別の帽子をかぶる
別の帽子をかぶる
今日も朝からミーティングでした。その中で、ピンときたキーワードが「別の帽子をかぶる」でした。本当に帽子をかぶり直すわけではなく、違う自分になり切るということだ。若い先生たちにコーチング的に関わるときや、学んでいる子どもたちカンファランスをするときに、「別の帽子をかぶる」ことが大事ということだ。
質問の形で届ける
対教師でも、対子どもにも何かを意見しようとするときや、自分の考えを伝えようとするときに、ストレートにズバッということはあまり意味がないことは分かっているが、伝え方って難しい。まずいと思ったことは、質問の形にして届けるってことが大事であることは、「大切な友だち」で学びました。
「大切な友だち」という方法|エンチャント先生@小学校
人が変容するときは人に言われたとき、指摘されたときではなく、自分で考えて、自分でそう思ったときだ。質問の形で届け、それについて答えるときに、自分の頭で考える。
透けて見える「その人」観
私も、最近はとにかく質問の形で届けようということを心がけている。しかし、その質問の奥にある自分の意見がチラついてしまっているんではないかというモヤモヤがある。特に私は、自分の意見をどんどん発信している「さらけだしスタイル」なので、「エンチャント先生はこういう考えをもっている」と知られてしまっている。キャラが濃いというか。そうすると、どんなに質問の形にしても、質問になっていない場合があるのではないか。
その悩みを話したところ、いただいたアドバイスが「別の帽子をかぶる」だ。しかも、コーチング的な関わりや、カンファランスをするときのエンチャント先生は、「別の帽子をかぶっている」ことを相手にも知っておいてもらうことが大事だという。立場を一旦忘れてもらう、透明人間になって、質問をする。「変わってもらおう」という気持ちで質問するのではなく、純粋な興味として聞くのが大事。透けて見えるから。
やってみよう!別の帽子をかぶる。
以上、エンチャントでした。