【エッセイ】ポケットモンスター赤緑のプレイしたあの頃
ポケモン赤緑の思い出。
遡ること1995年夏
私は友人を家に招いていた。その友人が手にしているのはポケットモンスター赤だった。スーパーゲームボーイでテレビに出力し、ダンジョン:シルフカンパニーを攻略中の画面をみんなで見ていた。
カードキーを探しているようだが、見つけられない様子。
そんな私は怪しいところを1カ所発見している。
ワープポイントとロケット団に挟まれている謎の隙間を。
この先にカードキーはありますw
その時はポケモンのことが良く分かっていなかったので、口を挟まなかった。
それが初めてのポケットモンスターとの出会いである。
翌日、友人はカードキーを手に入れたらしいが、私もカードキーを探したくなった。謎の隙間にカードキーはあるのか。別の何かがあるのか。答え合わせをしたかった。
もうポケモンはすでに草の根的に人気が広がっていた。
赤が欲しかったが、緑しか売っていなかったので緑にした。
パッケージのポケモンフシギバナ。に進化するフシギダネを選択し、ポケモンを初めてプレイする。
それからすぐに、別の友人が「フシギダネ育ててあげるよ」と交換を促してくれる。
この時はフシギダネが珍しいポケモンと知らず、「なんてありがたいんだ」とすでに進化しているレベル17のフシギソウを渡し、ドードーを受け取る。
今思うと、私はなんてお人好しなのか!騙されやすいがお人好しです🌟
このドードーがレベルが26くらいあり
即戦力だった。
大活躍だった。
言うことは聞かないし、そっぽ向いたり、眠ったりするけれど、バッタバッタとジムリーダーを倒し、四天王を倒し、あれよあれよと殿堂入り。
ドードーもドードリオに進化し、レベルもMaxの100になる。
最初はなんて強いポケモンをくれたものだと感動したが、サファリパークで見てびっくり、「いるじゃん!」と。
さて、肝心のフシギソウだが、殿堂入りもすれば、珍しいポケモンだとすぐ気づくので、「育てる約束だったフシギソウを返してくれ」と直談判。
返してもらったフシギソウはレベル17のままだった。何にも育っていないじゃない。
そう騙されたのだ。
殿堂入りも果たしている高レベルメンバーにフシギソウはあまりに弱かった。友達のせいで災難に巻き込まれる不遇のポケモンである。
まぁ、もらったレベル100のドードリオは返さなかったけどね(笑)
ドンッ!
ゲームに思いを馳せると長くなる#33