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睡眠に必要なセロトニンとメラトニン

私達が睡眠に必要なのは、睡眠ホルモンと言われるメラトニンです。

このメラトニンは、脳内にある物質のセロトニンを原料にして作られます。

不眠とか、睡眠が十分にとれないという方は、このメラトニンの合成が上手くいっていないことが多いです。

そもそもの原料になるセロトニンも分泌量が少なくなっていたりします。

私は精神科の訪問看護をしていて、心の病をもたれている方は、ほぼほぼ不眠症です。

日中外出せず、部屋のカーテンさえも開けない、運動はしない、カップラーメンや炭水化物多めの食事等で済ませる方が多いです。

タンパク質や野菜の摂取量はかなり少なくなっています。

セロトニンの材料にはタンパク質の中のトリプトファンが必要です。

起床時の行動が快眠につながる?メラトニン分泌異常による病気にも注意!

『メラトニンができるにはこんな感じ』

トリプトファン
 ↓(脳に吸収される為にはブドウ糖がいる)
 ↓ ★鉄・ビタミンB6が必要
セロトニン
 ↓ 
★マグネシウムが必要
メラトニン

これを見ると、まずトリプトファンを脳に取り込むのにブドウ糖(炭水化物)がいる。つまりご飯ですね。

トリプトファンとビタミンB6,を多く含む食品は ↓

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そして鉄分も必要となります。
鉄分を多く含む食品は ↓

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そしてセロトニンからメラトニンに変わる時に必要なのがマグネシウムです。マグネシウムを多く含む食品は ↓

53951586-マグネシウムを含む食品

鉄もマグネシウムも不足していたら眠れません。

鉄欠乏性貧血の方が睡眠の質が悪いと言われるのも理解できますね。

また、その影響でADHDの子供達は睡眠不足に悩んでいるとの報告もあります。

マグネシウムについては海外の研究でも、メラトニンの量を調整し、体内の睡眠と覚醒のサイクル(体内時計)を誘導するという結果も発表されています。

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私達の健康の基本は睡眠です。

そして睡眠は貯めることができないので、毎日とる必要があります。

栄養も同じで、毎日ちゃんと摂取し続けることが大事ですね。

コロナの影響で冬季うつ病と言われるものが増える傾向にあります。

今のうちに心身共に健康になれる知識や習慣をみにつけておいて、この冬を元気に乗り切りましょう!!

皆様が健やかに過ごせますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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