子どもから大人まで参考にしてほしい勉強法
ご覧いただきありがとうございます。
今日から11月。
気温も一気に下がり、タオルケットで睡眠をするのが難しくなった気がします。寒さで目を覚ますと、なんか損した気がします。
今日は、テーマ投稿の企画として、
「#わたしの勉強法」
があったのを見つけましたので、私の勉強法をご紹介していきますね
”勉強法”なので、具体的な実践方法を…となるかもしれませんが、
大事なのは、まず「勉強する」と決めた際の、
目的・目標・ゴール設定を決めること
が大事になります。
例えば、
掛け算の九九が全部すらすらと言えるようになる!
という目的・目標設定であれば、これはトレーニングの領域ですよね。
つまり深い理解の前段階で、身体に、脳に染み込ませ、反射的に反応できるようにするもの。
では
因数分解がスラスラとできるようになる!
という目的・目標設定であった場合はどうでしょう?トレーニングを行い、反射的にできるようになることを目指すのも一つかもしれませんが、この目的設定の場合、ポイントが2つになり
・仕組み・構造を理解して、自分の中で腹落ちした状態
・反復練習をして、トレーニングする
という「理解」した段階が必要になります。
以前、因数分解の基本公式を説明したのちに、すぐに30~40問近くの因数分解ドリル問題に挑戦させていた指導者がおりましたが、これで完了ということにはなりません。個人的には順番はどちらでもよいと思いますが、
仕組み・構造の理解 → 反復練習での定着
反復練習での定着 → 仕組み・構造の理解
は必要ですよね。
ということで、その勉強する目的/目標によって、勉強法は必ず変化します。
ただやみくもに「英語を勉強する!」といって、英単語や文法を学ぶ…
でも、後々話を聞いたら「海外旅行で英語で話せるようになりたい!」ならば、まず必要なのはリスニングやスピーキングのほうが優先事項が高いはずです。
つまり
どの程度の山を登るのか(目標)がわかっていない
と
どのように登ればいいのか(方法)が決められない
ということなのです
さて、目標設定ができたところで、次に考えたいのは
タイムリミット
です。
いつまでに?があることで、ペース配分、また学習内容の深さも決めていくことができます。
今度の漢字テストで100点をとるための勉強
というのと、
学年末試験で出てくる漢字問題に対応できるように勉強
では進度がかなり異なるでしょう。
また勉強ではないですが、
今度の社内のゴルフコンペに出て、恥をかかない程度に上手くなる
というのと
生涯スポーツとして、ゴルフを楽しむために練習する
となると、
おそらく体に負担をかけないスイングは?など、より深く学ぶことにも繋がるでしょう。
タイムリミットは、
どの程度の山を登るのか(目標)を決めて
いつまでに山の頂上を目指すのか(タイムリミット)が決まってないと
どのように登るのが適切なのか(適切な方法・手段)が決められない
ということなのです。
もうそろそろ勉強法…と言いたいところですが、
あと一つ大事なのは
ゴールイメージ
です。
いわゆる未来を描く・予祝(よしゅく)などもいいですね。
学習をする中で一番途中で脱落していく原因になるのは、
モチベーションの低下
です。
モチベーションの維持には、内発的動機・外発的動機がありますが、やはり学習をした先に自分がどうなっているのか
という、内発的動機は大きな力になるものです。
だからこそ
学習がある程度完了した先の自分が、カッコイイ自分になれていることを想像する、そしてその自分が凄いね!と周りから褒められている・祝われているという未来を描くのはモチベーションの維持につながります。
ゴールイメージは、
山の頂上に至った時に、
どんな視界が広がっているか
どんな達成感が待っているか
一緒に登った仲間と喜びを分かち合っているか
(ゴールイメージ)を想像して、
途中で起こる困難(モチベーション低下)に立ち向かっていく。
ということなのです。
さて、では最後に学習法ですが、
私が一番大事にしているのは、
・仕組み・構造の理解・納得
・自らの言葉でそれを語れる(説明できる)
これが一番効果的かつ定着率が高い勉強法であると感じています。
私自身がやってきた学習方法としては、
①きれいなノートを作る
②そのノートを使って、自分自身に対して授業をする
これの繰り返しです。
①きれいなノートを作る
というのは、もちろん手書きでも構いませんが、つい最近の私はwordで作成したこともありました。どのツールでも構いません。
大事なのは、完成した時に
・ときめく(おお!すごいいいもの作れたな!となる)
・すでにそのノートの文章・図の流れがスッとイメージできる
となっていることですね。
検定のテキストを自分なりにアレンジして、まとめる。
このアレンジしてまとめる作業の中に、仕組み・構造の理解や納得が含まれるのです。
理解してないと、きれいなデザインや繋がりができません。
できる限り、文字を簡潔にする・図説する
イメージとしては、
少し文字の多めなパワーポイント資料を作る
でしょうか。
さあそうしたら、自分の血肉にしていく作業です。
②そのノートを使って、自分自身に対して授業をする
大事なのは
・何も見ないで、ノートだけを見てスラスラと授業ができる
(いわゆるメモ書きやカンペは使わない)
・流れるように授業ができており、行ったり来たりしない
正直、何も見ないでというのは、かなりその習熟度レベルが高い状態だと思いますので、最初はそのノート+αで見ながらでいいとは思いますが、慣れてくるともはや何も見ない状態になります。
これは、完全な定着の状態と言えます。
ただし、それが定着して記憶の引き出しの中に入っていても、正しいタイミングや適切に取り扱えるかが重要です。
それが「流れるような授業・講演」になれているかなのです。
よく
A→B→C→D
で話ができれば、理想なものを勢いが余って
A→B→D……、あ!BとDの間にCもありますからね!
となるパターン。
これは学習段階(自分に対する授業の時)では、ミスです。
※一般的な授業でも、ミスと取られるときはありますが、これは授業者のテクニック・スキルの場合もありますので一概に×とは言えません。
スラスラと言えるレベル。
私はよく「語れるレベル」と言いますが、
ここまで入っていて、クリアかなと感じます。
意識としては、
そのノートの内容に関しては、プロフェッショナル。
そして大勢の人に対してプレゼンテーションを行うためのリハーサルをやっている感覚ですね。
※今、中学生・高校生は本当にプレゼンの能力が高くなってきていると感じますので、この学習法はプレゼン力も併せて伸ばしていけるものだと確信しています!
え?ちょっとやりすぎじゃない?
やりすぎかもしれませんが、ここまでやっても人間って
”忘れる生き物”なんですよ。
※エビングハウスの忘却曲線を見ると、悲しくなります。
また頭の中で授業をやるパターンもありましたが、
私はなるべくものすごい小さな声に出して、やってました。
マスクをして、自分が声を出しているとばれないようにしながら(笑)、
図書館やカフェの端っこの席に座ったり。
友達に教える…もありですが、これは環境にもよるものなので、その人にあったやりかたを選んでください。
大事なのは「伝える」「教える」ということ。
その対象は自分でも、他の相手でも構いません。
これはラーニングピラミッドでも注目されています!
どうせなら、やると決めた学習、
え?ここまで?というところまでチャレンジしてみるのも面白いですよ。
最後に改めて、今回の内容のポイントをまとめておきます。
まず学習をするためのポイントは
です。
そして、今回のテーマである”わたしの勉強法”については
今回のテーマには、
少し参考になる言葉や資料、考え方を間に挟み込みました。
ぜひ気になるものがあれば、以下内容を検索してみてください。
ご自身の学びにつながるものもあるかと思いますよ
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ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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