新人指導者になる人の基準と望むこと
こんにちは 内視鏡技師のendoです
今日は、「指導を任せるスタッフを選ぶ基準と望むこと」の話です
4月に新しいスタッフが入ってきて、指導を任されるスタッフの皆さん
「私が指導するの?自信ないんだけど・・・」
「聞かれたことに応えられるかな。私も、よくわかってないんだけど」
って思っていませんか?
大丈夫ですよ!
リーダーは、「このスタッフに、まだ指導を任せるのは早いな」と思う人に、初めから指導を任せません
このスタッフの伸びしろに期待したいからこその、指導者です
指導をし始めて、指導を任されたスタッフが、直面するのは、
毎日の業務を知っているつもりで、説明するけど、その根拠を説明しようとすると、意外にわかっていない
そして、内視鏡を初めて見るスタッフに、分かるように説明しようとすると、自分に知識があって、さらにその知識を、噛み砕いて説明しなければ伝わらないことに気づきます
これに、気づいてくれることが大事です
私が、指導を任せるスタッフに望むことは、
指導を通じて、あやふやだった知識に気づいて、勉強に迫られる。
得た知識を自分のものにして、内視鏡スタッフとしてステップアップしていってくれることです
指導を任せるスタッフを選ぶ基準
・だいたい、内視鏡に来て1年前後のスタッフ
・とりあえず、業務全般は問題なくこなせる、けど、まだ、根拠を深掘りできていないであろうスタッフ
多分、だいたいのリーダーが同じような基準で選んでいるかな
指導を任せるスタッフに望むこと
・内視鏡を初めて見るスタッフに、どうしたらわかりやすく教えられるか考える
・毎日、何気なくしている業務を根拠をつけてわかりやすく説明する
・今までの知識では太刀打ちできないことに気づくこと
・そこから、勉強が必要なことを知って、知識の深掘りをすること
・指導に必要な知識を得るために、普段の業務にもアンテナを張るようになり、今までサラッと流していたことでも「なんで?」って思えるようになること
・教科書に載っていないことは、先輩に聞くしかないので「なんで今更そんなこと聞くの?」という言葉に負けないようになること 笑
去年、指導を任せたスタッフは、毎日「病気の地図帳」を検査室に持ち込み、新人さんに指導していました
彼女自身が、いかに、「わかってなかったか」「調べないとわからない」自分に気づいて、私も彼女の質問ぜめに合いました
この一年で、いろんなことが分かるようになり、内視鏡が楽しい!って思うようになったそうです
私からしても、とても頼りになるスタッフに成長してくれました
指導する側は、新しいスタッフに教えているようで、たくさんのことを教えてもらえる、おいしい立場です!
なんなら、立候補して、自分から成長を獲得しに行ってみてください!