
Guitar0909
"Universe(Savage Garden)"との関連で浮かんだ曲シリーズ?今回はMr. Bigの"Take Cover"。(今日もベンチが確保できた!)
この曲が浮かんだのは、おそらくSavage Gardenのライブに一緒に行った友達のことを思い出したのと、"Wake me when it's over"の部分からだと思うんだけど("Universe"には"When you wake up I won't be found"という歌詞があった)、謎なのは、私、自分で洋楽を聴いていた時代にこの曲のことは知らなくて、最近検索して歌詞を読んだんだよね(PC周りにMr. Big Take coverという走り書きメモが残っていた)。でもそのきっかけが思い出せない。まあ鳥の記憶力なんて高が知れているので仕方ないか。
私のライブハウスデビューは、中学時代にSavage Gardenでだった。中学はじめの移住と共に自宅で何故かTVKテレビが映って見られる環境になったので、私はTVKの音楽(特に洋楽)番組をよく見ていて、いわゆるハガキ職人ではなかったんだけど色々応募して、番組の視聴者プレゼントでイベント招待や物品を頂いたりしていた。おそらく年齢のこともあって目に留まりやすかったんだろう。(Coccoの文字上だけでない姿や存在をぼんやり知ったのもTVKテレビでだった。確か「音楽缶」というひたすらPVを流し続ける番組で「強く儚い者たち」が固定曲になっていた時期があったはず。でもいまいち刺さらなかったんだけどね。)
当時のOn Air Westへ、神泉のあのホテル街のあたりで迷子になって泣きそうになりながら友達と出かけたライブは、おそらくツアーではなくメディア+αへのお披露目イベント的な位置付けのものだったのではないかと思う。
実は、非常に残念なことにライブ自体の記憶はあまり残っていなくて、というのも、モッシュというか、とにかく雪崩がすごくて、何しろローティーンでライブハウス自体も初というひよっこもひよっこ状態の当時の私は、押し潰されないように踏ん張っていることだけで精一杯だったんだよね。心底もったいない。それでも、やっぱり"Carry on dancing"は大好きだったせいか、サビの"In the moonlight"の部分でステージからフロアに緑色のレーザーがブワッと向かってきた感じは強烈に残っていて、その後色々なライブで似たようなことがあった時などに思い出したりしていた。
ライブに一緒に行った友達は、部活が一緒の子で、洋楽仲間でもあった。彼女は小学校時代に駐在帯同でアメリカ滞在歴がある帰国子女だったんだけど、おそらく現地校やインターではなく日本人学校に行っていたのではという雰囲気だった。クラスが一度も同じになったことがなかったのもあり、私は彼女の英語(歌以外の発話)を授業中に聞いたことがないし、授業外でもない。でもそれはもしかしたら、彼女があえて英語を使わないようにしていた可能性もあるのかもと今では思う。やはり公立の特に義務教育段階では、目立つことやできることで悪い意味で一目置かれることがあり、実際、性格や発音で目立つ帰国子女がいじめられていることもわりとあった。(小学時代は父方の環境にいた)私は帰国直後のことを知らないんだけど、厳しい波に揉まれて再適応した結果か、元々(校内では日本とそれほど環境が変わらない)日本人学校に通っていたせいか、とにかくあまり主張の強くない、文化系の部活仲間として接するようになったその子はMr. Bigが好きだったのだ。
しかし疑問なのは、私の洋楽曲・情報の主な入手先であったBillboardのチャートでMr. Bigを目にすることはほとんど無かったから、何故、アーティスト名だけでなく「特定の曲名」が?という部分なんだよね。まさにミステリー。
ちなみにその友達のお宅はお母様とお姑さんの関係が相当難しい感じだったらしく、友達の妹は私と同じ高校に入ったんだけど、その後しばらくして確か鬱になってしまったと聞いた。友達自身は地元の私立高(偏差値65↑くらい)に行ったんだけど、卒業後、音楽の専門学校へ行き(その子の高校からその進路というのは異例だろう)、その後は飲食店でバイト生活をし、そこで出会った男性としばらく付き合った後、結婚した。お相手は話を聞く限りベクトルが違った機能不全家庭の出身者で、家の格というか、資産や環境にはずいぶん差がありそうだった。それでも、逆にそのせいか、加えてパートナー自身はしっかりした人でもあるからか、友達はお姑さんとの関係等に悩まされることなく、穏やかな生活をしているようだ。(前にパートナーが通信で心理学を学ぼうとしていると友達が言っていたのも、おそらく育成環境で考えるところがあったからなんだろうなと思っている。)
機能不全家庭出身者がと機能不全家庭出身者出会ってしまうというのはわりとあるあるだと思う。他の身近な友達の例では、やはり資産持ちの家の子がちょっと育成環境に差がある厄介な感じの人と結婚して、厄介な感じで離婚した、けどその元パートナーはなんと彼女の家持ちの賃貸に住み続けている、なんていうのもある。。ダレンだって母方は鬱家系で父親はアル中暴力でしょ。。何でこうなる。。
回り道が長くなったけど、曲に話を戻すと、"Take over"の"You"って誰よ?っていうのが、初めてこの曲の歌詞を読んだ時の疑問。
おそらく一般的には彼女というか恋愛のパートナーとして読まれるのでは?と思うんだけど、そうだとすると"Save my soul"とか"I've spilled my blood"のあたりに???となる。
だって、恋愛だったら、そんな状態になる前に別れればいいのでは???
でもこれは恋愛に対してあまりにドライな私特有の感覚なのかな。魂の救済が必要で血を流すほど苦痛で絶望的な気持ちになる相手とそれでもその後も一緒にいたい???共依存なの???相手がメンヘラで好きは好きなんだけどついていけなくなったとか???うーんやっぱり恋愛の文脈で読もうとすると私には正直ちょっとよくわからない。(恋愛の相手に"Wake me when it's over"なんだったとしたら、あまりに突き放しすぎでは???というのもある。ダレンは相手を労って"When you wake up I won't be found"なのに、、ダレンって本当に優しいよね。)
そこで、別の見方をすると、"You"は「母親」もしくは「自分」ーどんなに離れたくても容易に離れることが困難な対象という解釈にもなって、この場合は"Save my soul"や"I've spilled my blood"との関係も納得のいくものになる。だって「血」だし、流れちゃってるし。
しかしこれは機能不全家庭出身者の視点によるからなのかもしれない(私はMr. Bigの他の曲も、メンバーの来歴や背景もよく知らないから実際のところはわからない)。
そんなこんなで歌った部分の野鳥版日本語↓。一般的な解釈とは差があるだろうということが容易に予測される。これも「作者の死」に当たるのだろう。
ーーーーー
口の中に溜まった言葉を
外に出してしまえって、誰かが言うんだが
結局内に留まったままなんだ
俺の脳がそうさせるから
言葉を噛み殺しつつ俺は思う
どうか、どうか俺を救ってくれって
自分に嘘をつかず
輝いていたいんだよ
時には全てリセットして
もがきながらも息つくための場所が必要なんだ
ありのままの俺を愛してくれよ
そんなに難しいことなんかじゃないだろう?
こんな普通の人間なんだから
隠れたい、逃げ出したいんだ
あんたからはもう
すっかり落ち着くまで全てに目を瞑ってしまいたい
逃げ出してしまおう
本当にうんざりなんだよ、あんたにはもう
ーーーーー
実際のベースは16分連符で細かく刻んでいるんだけど、そうすると私はまだできないので簡略化した(簡略化により指はかなり楽だったので、見知らぬ曲だったけどメロディーの記憶くらいにしか負荷がかからずちょうどよかった。音域的にも快適ゾーンが多かったし。)ちなみにいつかは複数の指を使う形に移行しようとは思っているんだけど、未だ親指だけで弾いている。PVを見た感じ、ベースの方は指3本か4本で弾いていらっしゃるよね。それでうまくいく気がしないなあ。。そしてやっぱりベースの方ってカクカクしやすいのかな?佐藤さん(くるり)のカクカクを彷彿させる感じがあって面白かった。
あと、ベース同様ドラムもわりと速めに打っていて、その感じが何だか不整脈っぽいなってふと思った。不整脈ってHeart attackに繋がることがあるよね。そして"Heart"って、「心臓」の意味もあるけど、「心」の意味もある。
さらに怖い?のは、"Take cover"と発音が酷似している"take over"って、引き継ぐっていう意味だから、"take over from you"っていう風にもわりと普通に聞こえる気がするんだけど、そのyouが母親だったとしたら、、もうちょっとこれは呪いだよね、、でもそうすると実はダレンの"Poison blood"の話とも繋がっていく。「逃げる」という意味やニュアンスであれば、他にいくらでも言い方はあるのに、何故"Take cover"にしたのか。
なんだか色々ミステリーだった。
*****
このアカウントは虐待をはじめとする暴力の被害者、あるいはその支援者への参考、あるいは後世への世相等の記録、音楽をはじめとする教育環境やアプローチの検証及び向上のため、「匿名であることを前提に」、認知面も含め、通常は表に出していない(数的に少ないという意味及び加工度合いが低いという意味で)Rareなものことを色々記述しているものですが、上に記載した友人の話も、野鳥当人が特定された場合には特定が及び、迷惑がかかるおそれがあります。
基本的に研究等の学術目的や公益性のために臨床例として公開としておりますが(「映え」のためだったら下手な演奏も歌も載せないしせめて録音環境くらい整えるよ)、個人の安全やプライバシー保護の必要が生じた場合には即非公開&削除となりますので、ご承知おきいただければ幸いです。

