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【甘え下手】甘えたかったけど我慢したことへの後悔。


今朝、電車に座っていたら
隣のお婆さんが立っている子ども
(小学生くらいの男子)に
「席、座る?」と声をかけていた。


座席を譲る提案を受けた男児は断っていた。

なんだか、
遠慮そうに断っているように見えた。


本来なら隣に座っているわたしの方が
声をかけるべきだけど…
お婆さんが子どもに対して
親切に声をかけている様子を見て
わたしはもやっ…としたんだ。


座席を譲る声をかけているなんて
とても良いことなのに
わたしの心は反応していた。




その男児に、
「過去の自分」を投影させていた。



小学生くらいの頃の
わたしの怒りが湧いてきた。


隣に座っていたお婆さんは
まるで自分の母親に見えた。



「馬鹿にしないでよ!!」

「〇〇くらい自分でできるから!」

「子ども扱いしないでよ!」


小学生の頃のわたしは
まだ小人で子どもという年齢だった。


どこへ行っても
小人として扱われていて
それはごく普通のことだ。


でも、大人になりかった。


小人扱いされたくなくて
大人になりたかった…。


高齢の親と行動してきたからか
自分が子どもでいることが
すごく嫌になった。


あまりにも年齢が離れていて
「子どもの私を理解してもらえない」

そう、感じていたんだと思う。



子どもなりに
わがままを言えなくて
「言っても無駄」だと感じていた。


わがまま言って
泣いたところで叶わない。

でも、泣いて叶えようとしていた。


泣いて喚いたら
叶えてくれるでしょ??

と、わたしは子どもの頃に思っていた。


だから、
何か欲しいときや
何かを食べたいときは
泣き喚いていた気がする。


親に素直に言えなくて
そうすることでしか
わかってもらえなかったから…。



そのうち、
年齢が上がるにつれて
そんな微かな希望もなくなってきて
親から何か優しくされると
イライラするようになった。



「ありがた迷惑なんだよ!」

「余計なことするなよ!」

「機嫌が良いときだけ、
優しくするんじゃねえよ!!」


そんな風に、
両親にたまに優しくされると
怒りが出てくるようになったんだ。


親がいつもは機嫌悪いことが多くて
怒られることが多いのに
たまに優しくされるのが
すごくムカついた。


母親にはもちろんだけど
わたしのことに関心を持ってくれない
父親にも怒りが溜まっていった。



たまに優しく声をかけられると
子ども扱いされたような気になって
すごくイラついた。


そんな怒りを溜め込む自分にも
イライラするし罪悪感を感じたから
親と過ごしたくなかった。


自分の感情を感じることが
嫌で怖くなっていった。


自分の負の感情を溜め込むようになった。



「あれだけ色々されてきたのに
今さら甘えられるわけないじゃん。」

「わたしに対してやってきたことを
水に流そうとするなよ!」

「急に優しくするなよ…!!」


たまに優しくされることで
その優しさに甘えてしまって
また傷ついてしまうことが怖かった。。。



傷つくくらいなら、
そんな優しさなんていらない!!



自ら優しくされることを
拒否してきたんだ。



「今さら甘えるなんてできない」

「甘えることが怖い」

「甘えたところで何があるの?」


「ただ、甘えたい」という願いが
段々と甘えることに対しての
意味を求めてしまった。


「甘える意味がわからない」
なら、甘えなくても良いじゃん。


「甘えたい」という本心に
いつの間にか意味を求めてしまって
自分の本心と思考が分離していた。


甘えることに対して
意味なんてなくていいよ。


今なら純粋にそう思えるよ。


好きな人やパートナーに
甘えられなかったのは
わたしの弱さが原因だった。



本当は甘えたかったのに
甘えるのが怖いから
甘えてくれる人を引き寄せていた。


相手が甘えてくれることで
自分は甘えなくて済むし
「わたしのこと好きでいてくれている」
という安心感をもらっていたんだよね…。


でも、本当は自分が一番甘えたかった。


「甘える」ことに許可を出せたから
他人が甘えることもゆるせる。


みんな、甘えたいんだよね。


ただ、それだけのことなのに
複雑に考えているのは
自分自身だ、ってこと。




わたしは親の愛情を受け取れずに
生きてきてしまったんだなぁ。



そんな自分を、今朝思い出したんだ。


本当は優しくされたかった。


本当はわたしのことを
気にかけて欲しかったのに
わたしは素直になれなくて
突っぱねてしまった。



ごめんなさい。


今まで突っぱねてしまって
心配をかけてごめんなさい。




生きていたら、
直接謝れたかもしれない。

本音を伝えられたかもしれない。


それができないことが悔しい。


その後悔は
どうしようもできないし
どうにかしたいわけではない。



このnoteは、
両親に対する手紙でも
あるのかもしれないね。


自分のために書いている内容は
本当は生きていたら両親に伝えたい内容で
自分と両親に対しての手紙✉️


届いているかわからないけど
自分自身には届いている😌


今朝のちょっとした出来事から
また少し甘えたいと思う自分を
ゆるすことができたと思う✨


素敵な出来事をありがとう♡



自分と向き合ってみたい人、
艶と直接話してみたいは
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