ゴジラ-1.0で思う事
マイナスワンのマイナスカラー(モノクロ版)4DXを観てきました。
劇場鑑賞は3回目です。
モノクロなんだから当たり前ですが、たくさんの黒と灰色が織りなす作品で、カラーだと気に留めなかった風に舞う火の粉をついつい目で追ってしまう、なんてこともありました。
白って200色あんねんって言うとアンミカさんが脳裏に浮かびますが、モノクロ映画を観ると確かに白と黒の幅の広さに圧倒され、逆に制限された情報量によってカラーにはない奥深さも垣間見えたりしました。
それはそうと、やはり改めて海外がどんなゴジラ(怪獣映画)を制作したとしても、マイナスワンのような作品は作れないのではないかと僕は思っています。
海外は怪獣を怪獣として描くのに対し、日本のゴジラは災害として描いているからです。
怪獣を倒すのではなく災害をおさめるという根底の考え方がそもそも違っている気がします。
更に言えば青春映画と戦争映画を比べられないように、映画として同じカテゴリーですらないのかもしれません。
今回のゴジラ-1.0のモノクロ版を観て感じたのはその事と、
アンミカさんについてでした。