「読解力」と「数的思考力」では第1位という高い評価を得ています。その一方で「ITを活用した問題解決力」は全参加国の平均付近の10位であり、他に比べるとICTの活用では弱いことが分かりました。つまり、日本でもICTの利用は増えましたが、実はそれほど活用できていない人が多かった、というのが現状だったのです。
P15.小学校の段階でプログラミング教育はプログラミング言語を覚えることではありません。その狙いは、プログラミングを実際に体験することで論理的思考を育むとともに、コンピューターやプログラムそれ自体や社会での役割を知ること、そしてコンピューターを身近な問題解決に使って社会を良くする態度を育むことです。

それぞれの引用箇所からわかることは、

日本人はICT活用の能力が高くなく、プログラミングから論理的思考やICT活用能力を高める必要がある

ということでしょう。

そしてこれって小学生だけに関係していることではないですよね。

今は多くの人が多くのICT機器を持っています。

スマホなんて、ICT機器の最たるものでしょう。

でも、そのICT機器をどれだけ使いこなせているか?ICT機器を使うのではなく、ICT機器に使われてしまっていないか?ICT機器を使ってどれだけ日々の生活・仕事の問題を解決できているか?

そんな視点を取り入れるだけで、新しいアイディアが生まれて、日々の生活がもっと素晴らしいものになるかもしれません。

iPhoneのショートカット

ここで、僕が最近ハマっているiPhoneの機能をご紹介します。

iPhoneのショートカットは色々アプリを起動させたり、複数の動作を連続で行わせたり、任意の文字列を表示させたりする機能です。

例えば、

・10分の読書
・部屋の片付けをする
・筋トレをする

という一連の動作を習慣づけたいと思った場合、こんな風になります。

イメージ

それぞれのタスクが終わらないと、次の操作ができないように、ポップアップを出すことが出来るわけです。

これは些細な例ですが、こうやって一つずつ、ICTを活用すること考えることが、より良い生活、より良い仕事につながっていくのかな?と思います。

もっとICTを活かせないか?スマホに使われるのではなく、スマホをもっと使い倒すことはできないか?考えていきたいですね。

次回予告

明日のnoteは【心が折れ職場】です。(予定)
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