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GMOサインのセミナー分科会はこんな仕事をしています

今回は、GMOサインの数々のセミナーを企画・運営し、進化を続けている、セミナーチームの取材をしたいと思います。セミナーの運営は大変骨が折れる仕事だと思いますが、チームワーク良く運営している様子が伝わってきます。
チームビルディングの秘訣や、仕事への向き合い方など、ヒアリングしたいと思います。

セミナー分科会のメンバー

Q)まずはじめに教えてください。チームに「分科会」という名称ついていますが、マーケティング部門では他にはどんな分科会がありますか?

(吉田)マーケティング部門のなかで各チームを分科会と呼んでいて、セミナー分科会以外にも、イベント分科会、広告分科会、SEO分科会、メール分科会…など、かなり細分化されています。

Q)そのなかで、セミナー分科会では、誰がどのような仕事を担っていますか?

(福崎)セミナーの企画と数値まわりの確認、そして運用まで一気通貫で担っています。
2022年は毎月平均9件近く開催しています。運用は、私と二神さんがメインでまわしていますが、業務チームの協力もあります。数値まわりや企画では、吉田さん、古明地さんと一緒に進めていますし、そのほか営業チームからの依頼もあるので、もう少し関わる人数は多いです。

Q)どのようなセミナーを開催しているのでしょうか? どういう視点で、企画をしていますか?

(福崎)大きくわけると、GMOサインをまだご存知ない、導入していない新規のお客さま向けのセミナーと、GMOサインをすでにご利用いただいているお客さま向けのセミナーがあります。

新規のお客さま向けのセミナーは、GMOサインを知っていただくのが目的ですので、そこをメインに企画を考えています。Webサイトや営業資料だけでは知ることができない、セミナーならではの生きた情報や、セミナーの良さを感じていただけるように、質疑応答は必ず入れるようにしています。質疑応答のなかで質問が多かった内容や機能については、次のセミナー企画へ活かすようにしています。

もうひとつ、すでにご利用中のお客さま向けのセミナーは、より利活用していただくことと、わからない部分をなくす、という目的で企画をしています。よくつまづく機能のポイントなどをメインに盛り込んでいます。

Q)質疑応答は必ず入れるということですが、最近増えてきている質問はありますか?

(福崎)電子契約が普及してきているので、一歩踏み込んだ質問といいますか、難しい質問も増えてきました。機能についての細かい質問も多い気がします。新規向けのセミナーですと、他社の電子契約サービスと比較検討されているお客さまもいらっしゃいます。先日は、GMOサインのココが残念…といった声もありました。例えば、リマインド機能が弱いなど…(ちなみに、来年機能アップデートを検討しています)。そういったお客さまの声はプロダクトチームへもフィードバックします。

すでにご利用いただいているお客さま向けのセミナーでは、「これはどうやって操作するんですか?」といった特定の機能について、細部の使い方に関する質問をいただきます。

Q)そんなセミナーのお仕事ですが、苦労するところあるいは工夫しているところはどんなところでしょうか?

(二神)とくに苦労を感じたことはないんです笑。もちろん、お客さま対応ですので気は配ります。また、セミナー終了後に顧客満足度アンケートをとっていますので、この結果は真摯に受け止めています。顧客満足度を上げるためにどうしたら良いか、いつも考えています。ただ、それを大変とは思っていなくて、結構楽しく取り組みしています。

Q)顧客満足度、というお話がありましたが、具体的に顧客満足度を上げるために、どんな取り組みがありますか?

(二神)やっぱり、お客さまが欲しい情報を提供できているか?  セミナーの内容とお客さまの欲しい情報に齟齬がないか…? を考えています。当日は質疑応答の時間を設けていますが、きちんとそれに対してお答えできているかどうか…アンケートをよく確認して、営業にフィードバックしています。
一番は、セミナーを受けたお客さまが満足してお帰りになるっていうことですが、そのためには登壇者側も気持ちよく登壇できるように心配りをしています。

Q)お客さまに満足していただくには、まず提供する側も満足して働ける、そういう環境を作っている、ということですね。

(二神)はい、登壇者側ともコミュニケーションを密にとって、今忙しい状況だとか、どういうことが足りていないとか…汲み取って、少しでも自分にできることはないか、気付いて対応していけたらな、と思っています。

Q)そのほかにも、セミナーの仕事のやりがい、嬉しいなと思うポイントはありますか?

(吉田)セミナーの企画まわりは、福崎さんが中心に考えているんですけれど、例えば共催セミナーや導入事例セミナーなどについては、私も考える機会がありました。どんなセミナーだったら、お客さまの心を動かせるのか…というのをあらためて考えるきっかけになりました。私は日々の業務では、数値をみる仕事が結構多いので、お客さまの気持ち、視点にたって考えるコトの大切さをあらためて実践できて、やりがいというか面白味を感じる部分ではありました。まだ、これから開催される予定の企画ですので、開催後に数値をみて、改善をして…定性面と定量面をバランス良くPDCAを繰り返して、より良いセミナーを提供していきたいなと思っています。

Q)それぞれのメンバーがセミナーの仕事を大切に思っていることが伝わってきました。チームビルディングも上手くいっているように思います。何か秘訣はありますか?

(福崎)セミナーそのものが、営業手段のひとつとしても、マーケ施策としても有効なコンテンツなので、関わるみなさんの意識が自分事として真剣に向き合ってくれる、という前提があります。なので、私自身は心が楽というか…声をかけたら積極的に協力してくれるんです。

Q)それは福崎さんの人柄もありそうですね。セミナーチームの運営として、会議の仕方にも工夫があるように見受けますが、その辺りはどうでしょうか?
(福崎)関わる人が結構多いので、目的に合わせて運営しています。月1回のミーティングでは、登壇する営業担当者をはじめ全体の情報を共有する場です。やはり月9本程セミナーをやっているので、運用担当者のセミナー確認ミーティングは週1回実施しています。それ以外に、セミナー企画ミーティングを開催しています。

Q)月9本程のセミナーがあると、企画も大変かと思うのですが、アイデアはどういうところから出てくるのでしょうか? 先ほどは、セミナー後の質疑応答で、次のセミナー企画につなげる、という話もありましたが、それ以外にもありそうですか?
(福崎)セミナー分科会では、古明地さんや吉田さんから、他部門での施策の動きを共有してもらったり、営業チームやパートナーチームからも、「最近こういう企業と協業しているよ」といった情報共有があったり…そういうそれぞれの担当者が持っている情報をつなぎ合わせて企画を考えることもあります。

Q)最後に今後、やってみたいセミナー企画や改善点などがありましたら、教えてください。
(福崎)今までやったことがないセミナーを12月に開催するので、その結果をみて定期的に開催していきたいなと思っています。また、お客さまに登壇いただく事例セミナーも企画をあたためています。セミナーって他のコンテンツに落とし込める便利なツールだと思うので、これからも提供していきたいです。

(古明地)先日、法務知財EXPOに出たんですけれど、そこで出会ったお客さまには、さらに後日セミナーに来ていただいて学んでいただく、フォローアップセミナーの企画を担当しました。今後も、そのようなイベントとセミナーの連携企画はやっていきたいです。

そして、自分がこのセミナー分科会に入っているのって、ハブ的な役割だと思っているんです。自分が今やっているイベント分科会とか、メール分科会とか…とセミナーってすごく関わってくるので。例えば、イベントに出展するときに、「最近こういうセミナーに出ている」ということなどがわかってないと、全体の企画とズレてしまったり…とかもありますので、常に情報をキャッチアップしています。今後も、ハブ役として他のマーケティング施策と俯瞰して見ていきたいと考えています。

―   常に楽しみながらお客さまのこと、チームのことを考えて企画・運営しているセミナー分科会のみなさんでした。今後もGMOサインではさまざまなセミナーを開催していきますので、ぜひご期待ください。

以上で、セミナー分科会のインタビューは終了です。本日はありがとうございました。

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