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初見感想 映画ミステリと言う勿れ 

よかった。物凄く良かった。これに尽きる。
ありがとう菅田将暉…ありがとう田村由美先生…ありがとう…制作に関わったすべての方たち…(合掌)

ちょうど、漫画を映画の舞台となる、広島編の直前までは見ていました。ドラマは未視聴。しかも、漫画を見たのは数年前くらいだから、イイ感じに記憶が薄れていた。
つまり、キャラクターやストーリーの流れは理解しつつも、広島編は何も知らない、フレッシュな脳で見たわけです。

結果。

最高…(空を仰いだ)

凄く良い。ミステリという勿れを知らない人にも、まずはこの映画からおススメ出来る。何故なら私が今現在、映画を見てどハマりしてるから…!

先に漫画(広島編)を読んでたら、多分こうはならなかった。漫画よりも先に映画を見て良かった…漫画先に読んでたら、色々思うところが出てきたかもしれない。

潮路以外のいとこたちが全員、「大人」として描かれているのが凄く良いと思います。「子供」潮路が殺人未遂になりかけることをしたのに、「子供は悪戯するもんだから」と。許したのは、ゆらさんが精神的に「大人」である、という事を強く感じるシーンでした。

現代を生きる我々にとって、考えさせられたり、救いになる言葉を整くんがたくさん言ってくれて、心に刺さりました。物凄く衝撃を受けました。

以下、特に心に刺さったセリフやシーン。

・「子供はバカじゃないです、自分が子供のころ、バカでしたか?」
・整くんと、ゆらさんとの「女の幸せ」についての談義全部
・「日本では弱さを認めない。弱いものは負けで、壊れないのが正しい。壊れたら退場で、悩むことすら恥ずかしい。相変わらずの根性論です。弱くて当たり前だと、誰もが思えたらいい」

本当に目から鱗がボロボロ落ちました。涙も沢山出て、たくさん救われたような気持ちになりました。
この映画を見て心からよかった。

ありがとう菅田将暉…ありがとう田村由美先生…ありがとう…制作に関わったすべての方たち…(合掌)

映画をきっかけに、フラコミで漫画をまた読み始めています。めちゃくちゃ面白いです。
5巻くらいまで読んだ感想としては、炎の天使に情緒を乱されまくってることですね…!(´;ω;`)

蛇足
気になったところ。
・衝撃的で残酷なシーンを何回もリフレインするところだけはちょっと…見ていてキツかった。ここだけは減点かもです( ˊᵕˋ ;)
・冒頭に出てきたガロちゃんは、イメージが違いました( ˊᵕˋ ;)ガロちゃんみたいな線の細い美青年を再現するのは難しいんだろうな~~~!

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