大縄の取り組みスタート #186
大縄の取り組みの前に学校全体で共有したいこと #148|エンチャント先生@小学校 (note.com)
大縄の取り組みが始まりました。大縄の取り組みを通して、個人個人が成長できるようにすることは3学期の目標の一つです。
1.まずは語り
まずは担任の想いを語りました。
なにより大事なのは、教師の雰囲気づくりだと思っています。
「失敗した子を責めないこと」
「苦手だけど、チャレンジしている友だちを応援できる自分でいること」これがクラスで約束できない限りはやらないほうがいいと伝えました。
「一番大事なのは安心して参加できること」
「失敗しても大丈夫と思えること」
です。
「大縄で試されているのは、跳べない子ではなく、教師と跳べる子たちである」
「いかにいい雰囲気作りができるかの挑戦なんだよ」
と語りました。
2.「一回目の記録」と「最後の記録」
本校の大縄大会のシステムは、クラスでの一回目の記録と、練習期間を終えた後の本番の記録が、どれくらい伸びたかを計測し、表彰するというものです。つまり、跳べた回数で他のクラスと競いません。これだけでも、少し、失敗しても大丈夫という雰囲気づくりになります。
1回目の記録は「わざと低く」しました。これは、ずるいのかどうか…。体育を受け持っている、学年3クラスとも、とりあえずやってみよっか!と測定しました。もちろん、うまくいかない。失敗することが分かっていても、口を出さないことは大事です。伸びてきていることが意識できるようにしました。
3.ふり返りをする
一回跳んだら、ふり返りをしました。3学期ということもあり、自然とサークルになって、あーでもないこーでもないと話し合っていました。担任もちょこっと口を出して、コツを伝えました。しかし、あえて教えるべきことのまだ1割くらいにとどめました。これからののびに期待していると、子どもたち自身で気づくかもしれないと思っているからです。2回目はかなり回数がのびました。
練習の後、じっくりふり返りを書いて、それを共有し合うことをしたいのですが、時間がない…。ロイロノートで、毎回ふり返りを書いて、それを伝え合う活動をなんとか時間を見出してやっていきたいです。
4.順調なスタート
順調なスタートが切れたと思った理由は、休み時間です。運動が苦手な子たちが、「意外と楽しい!」といいながら練習に向かっていたからです。これはかなり嬉しい。まずは、クラスの雰囲気がいいこと、「ドンマイ!」や「ナイス!」が言える優しい子ばかりなことに、感謝というか、尊敬しています。
大縄大会の後、全員が達成感が得られるようにしていきたいです!
以上、エンチャントでした。
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