神様のボート/江國香織(６)

神様のボート (新潮文庫)

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私は昨日、真似したいことの最後に｢旅がらす｣を挙げました。
確かに旅がらすな生き方というか生活は憧れるしやってみたいけれど、葉子さんのしている旅がらすと私のしたい旅がらすは根本的なところが違うと思いました。
なにって、葉子さんは｢あのひと｣に会うために、｢あのひと｣のいない土地に馴染みたくないから、そんな理由で旅がらすをしているけれど、私は。
｢あのひと｣に会いたいのは確かだけれど、それでも会うことが少しこわいから、会う時期を延ばすために、むしろもう遭遇しないで済むように。そんな保守的な理由から、旅がらすになりたがっている気がして。

それでもなんだかんだ、会って、骨ごと溶けさせられるか、もしくは、すれ違ってしまって完璧に諦められるまで、そこまで徹底的に見つめあって愛し切らないと、私はどこへも進めない気もする。







今日はお昼頃にお仕事を終わりにして煩雑な公的手続きっぽいものを適当に済ませて帰ってきました。
帰りに、別に好きでも嫌いでもないしいつもならわざわざ自分で買うこともない、そんなお菓子を買ってばくばくと食べてしまいました。なんで？
またジュリエッタマシータから遠ざかってしまいました。丸顔に留まる。

麻婆豆腐を作ろうと思っていたのにそのお菓子のせいであんまりお腹が減らなくてやる気になりません。
どうせ夜遅くになってお腹すいちゃうんだってわかってるのに、なかなか動く気になれません。人生ってこんなもんですかね。
洗濯して、次の日取り込んで、また次の日に洗濯して、また取り込んで、って。なんなんでしょう。

昨日お米が尽きたのでAmazonで注文しました。だってスーパーで買うと持って帰るのつらいじゃん。重くて手が痛いし、誰が褒めてくれるわけでもないし。値段もスーパーと変わらないので、重いものはだいたいAmazonさんにお願いしてしまいます。
それがさっき届いたところなので、そろそろ麻婆豆腐を作り始めようかなってところで、寝落ちしてました。
やっぱり人生ってなんなんでしょうね。