運用中のkintoneアプリにおける追加改修の流れ~デモアプリ作成編~
こんにちは![エン・ジャパン]kintone推進担当です。
エン転職・engageの事業部でkintoneアプリの作成・推進をしています。
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わたしたちは事業部内の各部署から依頼を受けてkintoneアプリ作成を行なう
「kintone開発専任チーム」です。
今回は『運用中のkintoneアプリにおける追加改修時に開発するデモアプリ』についてご紹介します。
デモアプリを作成する理由
わたしたち組織は、各部署から依頼を受けてkintoneのアプリ開発を行ないます。追加改修も同様に、各部署から依頼を受け対応しています。
まず、依頼者から今の課題や改修したい内容をヒアリングし、要件定義を行います。その後、要件を反映した見本のアプリを作成します。
わたしたちの組織では、この見本のアプリを「デモアプリ」と呼んでいます。
デモアプリを作成する理由は、大きく2つ。
・依頼者と認識を合わせるため
実物をもとに話ができた方が、依頼者と認識相違が発生しにくくなります。依頼者としても実物を見ることで実務をイメージしやすくなります。
・細部の検証を行い、検討事項を洗い出すため
実物があれば机上の空論にならず、検証を行なうことができます。
追加改修による影響範囲や影響度を正しく理解しやすくなります。
運用中のアプリを改修することは、少なからずリスクが伴います。
関係者全員が同じ認識を持ち、早期に検討事項を洗い出せることで、認識相違による手戻り(再改修)のリスクを軽減することができます。
デモアプリ作成時の注意点
改修するアプリによって改修の難易度や細かな手順は異なりますが、どの改修案件であっても共通する「基本の注意点」をまとめています。
その一部をご紹介します!
①アプリ名に【デモ】の表記を付ける
運用中のアプリと見間違えないように、アプリ名の冒頭に【デモ】と記載しています。合わせて、アプリアイコンやデザインテーマも運用中のアプリとは異なるものに設定を変更します。
依頼者にもデモアプリを確認してもらうことがあるため、誰が見ても見間違えないように設定しています。
②追加改修を行なう箇所をメモする
デモアプリ作成時にどこを改修したのかメモに残します。
後で思い出しながらメモに残すと、小さな改修を忘れてしまうことも。
実際の改修時に漏れなくすべてを改修するため、デモアプリ作成時に改修箇所を控えています。
③関係者のみにアクセス権を付与する
運用中のアプリと同じ権限を付けてしまうと、改修予定を知らないユーザーが間違えてデモアプリを使用する恐れがあります。
ユーザーを不必要に混乱させないため、デモアプリを確認する関係者にのみアプリのアクセス権を設定しています。
まとめ
今回は、運用中のアプリを改修する際に作成しているデモアプリについてご紹介しました!
次回も「運用中アプリの追加改修」をテーマにお届けします!
お楽しみに!
▽運用中のkintoneアプリにおける追加改修の流れについてはこちらに。
要件定義やリリースチェックについては、別記事で既にご紹介をしています。ご興味がございましたらチェックをお願いします!
▽要件定義についてはこちらに。
▽リリースチェックについてはこちらに。
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