苦しみや後悔を学びに変える力を身につける。
わたしは冬が嫌いだ。
わたしは年末年始が嫌いだ。
この数年は、帰省先もなくなってしまい
なんだか虚しさや寂しさを感じるから・・・
「独りなんだ」と実感してしまう。
元々、親のことが嫌いだから
帰省するのも億劫だった。
親の介護に直面した時は
帰省は愚か、月に数回帰ることもあって
苦しくて辛かった。
帰りたくないのに、
無理やり自分の体を動かして帰省する。
親との関わり合いで
いろんなことを我慢して
耐えてきてしまった。
そんな、自分に対して虚しくなるのだ。
見たくない自分を感じるのは
いつも冬の時期。
周りは帰省や旅行で楽しんでいるけど
わたしは何も変わらない。
ひとり、取り残された気分になる。
普通に生きていれば
もっと、わたしも「冬」という季節を
楽しめたのかもしれない。
いつの間にか、
自分が何かを楽しむことを諦めてきた。
わたしは20代後半を
仕事と親の世話で費やして
自分の楽しみから目を背けていたんだなぁ
と、改めて思ったんだ。
自分自身の人生を楽しむことに
無関心を装っていたんだよね。
親の世話なんて、したくなかった。
そんな本音を飲み込みながら
無理やり進めてきた。
「〇〇しないといけない」
わたしは自分を自分で呪っていたんだと思う。
自分で自分のことを縛って
呪いをかけてきたから苦しい・・・
その苦しさに、また気づいた。
本心を隠して生きてきた。
本心に気づくと辛くなるから
本心と向き合うのを辞めた。
季節ごとやイベントも
「どうせわたしは楽しめない」
と、どこか諦めていた。
いつも不安に襲われていて、
何かを楽しんでいる最中だって
不安や恐怖に襲われる。
全然、今ここにいない。
意識が未来の恐怖ばかり感じていた。
それがわたしの癖で、
不安で不安を積み重ねて
本心に気づかないから
いつまで経っても不安の呪いが付き纏う。
「もうこんな不安になるくらいなら
望むことを諦めた方が良いんだ…」
と、いろんなことを諦めてきたんだ。
いつも不安がわたしを襲ってきた。
本当は20代前半の頃みたいに、
恋人や友人と一緒に楽しみたかったのに。
「何かを一緒に共有したり
一緒に楽しむことは無理なんだ・・・」
そんな風に、
自分の気持ちに蓋をして
閉じ込めていたのだと思う。
本心を隠して
「自分は辛いから無理だ」と、
自分に嘘つきながら生きていたから
苦しくて堪らなかった。
今になって、わかった。
自分の本心に嘘ついているから、
好きになる人はみんな仕事人間で
一緒に出かけることや
同じ時間を過ごすことに
興味ない人たちばかりだったんだよね。。。
「本当はどうしたいの？？」
と、気づかせてくれるために現れたのに
本心よりも相手に嫌われない選択をして
見て見ぬ振りしてきたのだ・・・
そりゃ、苦しいよね…
自分よりも相手を
優先しちゃっていたんだから。
「家族がこんな感じだから」
と家族コンプレックスが強くて、
「こんな私を受け入れてくれる人はいない」
と思い込んできてしまった。
そうやって、いつも諦めてきたんだよ。
いつも家族のせいにして、
自分と目の前にいる人と
向き合ってこなかった。
ずっと被害者として生きてきて
そんな自分を一番嫌いになってしまった。
自分のことが嫌いなのは
ずっと親のせいにして
自分の人生を諦めてきたからなんだ。
無意識に後悔を積み重ねてきた。
小さい後悔も大きい後悔も
積み重なっていて
罪悪感として自分を苦しめてきた。
もう、たくさんの苦しみを味わった。
過去は変えられないけど
過去をどう受け止めるかは自由。
自分の受け止め方を変えていけばいい。
全て自分の学びだった。
苦しみも大切なスパイスだと思う。
でも、わたしはもう甘いのが良い。
これからは自分に優しくしてあげて、
自分がしたいと思うことをさせてあげたい。
自分の望みに素直に、真っ直ぐ生きたい。
もう不安も手放して、
ただ今この瞬間を楽しんでいきたい。
今年の年末年始は
一人で過ごすことへの寂しさが
前よりもなくなった気がする😌
少しずつ不安癖から
抜けてきているんだなぁとしみじみ思う。
よくここまで辿り着いた。
幸せは今ここにあるよ。
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