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スマホ脳(読書記録)

SNSを見て、気分が落ち込んだ経験は私にもある。今はもう大人なので10代の子達のようにそれが原因で自分を責めたり卑下したりする事はない。(意識してそうしないようにできるだけ)それでも、一時的に気分が落ち込んだり、その気持ちを主人に話したりすることがある。一時的とは言え、大いにsnsの悪影響を受けている。
SNsか影響して10代の子達の鬱症状が増えているという現状もすんなりと理解できる。

妊娠になった時、マタニティマークをもらった。公共交通機関を利用する際にそのマークを見た人が自分を妊婦だと気づき、席を譲ってもらえたりするのだが。
そもそも気づかない。それは私のお腹がまだ小さいからではなく、妊娠後期に入ってからでも誰も気づかなかったという経験を何度もしてる。なぜ気づかないかと言うと、みんなスマホばかり見てるからだ。スマホばかり見て周りが全く見えていない。見ようとしていないようにすら感じる。
どれだけ夢中になっているのかと、、すこし悲しい気持ちにもなる。

SNSと言い、スマホと言い、人間の脳を刺激し続け人間の『気になる』を刺激し続ける。
そう進化してきたSNSとスマホは本当にすごい。テクノロジーの進化はすごいスピード感だな。
しかしその進化についていけていない人間。
スマホの画面ばかり見ることで人間関係が希薄になり、さらに常に『気になる』という不安や自分より優れている人や物との無意味な競争に明け暮れ心が疲れている状態が続くことで起こる鬱状態。
これが本来の人間の在り方なのだろうか。
もっと健康的で人間同士の関わりを大事にして生きていく人生にしたいと思った。

この本を読んで、改めてスマホおよびSNSとの関わり方を見直すきっかけになった。
そしてまず、SNSのスクリーンタイムを設定した。

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