見出し画像

【コロナ禍の葬儀の現状】 変異株オミクロンの影響は?

南アフリカで発見された新型コロナウイルス変異型「オミクロン」を、国立感染症研究所は、最も警戒レベルの高い「懸念すべき変異株」に指定しました。

国内では11月27日現在、オミクロン株の感染者は確認されていませんが、今後日本国内でも感染が広がる可能性を否定できません。

新型コロナウイルスにおける感染者数と死亡者数

現在、日本国内の新型コロナウイルス感染者数は、全体的には落ち着いており第5波を超えて第6波が来ると言われておりますが、最も人口の多い東京都内での感染者数は11月28日は「9名」となっております。

全国でも28日は72名に留まっており、今のところは落ち着いている印象です。

日本国内の今までの新型コロナ感染者数は「1,727,504名」

死亡者数は「18,370名」となっております。

現状は新規感染者数は落ち着いておりますが、依然として警戒が必要です。

コロナ禍での葬儀の現状:2021年11月末

現状コロナ禍での葬儀の現状として、感染者数の落ち着きより、遠方の親族が参加をしての家族葬、
生前に故人とご縁があった一般の方も参加する葬儀が復活をしてきております。

直近でも家族葬ホールに「一般の方が50名以上」参加されるなど、通常のお葬式のような形の葬儀も出ております。

元々葬儀は「不要不急のことではない」ことと、今までもクラスターが発生した事例が少数であったことから、参列をしても良いのではとの考えに変わっている印象があります。

通夜や葬儀後の「通夜ぶるまい」「精進落し」に関しても、コロナ禍初期では、全く行われていなかったのですが、少しずつではありますが、以前のように行われる葬儀も増えております。

画像1

今後の新規感染者数にもよると思いますが、遺族は「故人を弔う葬儀の場をしっかりと設ける考え」に戻りつつあります。

強力な変異株と言われる「オミクロン」がどこまでの感染力なのかは、未知数ですが、出来る消毒などの対策を行い、今年の冬も乗り越える必要があります。

お葬式業界は「毎年冬が繁忙期」と言われ、コロナに関係なく国内全体の死亡者数が増える傾向があります。

業界的には忙しくなる時期ですが、コロナ禍という未曾有の事態に葬儀業者は葬儀依頼があり、喜んでいるわけではありません。

コロナ禍においても「安全でしっかりしたお別れの場」を準備をすることが使命とされています。

また「新型コロナで亡くなられた方の葬儀対応」についても変わらず、
「火葬のみで遺族と故人が面会が出来ない案内の葬儀社」
「そもそもコロナで亡くなった方の対応を行っていない葬儀社」が依然として多く存在します。

新型コロナで亡くなった故人と、「面会対応を行える葬儀社」は、地域性、対応の確立、個々の葬儀社の考えなどにより、まだまだ少ないのが現状です。

もし、「コロナ禍での身内の方の終活・葬儀相談」でご不安な方は、いつでもメッセージをお待ちしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?