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卒・保育園&入・幼稚園の振り返り

この春、娘が保育園を卒園し、幼稚園に入りました。
備忘録として、起こったことや考えたことをまとめてみました。

我が家について


東京郊外在住。夫婦共フルタイムワーカー。夫は徒歩圏内の病院勤務。私はフルリモート(現状ほぼ自宅)で外資系勤務。娘1人。今後もずっと一人っ子の予定。頼る実家は近くにない。

2年半お世話になった保育園


0歳から満3歳まで預かっていただける病院所属の小規模保育園。家から歩いてすぐという立地と、病院勤務者専用のため、定員割れしていて、保活をしなくても良いという理由で決めた。
0歳9ヶ月から3歳2ヶ月まで、2年半お世話になった。平日朝8:20頃-夕17:20頃まで。
40〜60代のベテラン先生が8名ほど、対して園児は30名弱。手厚くサポートいただいた。まだ歩けず、少しの離乳食とミルクを飲んでいた赤ちゃんが、おしゃべりで面白い女子に。2名の栄養士さんが作ってくださったお昼ご飯と手作りおやつは、一度も残すことなく、ほぼ毎日おかわり。すくすくと大きくなった。

連絡帳に書かれた先生のコメントが毎日楽しみで、娘を取り囲んだ交換日記のようだった。毎月いただくお便りの園長先生のコメントも大好きだったな。

特にこの記事の引用と園長先生のコメントはずっと忘れない。

入園した幼稚園


まさか自分が幼稚園を選ぶとは思わなかった。夫婦フルタイムなら当然保育園だろうと。
しかしこの幼稚園は少し変わっていて、月〜土曜の朝7時〜夜18時まで開園している。行きも帰りもバスが家のすぐそばまで来るので、便利だなと思って決めた。バスのGPSを確認し、スマホとイヤホンで会議しながらお迎えに行ける。(こう考えると、保育園も幼稚園も自分にとっての便利さで決めているような。)
親が参加する行事は土曜日だけだし、働く両親の邪魔をしない、支えるぞ、という意気込みを感じる。
ちなみにモンテッソーリが教育のベースになっている。

そうそう、そういえば、お世話になった保育園が認可外だったので、点数が稼げず、年少から新しい認可保育園に入れるのは倍率が高すぎて、早々に諦めたというのもある。年収や労働時間や預ける理由などを全く問われない幼稚園は、なんとなく自分の性に合っている。

娘について


少し臆病だけど、環境に慣れると、本人は意図せず周りを笑わせられる会話力の持ち主。言葉の吸収がはやく、おままごと中に「ご注文の商品が到着いたしました」(スシローの影響)、「これ賞味期限切れてるから」(私の影響)、「イチゴは今が旬だからね」(夫の影響)などと突然ペラペラと言ったりする。
朝の別れ際は、脱走や大泣きがデフォルト。不慣れな環境や新しいことを勧められるのが嫌みたい。多分私譲りの?私を超える?マイペース。
LEGOやシール貼り、粘土やハサミなど、手先を使うことは得意で、1時間くらい集中してやっていることもある。(そんなわけでモンテッソーリは性格に向いているかもなと思っている)

環境変化で起こったこと


保育園卒園5日前の週末に、38度を超える熱を出した。冷えや中耳炎を疑ったけど、それらではなく、原因は分からなかった。
0歳からずっと見てくれている保育士さんが、「子どもはストレスで熱出ることもあるよ」と言っていて、今振り返っても、きっとそれだろうなと思っている。

「保育園に行けるのもあと○日だね〜」「4月からは幼稚園だ!」と私がよく言っていたし、私自身も初めての幼稚園ルールをキャッチアップするのに必死で、家の中は穏やかでなかったと思う。アプリで毎日のように色んなPDFが届いて、転職する時みたいに目まぐるしかった。そんな私の様子を見て、娘も疲れてしまったのかもしれない。

夫が医療従事者なので、家族全員でコロナの検査を受けて、皆陰性だったが、娘は解熱から24時間、夫は家族の解熱から48時間の外出禁止で、3日間を3人揃って家で過ごした。

その間、娘は何度も、見たことないような泣き方をした。朝食でパパが先にヨーグルトを食べたとか、ママが先に着替えたとか、些細なことのように思えるが、彼女にとっては、ずっと親のペースについていくのに必死で、ようやく言えた意見だったのかもしれない。

脳に響き渡るような叫び声で、反り返ったり、のたうち回ったりして、自分1人だったら手に負えなかったかもしれない。夫と2人で、たくさん抱っこして、気持ちが落ち着くまでずっとゆっくり、そうしていられた。

木曜日、保育園最終日、元気に登園できた。
先生に大きなチューリップの花束を渡して、たくさんありがとうをして扉を出た。
夫と私はウルウルだったけど、娘はニコニコ明るく元気だったな。

そして、
4/1(金)から4/8(金)、イレギュラーの一週間はまだ続く。
幼稚園の1日保育(我が家は9:00-17:30の月極契約)は、4/11から始まる。
それまでもありがたいことに朝7時〜夜18時まで開園しているが、娘の性格からして、段階を踏もうと思った。

第1ステップ: ファミサポさんに慣れる
第2ステップ:車で通園して2時間一緒に過ごし、途中で私だけ帰る、帰りはバスに乗る
第3ステップ:車で通園して、すぐに私は帰る、帰りはバスに乗る
第4ステップ:行きも帰りもバスに乗る。早めに帰ってきて私が在宅ワークをしている近くで、ファミサポさんと遊ぶ
第5ステップ:行きも帰りもバスに乗る。朝から夕方まで幼稚園で過ごす

通園手段と滞在時間を徐々にレベルアップさせた。いま第5ステップだが、朝の大泣きは相変わらず。でも夕方バスに乗って帰ってくる時は、いつも満面の笑顔で「幼稚園たのしかった!」というので、幼稚園が嫌なわけではなく、別れ際が寂しいんだと思う。
こんなふうに「ママー!😭寂しいー!」って言ってくれるのも、あと数ヶ月、いやもしかしたら、数日だけかもしれないから、思いっきり笑顔でハグしよう。

それにしても、在宅ワークしながら、3歳の子どもと過ごすのは、想像以上に双方ストレスが溜まる。
私は「邪魔される」という感情になりやすいし、娘は「無視された」「寂しい」という体験になりやすい。
ファミサポさんに家に来てもらって良かったのは、娘も私も上記のようなストレスを抱えなくて済むのはもちろんだけど、それ以上に、娘のマイペースにとことん付き合ってくれたことだと思う。

一人っ子で、ちゃかちゃか動きまわる父と母を持ち、ずっと目まぐるしかった日々の中に、ポッと現れた近所のおばあちゃんが、自分のペースにずっと寄り添ってくれた。心底リラックスして懐いている様子だった。

幼稚園は、集団生活で、社会的だと思う。
通い始めてまだ1週間なのに、靴をきちんと並べて、靴下をセットにして丸めている。
生活の基本を、規律正しくルールに則ることで、クリエイティブなところに頭を使う余白ができると思うので、幼稚園の方針には賛同と感謝しかない。

合わせて、時には気を抜けるように、これからもしばらくは定期的に、ファミサポさんにお世話になって、思いっきりマイペースでクリエイティブな時間も作ろうと思う。

もっと頼ればよかったこと


お料理作り置きのサポートを頼むべきだった。
日中は隙あれば仕事をして、朝も5時前から仕事していたので、料理をする時間が全然なく、夫と私はカップラーメンとかインスタントばかりで、食材が残り、夫が代休の日にまとめて調理してくれて、ありがたかったが、夫の仕事も詰みまくり。

ちなみに産後に1番大切な存在だったのが、ドゥーラさんによる栄養たっぷりのおかずだった。


環境変化を元気に乗り越えるためにも、ご飯は大切。今度こういう機会が訪れたら、迷わずヘルプをお願いしよう。

我が家の新生活はまだ始まったばかり。
たくさん食べて、たくさん寝て、たくさん笑って、元気に乗り越えよう。

追伸
朝のバス登園4回目で泣かずに行けた。










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