【子どもと学力】伸びる子の特徴&伸びにくい子の特徴②
前回の記事に引き続き、
「伸びる子の特徴&伸びにくい子の特徴」を
お送りします。
今回紹介する3つは、
実はすべてが密接につながっています!!
成績を上げたい皆さん、
または我が子の成績を上げたい親御さん、
必見です!!
④伸びる子はノートをしっかり取り、解法を残す。伸びにくい子はノートを取らず、自己流で解く
というのも私の高校時代、
クラスのほとんどが塾に行く中で
塾に行っておらずいつも学年トップの親友がいました。
親友になぜそんなにできるのかを聞いたことがあります(汗)
その時親友は
「自分ができるかはわからないけど、
先生の説明はノートになるべく全部書くようにしてる。
別解があったらそれも書いておくよ」
と、答えてくれたのでした。
「解ければ終了!それでいいじゃない」
と思った私には目からウロコでした…
それ以来血眼になってノートを取るようになったのは言うまでもありません(笑)
伸びにくい子はそもそもノートを取るのが面倒です。
そして自己流で解きます。
いわく「オレにはオレのやり方がある!」
それは基礎をきちんと学んでからでもできます。
土台となる知識があってこそです。
そもそも「学ぶ=真似ぶ」なんです。
解き方・やり方を真似るところから学習は始まります。
ビジネスの世界では
「自己流=事故流」
というのは有名だそうですが、
学習にも同じことが言えます。
⑤伸びるのは自分の考えを用意した上で解答を見る
伸びにくい子はすぐに答えを見る
自分の考えや答えを用意しておくことが大切です。
模範解答と比べた時
「自分の考えと違う!」「あ、ここが間違ってる!」
となった時、実はこれがチャンスなんです!
このギャップ体験が伸びるチャンスなんですね。
伸びにくい子はすぐ解答を見ます。
解くのが面倒という子もいますが、
答えをすぐ見る子にとって大切なのは
○か×かのみです。正誤の判定です。
「ココの解き方が違うから、結果として間違えたのだ」
という体験が学力を伸ばす近道なんですね。
両者はフォーカスする視点に差があります。
伸びる子は、答えに至る過程にフォーカスしています。
伸びにくい子は○×の結果のみにフォーカスしています。
⑥伸びる子は答え合わせ・間違い直しを徹底する
伸びにくい子はしない
おそらく私が教員だった頃
最も親子共々1番伝えたことだと思います。
どれだけ口酸っぱく言ったことか(汗)
伸びる子は、どの子も間違い直しをきちんとしていました。
「どこをどう間違えたか、どうすれば正解だったか」
この振り返りが学力爆伸びの
最大のチャンスと言っても過言ではありません!!!
在職中はテスト時の間違い直しノートを
作るようにオススメしてきました。
そして親御さんにはチャンスを潰さないよう、
決して間違えたことを叱らないでほしいと
重ね重ねお願いしていました。
日々の宿題や復習もそうです。
私の勤務先はどの学校も宿題を出していました。
言うまでなく、全問○ももちろんすごい。
けど、私は間違い直しをした子のノートには
もれなく特大の花丸を付けていました。
「間違い直しよく頑張ってるね」と
コメントを付けて。
さらに間違い直しの翌日(あくまで目安)に
間違えた問題の解き直しをすれば
さらに効果は高まります♪
「エビングハウスの忘却曲線」によると、
学んだことも何もしなければ
1日で約5割、1週間で約8割忘れるそうです。
上手に利用すると学習したことが
定着しやすくなります。
ただ、この間違い直しができるのは
⑤で触れたように、自分の解き方を残しているからこそです。
自分の解き方を残せるのは
④でも触れたように、学習の初めの段階で
ベースとなる解き方を残しているからこそ。
今回紹介したポイント④、⑤、⑥は
密接に繋がっているといえるのです。
いかがでしたでしょうか。
できるところからぜひ取り入れてみてください。
次回は
「伸びる子の特徴&伸びにくい子の特徴」
第3弾をお届けします。
次回の記事でこの特徴について書くのは
最後となります。
前回の記事と合わせて
ぜひ参考にしていただければと思います。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。