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M-SOLUTIONS社のSmart at AI、エン・ジャパンの活用方法をご紹介!

こんにちは![エン・ジャパン]kintone推進担当です。
エン転職・engageの事業部でkintoneアプリの作成・推進をしています。
▽自己紹介記事はこちら

わたしたちは事業部内の各部署から依頼を受けてkintoneアプリ作成を行なう
「kintone開発専任チーム」です。

2017年にkintoneを導入してから、開発したアプリは延べ7200以上。
kintoneフル活用です。
別の記事で書いたように、kintone連携サービスもフル活用しています。

▽該当記事はこちら

今回は『わたしたち組織が活用しているM-SOLUTIONS社のSmart at AI』についてご紹介します。


Smart at AI とは?

Smart at AI for kintone Powered by GPT(以下:Smart at AI)とは、kintone上でChatGPTなどの生成AIが利用できるプラグインです。

プラグインの設定画面上でプロンプトを設定するため、ユーザーがプロンプトを考え、入力する必要がありません。
ITに詳しくないユーザーにも、生成AIを利用してもらうことができます。

詳細は公式サイトをご確認ください。


導入背景

2017年に事業部内の制作部のみでkintoneを導入。
制作部でkintoneを定着させた後、営業部門へ展開しました。
今では営業部門でもkintone活用が進んでいます。

近年、世界的にAIテクノロジーが注目されています。
エン・ジャパンでは、生成AIを活用し業務をより効率的にできないかと考えました。

生成AIはとても便利な一方、特性を理解してAIの得意な分野で使う必要があります。
また、精度の高い回答を得るには明確で具体的なプロンプトを入力する必要がありますし、情報漏洩の観点で守るべきルールもあります。
ITリテラシーが高くないユーザーに、AIを簡単に正しく使ってもらうのは難しい…。

Smart at AIは裏側でプロンプトを設定できるので、ユーザーにプロンプトを入力してもらう必要がありません。
ユーザーのスキルに関係なく、意識せずに生成AIを活用してもらえます。
また、M-SOLUTIONS社の製品サイトに記載されているようにAPIを利用するため生成AIが学習することがありません。安心して利用することができるので、Smart at AIを導入しました。AIが得意な用途でkintoneアプリを作成し、活用しています。


わたしたち組織での運用時の工夫点

Smart at AIもkintoneアプリと同様、事業部内の各部署から依頼を受け、kintone開発専任チームが設定を行なっています。
設定するプロンプトは、依頼者が作成するときもあれば、わたしたち開発専任チームが作成することもあります。

目的や用途により異なる部分もありますが、ユーザーに使いやすいと感じてもらうために行なっている工夫を2つご紹介します。

①ユーザーに行なってほしい手順を明記する
生成AIに苦手意識があるユーザーでも悩まず使えるように、手順を記載しています。
たったこれだけで回答を得られるよ、簡単だよ!を伝えるためです。

どういった手順で入力をするか、どういった内容を入力したらよいかがわかるようにラベルフィールドを使っています。


②「作成者が自分」のレコード一覧を作成する
顧客管理アプリなどと違い、他ユーザーが作成・登録したレコードを見たいニーズはあまりありません。
過去に自分が生成した内容を確認する場面はあるので、「作成者が自分」のレコード一覧を作成しています。

一覧の絞込条件で、「ユーザー選択=ログインユーザー」と設定しています。


事例のご紹介!

実際に活用されているアプリをご紹介します。

伝えたいことを箇条書きで入力すると、敬語に変換し文章を作成してくれる敬語変換アプリです。
正しい敬語に自信がないときや、文章作成したいときにとっても便利。

▽実際のkintoneアプリ

ユーザーが入力する部分がどこまでかをわかりやすく記載しています。

回答はあくまで補助的な位置付け。適宜、ユーザー側で手直しをします。

▽実際のプラグイン設定画面

プロンプトを設定する部分では、フィールドの値を挿入することができます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

生成AIの活用にご興味がある方や、ユーザーがうまくプロンプト作成できないといったお悩みがある方はぜひチェックしてください!


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エン・ジャパン[DXリスキリング]はいままで事業会社である自社でkintoneを作り続けてきたノウハウを活用する伴走型「育成」コンサルティングです。
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