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【ドイツ暮らし】マイナス15度の過ごし方
この冬は、何十年ぶりとかのドカ雪を記録した私が住むドイツの街。
交通機関はストップ。道路も渋滞。路面凍結・・・
と、雪が溶けるまで大変であった。
雪に慣れていない国や街出身の人からしたら、大雪は珍しくて、もしかしたらワクワクするのかもしれない。
関東地方出身の私はというと、天気予報の雪マークを見た瞬間から、テンションがガタ落ちになる。
全然ワクワクなんかしない。
ただ、今回のドカ雪&極寒を体験して、こんな時はどんなふうに生き抜くのかを学んだ。
ということで、今日はそんな話を少し。
結論から先に言ってしまおう。
マイナス15度を超えたら、どう過ごすか、というと、
まず、可能な限り家から出ないのが一番である。
セントラルヒーターで、いつも一定の温度に保たれた快適な家の中でぬくぬくしているのが一番。
そして、雪が降っているなら、仕事もできるだけ在宅勤務にして、悪天候と関わらないようにすることである。
大変シンプルであるが、今回、改めてそれが大切だと実感した。
今回のマイナス15度超えを体験する前は、いかに暖かい服を着て、体を冷やさないように外出するか、がポイントだと思っていた。
そんなシンプル思考な私は、暖かく過ごすためのアウターには結構課金してきた。
高い服=暖かいという小学生でも思いつくような考えなのである。
ドイツでは、モンクレールとかカナダグースとか、日本でも有名どころのアウターを着ている人が少なくない。
だから、私もその一員になろうと、結構な大金を叩いてきた。
結果は、マイナス5度くらいまでは上質なアウターでどうにかなる。
多分、日本が誇るユニクロさんのライトなダウンでは耐え難いかもしれないが、上述のような高価なアウターではまだ対抗できる。
でも、マイナス15度になったら、どんな高価なアウターでも私は無理であった。
どうやっても寒い。何を着ても寒い。
屋外にいる時間が長ければ長いほど、なんか不調になるのである。
これでは、課金して高価なアウターを購入した意味がないではないか。
ということで、ほぼ諦めの意味を込めて、「家から極力出ない」という結論に至った。
こんなことを記事にしてしまうと、これから冬のドイツに旅行したいと考える方々へ脅しになってしまうかもしれないが、
言っておきたいのは「私の場合」は、ということ。
私が寒くて家から出れないと騒いでいる雪の日に、夫はショート丈のダウンジャケットを半袖Tシャツの上に羽織り、帽子も被らず、犬の散歩に出掛けていた。
彼は彼で、超人みたいな体の持ち主なのかもしれないが、要は人それぞれ、ということである。
ただ、今回、どんなに寒くても東京の雪の日よりはマシかも、と思ったのは、
上述の通り、ドイツはセントラルヒーターなので、家の中は基本的に20度くらいが保たれているということ。
屋外がマイナス何度であろうと、室内は20度なのである。
だから、家の中も外も寒くて、家の中で着込むこともないし、体が冷え切ることもない。
そう考えると、冬の過ごし方は、ドイツの方がマシ?と思ったりした、冬嫌いの私であった。
今日はこの辺で。Ciao