【子どもと学力】伸びる子の特徴&伸びにくい子の特徴①
皆様、ご無沙汰しております…(汗)
プライベートでバタついており、
ようやくnoteを書くことができます…!
私が教職に就いていた時、
圧倒的に親御さんから言われたのが…
「うちの子、全然勉強しないんですけど!」
「何でうちの子は勉強やってるのに伸びないんでしょうか!?」
「こんなんで中学受験受かるか心配です…」
のような、勉強に関するお悩みです(汗)
私が勤めていた学校は、かな〜〜りお勉強に力入れてたところでした。
親御さんも教育熱心な方が多く、
面談で勉強の話しかしないご家庭もありましたね(汗)
そこで今回からしばらくは、
中学受験が大体終わりを迎えた今だから伝えたい!
【子どもと学力】をテーマにした記事をお届けします。
今回は、私が自分で学びつつ
約10年の教員生活で体験してわかった
「学力が伸びやすい子・伸びにくい子の特徴」
をご紹介します。
学力が伸びる子の特徴は実に多くの情報が
世に出てはいますが、
ここでは厳選して3回に分けてご紹介します。
実際親御さんにもお話し、実践していただきました。
実践されたご家庭の児童は、少しずつではありますが
着実に実力を伸ばしていました。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
なお、以下にご紹介するこれらの特徴は、
小学生を想定したものになります。
①伸びる子は「読める字で丁寧に書く」
伸びにくい子は「字が雑or読めない」
美文字であれ、というわけではありません(汗)
字が上手い下手の問題ではなく、
伸びる子の答案やノートというのは
「自分が読みやすいのはもちろん、
相手(採点者)にいかにわかりやすく読んでもらうか」
を配慮したものである場合が多いですね。
対して伸びにくい子は、なぜかもれなく字が雑です…
これが本当に不思議なんですが(汗)
そもそもノートを書くことを面倒がる子が多かったですね…
②伸びる子は「図や式、解き方をノートに残す」
伸びにくい子は「図や式、解き方を書かず答えのみ書く」
これは私が親御さんに1番と言っていいほど、
お伝えしたかもしれません。
「その解答を出すまでの過程をしっかり残すこと」
残しているとどこで間違えたかもわかるので、
復習や今後の成績アップに必ず繋がっていきます。
最近の試験では答えを導き出す過程も書かせるのがもはや当たり前で、
普段の学習がその練習にもなります。
「成績アップしたいなら途中の計算とかも全て残そう!」と何度言ったことか(笑)
伸びにくい子はそこを面倒がって書かないんです。
徹底して書かないので、もはや清々しさすら感じます(笑)
③伸びる子は「計算や漢字など、地道な学習にコツコツ取り組む」
伸びにくい子は「コツコツ学習を嫌がる、一足飛びに伸びる方法を知りたがる」
コツコツ取り組む学習と言っても、
少しの時間で終わる量の計算や漢字などでもOKです。
長い時間をかけなくても大丈夫です。
要はコツコツ続けて取り組めるかがポイントです。
続けられるというのは、もうそれだけで素晴らしい才能です!!
伸びにくい子は、「手っ取り早く成績を上げたい」という子が多かったです(汗)
少しでいいから続けられる学習を、なんて話した日には
「いや、先生そういうのいいんで笑
パッと点取れる方法教えてくださいよ!」的な…
ぶっちゃけ一足飛びに成績が上がる方法はないわ!!!
そんな方法あるなら私が知りたいわ!(笑)
自分で書いといて思うのですが、
「これ、私が子ども時代に知っときたかったわ…」
って感じますね(笑)
誰も教えてくれなかったし、学校ですら。
もしこのnoteを読んで下さる方で
お子様が来春受験などを控えていらっしゃれば
今からぜひ教えてあげてほしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします!
〈参考文献〉
『改訂版 見える学力、見えない学力』 (大月書店) 岸本裕史・著