モノ消費、コト消費、からの?
おはようございます。
noteを書かないとソワソワ落ち着かず気持ち悪くなってくるあたり、結構はまってると思う今日この頃です。何かに繋がるとか繋がらないとかじゃなくて、私が私の頭の中を整理する大事な時間になっています。
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今日は、これからの仕事づくりを考えます。
仕事づくりを考えるときに着目するのは、私たちはいったい何にお金を使うのかということ。現代の消費行動は、モノ消費からコト消費になったと言われていました。
「モノ消費からコト消費」とは、物質的な豊かさを得るためにお金を使っていたモノ消費時代から、物を所有することが叶い物がありふれるようになり、精神的な豊かさを求めて体験をすることに価値を感じるコト消費の時代になったと。例えば観光業では、この場所にしかない体験に価値を見出されるようになったということで、田舎体験プランだとか盛んに作られました。
確かに、自分自身の消費行動を振り返ってもその通り。でも、コロナ禍を経て、なんか肌感覚が違ってきたような…。そう思って次の消費行動を検索してみたら、ちゃんともうコロナ前から次の流れは来ていたんですね~!「トキ消費」「イミ消費」だそうです。
「トキ消費」は、“今だけ”の盛り上がりに貢献するということのよう。もはや「コト消費」である体験の情報はSNSなどで氾濫し疑似体験ができるので価値を感じなくなってしまったと(観光業が盛んな山暮らし民としては、薄々気づいていましたが痛い現実😨)。今この瞬間を逃せない「非再現性」や、参加者が主体的に参加する「参加性」、参加の行動による成果がわかりやすい「貢献性」が、トキ消費の特徴とのこと。
年1回の参加型イベントや、クラウドファンディングで応援するといった行動は、自分が主体的だからこそのワクワク感。そのためにお金を使いたいという傾向。言葉にされて気づきましたが、確かに腑に落ちます。
それ以上に私は着目したいのは「イミ消費」。「イミ消費」は、商品・サービスの選択を通じて社会に貢献しようとすることだそう。「環境保全」「地域貢献」「健康維持」だとか、直接的なだけでなく間接的に“自分や他者・社会の将来に良いことをしている感”に意義を感じてお金を使いたくなるみたいです。
世界的にSDGSの流れがあるし、自分自身も有機野菜や食品の原材料、衣類の素材など、昔とは違う観点で物を購入するし、寄付付きの商品などは一目置きます。年齢かなと思っていましたが、知らず知らず、世の中の流れに沿って思考が変わり消費行動も変わっていたという事実。
「トキ消費」と「イミ消費」は、違うと言えば違うけど、とても似た印象。今、消費者は貢献を感じたいんですね。世の中捨てたもんじゃない、優しい傾向なんだなぁとビックリするくらい。「モノ消費」「コト消費」の違いのように誰でもわかりやすい違いで説明しやすいわけではないけれど、「トキ消費」「イミ消費」は確実に私たちの消費傾向だなぁと思います。
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実は。「トキ消費」「イミ消費」を検索する前に、ぼんやり思いついていた消費傾向は、「ソダテ消費」。ゴロが悪い時点で却下ですね(笑)現代は、育てることに価値を見出して消費しているのではないかなと思ったのです。クラウドファンディングなどプロジェクトのメイキングを公開し応援する感じとか、子どもや園芸・農業やペットやゲーム等、世の中の閉そく感を打破すべく、成長感を感じたいのではないかと。何かを育て応援することで充足感を得たいのではないかと思ったのです。
私のこの案さえもまた、「トキ消費」「イミ消費」と何か通ずるものを感じますね。
これからの仕事づくりのヒントに、意識してアンテナを張っていこうと思います。
今日も、自分を信じて
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