それでもやりますか?
今週から家を出て、短い間だが、やりたい事をやってみる。
ずっと心に描いていた、島暮らし。
どんな場所なのか、旅行で訪れたきり。未知の世界である。その島は小豆島。
何故私が小豆島に魅力を感じたのかというと、島にいる間の流れる時間、海や山の自然。
派手な場所では無いが、私が好きな空間が拡がる。
そして、それから色々と調べはじめて今に至る。
移住者への相談窓口や対応も良く、素敵なカフェ見つけた。住む場所、仕事を先に決めようともしたが、とりあえず短期の住み込みの仕事を見つけチャレンジする事に決めた。
決めてからも、それ、本当にやりたいの?といわんばかりのお試しが沢山やってきた。
先ず仕事が一度決まったが先方からの延期の連絡。それでも諦めたく無い私は会社を別なところに移しまた申し込む。
期間がずれた事によってイベントが被り、茨城に一度帰らなければならない、交通費も余計にかかる。
大丈夫か?
予算はギリギリだが頼る事が出来る人には甘えるという選択肢がある。それを伝えるにも今迄してこなかった事を頼んでみた。
ここに来るまでが全てが私のチャレンジで、わたしという枠を壊す練習だ。
不安や恐怖
何度も試されるような出来事を今回だけでもいくつもクリアして、私のチャレンジは現実になる。
いつもと違う環境。便利さに慣れてしまった暮らしは島に来て限りなくシンプルで、そして自然と感謝が湧いてくる。
屋根があるお家、水が出る暮らし、こうして生きていける日本に生まれた幸せ。
沢山の人と出会い、様々な経験をし今こうしてここにいる。
頑なに握りしめて苦しんできた事が、少しずつ解かれ始める。
生きることは苦しみの中で光を見ていく事。 無くそうとしても生まれてくる生きている間の苦しみは幸せと背中合わせ。どちらかだけでは成り立たない。
山の中雨の中淡々と歩きで霊場巡りをして、大自然の中で感じる事は、シンプルでとてもクリアで嘘が無い。
1人時間を自分としっかり向き合う事に集中しながら、この時を大切に生きていく。