今日の終わり、世界の終り。
こんなに澄んだ夜空は久しぶり。
満月と、夏の大三角、北斗七星がはっきりと見えた。
次男が、夏休みの研究に星の観察を選んだのに、今日も見えない、今日も見えない…が続いていたから。
空気もひんやり、気持ちいい。
今朝起きたときの、うんざりするような蒸し暑さが嘘のようです。
午後、働きながら、山の上に黒い雲が広がっていくのが見えて、くるぞくるぞ…と言っていたら、本当に突然の豪雨、そして雷。
仕事を終えたタイミングで次男から電話があり、雷がやばい、と。
近くに絶対おちた!
ゴロゴロ、びっしゃーん、ばりばり言ってる…
いなびかりがめっちゃ走ってる…
そりゃあさすがに怖いよね、でもどうしようもない、なるべく早く帰るね。
でも、帰るころには雨もだいぶ落ち着いて、家の方角には、青空さえのぞいていた。
道路は水浸しだったけど、日がさしてキラキラしていた。
(憎いほど…!)砂漠のように水を吸い込むグラウンド、サッカーの夜練は問題なく決行されて、実にこの1週間で出向くのは6日目!(正直、もう今は見たくない…)
一旦家に帰って、わずかなひとりの時間。
仕事から帰ってきて慌ててごはん用意したけど、なーんにも片付いてない。
親戚から送られてきた沖縄マンゴーを食べながら雑誌でも開こう、と思ったけど、結局やらなきゃいけない雑務を思い出して、諦めた。
結局今日も私の癒しは、お風呂での読書タイム。
ほんの一章だけだけど、やっぱりその文章は、隅々まで贅沢だ。
再読なのもあって、余計に、物語を急いで手繰り寄せる必要もない。
これも、ある意味私にとって贅沢な楽しみ方。
読んでいて、そうだ、『街とその不確かな壁』とも関係があるんだっけ、本屋にも並んで置かれていたな、と思い出した。
いいタイミングでまた手に取ったな、と思う。
今日読んだ章の、最後の一文。
今日も一日、なんとか無事終わりです。
続きは、また明日。
久々の夜更かし。
おやすみなさい。
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