「子どもの頃楽しかったな...」←当たり前
20歳を超えて、思考がどんどん固くなってきた。ある意味、それは普通のことなんだけど、なんかこのまま固くなっていくのは嫌だ。
人が良いと思っているものだとか、世間体、セックス、資本、そんなものばかりに目がいく。それが穢らわしいとか、汚いとかありふれた表現をすることも、思考が固くなっている気がしてならない。
子どもの頃、ずっと「月がどうして自分の頭上にいるのか」を考えていた。バカな子どもだった俺の出した結論は、「月は優しくて、俺をひとりぼっちにさせないから」だった。
中学の時に捻くれて「俺はなんて馬鹿なことを考えていたんだ」とか思っていたが、今はそれすら愛おしい。
ずっとこういうことを考えていたい。いや、ずっとは普通に馬鹿すぎるな。頭の片隅にこういうことを入れていたい。
「子どもの頃は楽しかったな」って言葉がよくある。何も考えないでよかったとか、1日が長かったとか。けれど、それは当たり前だと思う。
人生を1つのオープンワールドゲームで考えよう。ゲームの序盤、ゲームシステムだとか、世界観だとか、目新しいものばかりで、1時間,2時間なんてすぐ過ぎる。
「新しい場所に行ってみよう」、「あの高い山の頂上まで登ってみよう」そんなことをして寄り道をして、メインクエストが進まない。よくあるよな。
けれど、ゲームシステムにも慣れて、目新しいものがなくなると、すぐに進めることもできて、知っていることの反復が多くなる。そうすると、序盤ほど楽しさってのはなかなかない(ストーリーが超絶面白ければ別だけど)
そんなもんで、人生をオープンワールドゲームで例えれば、子どもの頃が楽しいなんて当たり前。気にする必要はない。
人生に目新しさを加えよう。小さじ一杯のファンタジーを入れよう。ちゅーことで今からやります。思い立ったが吉日。
Q.夕方は何で空がオレンジ色になるの?
A.神様が晩ごはんを作っているから。クソでかいコンロの火の色で空がオレンジ色になる。神様は忙しいから朝ごはんと昼ごはんは作り置き。夕方に一気に作ってる。だから空があの色になるのは夕方だけ。
Q.なぜ人を好きになると、こんなにも苦しいのでしょう?
A.それは心が君のこと、急かして蹴飛ばしているからでシンプルな頭で聞けばいいのさ。
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これポルノグラフィティじゃなくて俺が考えたやつだから
嘘です。ポルノグラフィティさん、すみません。てな感じで十分に頭が柔らかくなってきたところで、俺が眠れない時によくすることを教えよう。
布団の中に入ったら、子どもの頃に聞いた母親の子守り歌を思い出しながら、脱力してノスタルジーの海に漕ぎ出せば良い。
以上。