小さき者へ/重松清(その1)
この短編集は、重松さんの作品の中でもかなりのお気に入りに分類される。
ちなみに某アイドルグループよろしく神7をご紹介すると、季節風のシリーズは全部1位で、小さき者へも1位で、卒業も1位で、ファミレスとかそのへんも1位で、あとはもうだいたい順不同です。
なんとなくわかって欲しいんですけど、その時の気分や調子でランキングは変動するのでだいたい全部1位なんです。
この本に収録されているお話は基本的に父と子の関係性に焦点を当てているのだと認識していて、初めて読んだのは重松ワールドによく出てくる中学二年生の頃だったんですけど、その当時は当たり前だけど子どもの視点に寄り添って読んでいたんですよね。
とか言っておいて今でも別に完全に親目線で読んでるわけではないんですけど。今こそ子どもと大人の間で揺れ動いている気がします。でも重松さんの作品を読む限り、ほとんどの人間が小5〜高2の始まり頃までに大人になる折り合いをつけたり揺れ動いたりなんだかんだしてなんだかんだでなんだかんだに大人らしく振る舞えるようになっている気がします。
それなのに私ときたら。職場で小2の女の子に「ほんとうにさあ……おとななの?」と聞かれるほどには子どもです。困ってしまいますね。
序章というか導入というか、ただの私の自己紹介で終わってしまった気がします。というか完全にそうでした。
明日からがんばります。
今日の晩ご飯は鯖の味醂干しと栗ご飯とがごめ汁でした。お野菜を摂っていないのは「しーっ!」です。
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