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新型コロナウイルス:オミクロン株の脅威 葬儀への影響はあるのか?
オミクロン株の感染者数の増加
新型コロナウイルスの変異株;オミクロン株の感染者数が新たに8名見つかり、現状と宮内では14人の感染が確認されております。
一方日本における新規の新型コロナウイルスの感染者数は「比較的に落ち着いている現状」が続いており、12月10日に新たに確認された感染者数は全国で146名、うち東京都は25名となっております。
新規の新型コロナ感染者数は比較的落ち着いてはおりますが、オミクロン株による感染者数が新たに確認されたこともあり、引き続き警戒が必要です。
お葬式の現場には影響があるのか?
新型コロナウイルスの感染者が増えると、高齢者の方が集まりやすいと言われる「お葬式」では、クラスターの心配が懸念されます。
しかし、コロナ禍の世の中となり現在まで、葬儀場などにて「クラスターが発生した事例は数例しかございません」
満員電車での移動や飲食店、イベントなどと比べると、はるかに安全と言われております。
お葬式は「元々不要不急のものではない」ため、葬儀業界に長年携わる私としては、やはり故人様との最後の別れとなるお葬式には参加をして頂きたいです。
葬儀はコロナ禍でも「主な関係者」は呼ばないと「トラブルになる」
実際にコロナ禍で、故人と縁があったのに葬儀に読んでもらえなかったという事例が発生しております。
実際にお葬式を終えられた親族様よりお話を伺うことがあり、葬儀当日の日程を教えてもらえず、自身の兄弟が亡くなったことを、故人の子どもから後日に知らされたとのことでした。
自分の兄弟を亡くしたのに知らされなかったことと、やはりお見送りをしたかったというお話をされ、やはり葬儀の場では「コロナ禍」といっても、まず必ず「故人が亡くなったこと」を関係者に伝えることが大事です。
葬儀に参列をしたいという「気持ちを無下にしない」
近年家族葬が増え、全葬儀の半数以上と言われております。
その中で、家族葬では行う方であっても「親戚や故人とご縁があった方」には必ず連絡を行うことが大事です。
家族で行う事情を伝え、参列にご遠慮いただく、後日の法事などに参列していただくなど、家族葬の中でもいわゆる「密葬」で行う場合、あらかじめ事情を伝えておくことが大事です。
葬儀が必要になるタイミングは「ある日突然」です。
危篤の方であっても、本当にいつ亡くなるかは誰にもわかりません。
だからこそ、故人や自身、家族の考えをまとめ、コロナ禍の世の中であっても、関係者にはお葬式を行うこと、その内容を伝えることが大事となります。