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「怖い!」って気づいたら大チャンス。コンフォートゾーンが広がる時です。

怖いものありますか?
私は集合体が怖いです(カエルの卵的な)

おばけ
事故や災害
誰もいない場所
初めての経験
大きな買物
何かを手放すこと
見知らぬ何か
怒ってる人
暗い・狭い・高い場所

一般的なものだとこんな感じでしょうか。
特定のものに恐れを感じる限局性恐怖症(動物とか虫とかモノとか)は誰もが一つは持ってそうですね。一方で「いや怖くねーし」と強がって怖さにフタをし感じないようにしている方も多そうです。


さてこの「怖い!」を深追いしてみると


精神が揺らぐこと
生命が脅かされること
孤独を感じること
自分ひとりで立つこと
お金や物を失うこと
何も持っていないこと
未知のものを受け入れること
人に支配されること
守られていないこと

例えばこんな背景が見えてくることがあります。
(カエルの卵の背景はなんだ?)


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「怖い!」と感じるのは、その対象を自分の存在を脅かすものと判断して「心身を守るぞ!」という目的で湧いてくれる大切な感情です。
人は未知の状態に恐怖を感じるので、元あった状態に戻ろうとする「ホメオスタシス(恒常性)」が働きます。安全な状態を維持してくれる画期的な心身(さらにはエネルギー)のシステムなのです。
けど私たちは進化したい。このホメオスタシスを超えて変容していきたい。


この「怖い!」が現れた時、まずは気づいてあげることが大切で。
ここで「怖くねーし」と強がっていると、何度でも何度でも同じような出来事で「おい気づけ!」とサイン(身体の緊張や心の揺らぎや怖い現実)が出てくるのです。
だからまずは「これが怖かったのね」と認めてあげましょう。過去の経験か、何かからの刷り込みか、前世からかは分かりませんが、自分に「その対象=恐怖の概念」があることを許してあげましょう。


でね


こうして怖れの根本に気づくだけでも手放しに繋がるのですが、さらに踏み込んで、この怖れを怖れのまま終わらせない。
人は望む感情を体験実感することで、次にまたその感情を引き寄せることができるのです。
なので、この「怖い!」と感じた後に「ああ大丈夫で安心した」「こうしたら安全だ」「乗り越えられてホッとした」「終われば気持ちがいい」「手放してスッキリした」などなど、自分が望むポジティブな感情までシフトさせて味わい切ることが大切です。


そんな簡単にできたら苦労しないわ!ですね。


些細なことからでいいのです。
行けなかったとこ行けたとか、買えなかったもの買えたとか、できなかった動きができたとか、言えなかったこと言えたとか。
工夫したり確認したりチャレンジしたり思考を転換したり。「自分の力でポジティブに変換できた」という成功体験が、無意識の中で自信やコンフォートゾーンの拡大に繋がっていきます。
やがて大きな恐怖を克服し望む感情や状況を得るための1歩目になるのです。

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「四苦八苦」
現実において苦しみは8つに分類できるとお釈迦様は言ってます。

生きる
老いる
死ぬ
病気

に加えて

愛する人と別れる
怨み憎む人と会う
欲しいものが得られない
これら全てに対して執着する

お釈迦様いわく
怖れぜーんぶ、辿っていくとこれらに行き着くの。
だからまずはこの「苦だったんだなあー」に気付こうね。
そこが苦痛を取り除く生き方のスタートだよ。
レッツ内観!(とは言ってない)


まずは気づくことから、「苦」を「喜び」に変えていくことができるんですね。
今日も丁寧に、自分と向き合いましょう。


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