ファンタジー脳のわたしが恋愛小説を書く? シフトチェンジの理由
ドラクエ大好き!
FF大好き!
ファンタジー大好き!!!!
わたしは昔から、そんな子どもでした。
「りぼん」より「ジャンプ」
「マーガレット」より「ガンガン」
胸キュンものの少女漫画よりも、血沸き肉躍る少年漫画が大好物だったのです。
大人になってもその傾向は変わっていないのに、いまわたしは主に恋愛小説を書いています。(以下、掲載サイトの一部↓)
苦手だったはずの恋愛もの。
それなのに結構な長編を書いてしまいました。
一体なぜなのか。
そのきっかけとなったのが、現在上巻が発売中の【ナナシの神様】です。(kindle読み放題対象ですよー!)
この物語は一応ファンタジーなのですが、上巻の最終章は主人公の恋バナです。
物語を描くうえで必要なエピソードだったので、苦手なりに一生懸命書いたのですが……
あれ、意外と書くのが楽しいぞ?
と、なりました。
もともとわたしは、人間の心の部分を描いた物語が好きです。
ファンタジー作品においても、キャラクターの成長が見られるシーンに心が惹かれます。アツくなります。
そのような根っこがあるからでしょうか。
大人になるにつれて、ジャンルに限らず人間ドラマ的な物語が好きになってきたのです。
子どものころから書いていた小説も、最初はバリバリの異世界ファンタジーからはじまり、徐々に現実世界の人間ドラマ的なものへと変化していきました。
そして【ナナシの神様】でも心のつながりや成長を書いていたのですが、そのなかで「恋愛って、かなり濃密な心のつながりだよな」と感じたのです。
そこで一念発起。
よし、ガッツリ恋愛ものを書いてみよう!!
という流れで完成したのが、ご紹介した小説【ホウセンカ】です。
あらすじは、こんな感じ。
というわけで初の恋愛小説にチャレンジしたところ、複数のサイトで特集ピックアップしていただくという幸運に恵まれました。
恋愛小説のお作法なんて、まったく分かっていないわたしの作品が!?
とは思いましたが、おかげさまで多くの方が読んでくださいまして、とても嬉しいです。
ただ、わたしが重点を置いたのはどうやって恋が実るのかではありません。
恋愛を通じて、いかに成長していくのかです。
そのため、いわゆる「じれキュン」とか、もどかしい!ハラハラドキドキ!どうなるの!?みたいなドラマ性はありません。
王道からは外れていると思うので、爆発的な人気など絶対にありえない。
それでも、書きたかったことをかなり詰め込めたので、自分としてはとても満足しています。(もちろん拙いのは承知です)
そして【ホウセンカ】を完結まで書ききったことで、やっぱりわたしはこういう作風が書きたいのだなと気がつきました。
惚れた腫れたとか、すれ違いとか、ライバル出現とか、偽装恋人、偽装結婚、不倫復讐etc.…そのようなものではなく。
自分、そして周りの人を大切にしたいなと思えるような、心にやさしい物語
これがわたしの描きたい物語なんだ!!
と思い定めることができたのです。
わたしにとって、それを表現するのにピッタリなジャンルが「恋愛小説」だったわけですね。
そんな感じで、めちゃくちゃファンタジー脳だった(いまでもそうですが)わたしが、いまでは恋愛小説を執筆するようになりました。
下記に掲載先などをまとめているので、お好きなサイトで読んでいただけたら嬉しいです!
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