見出し画像

我慢のしすぎは厳禁

これはまだ私が動作法に出会う前の失敗談です。
ある施設でカウンセラーとして働いていたのですが
“ちょっとした”人間関係がかなりストレスになっていました。
そうすると元々じん麻疹体質があったので、
仕事から帰って着替えると同時に
じん麻疹が出て1時間ほどかゆい思いをする
ということが続きました.

私の思考は
“かゆいだけ”なので1時間我慢すれば大丈夫。
前もストレスがなくなったら出なくなったから
今回もそうなるはず。

今から思えば、大変浅はかな考えです。
このじん麻疹は食物アレルギーとかではなく、
自分の心理的なストレスから来ているのだから、
この問題さえ解決すれば、
じん麻疹も収まると信じていました。
そして、実際、その問題がなくなり、
やっとこれでじん麻疹からも解放される
と思ったのですが、
一向に収まりませんでした(泣)

それでもいつか収まるだろうと
数ヶ月の間我慢していたのですが、
頭皮にまでじん麻疹が出て
かきむしって髪の毛が抜けたのを見て
やっと、これはマズイと気づき
皮膚科に慌てていきました。
ドクターにことの経緯を説明すると、
じん麻疹は長く放置するとくせになる。
薬を飲むとすぐに出なくなるけど、
薬を止めるとまた出てくるので
完全に出なくなるまで薬をしっかり飲んで
少しづつ減薬しないといけないと言われました。

確かに、薬を飲むとピタッと出なくなりました!!

そこから完全に出ないのを確認してから
1日2回から1回に、2日に1回、1週間に1回と
徐々におそるおそる
薬を飲まなくても大丈夫なことを確認しつつ、
薬を減らして完全に回復するまでに
3ヶ月はかかりました。

この体験から私が学んだ事は、
たとえ心理的なストレスが原因でも
からだのバランスを崩した状態が長く続くと
心理的なストレスがなくなったとしても、
からだのほうは簡単には元には戻らない。
だから、バランスを崩したときには、
できるだけ早く元に戻すような
手当てが必要である。

やっぱり我慢しすぎは厳禁!

と書いているうちに
そういえばこれで学んだはずなのに
また、同じようなことをやってしまっていたことを
思い出しました。
これはまた別の機会に。

なぜじんましんを放置して我慢し続けたのかはこの記事にあります。