見出し画像

仕事を持つ社会人によるオンライン留学奮闘記③(参加者の属性、オンラインの良し悪し、テスト)

このシリーズは、過去に中国に留学しながらも帰国してからは一切中国語に触れずそのまま十数年すぎた社会人が、ふとしたきっかけで【特別奨学金】中国大学オンライン語学留学を知り、慣れない中国のオンラインツールと仕事の調整に奮闘するお話です。

同じように仕事を持ちながら勉強を頑張る方、学生時代にやり残して心機一転語学学習を始める方の力になるべく書き綴るものです(内容順次更新予定)

どんな人が参加しているの?

平日の午前中に授業があるので、残念ながらフルタイムで働いている人は受講できないでしょう。

属性としては、①就職が決まっている学生、②主婦、が必然的に多くなります。

私の友人は、フルタイムで働いている人か、自分で事業をやっている人がほとんどです。

そのため、今回のクラスメートのような学生や主婦といった属性の人と交流する機会がほとんどありません。

まして、「夫が中国人」なんて人は私の周りには1人もいないので、国際結婚した人たちの生活や子育てについては「へぇー」と思うことは多かったです。

私個人的には仕事の依頼をできるだけ受けて収入が減らないようにしたかったので、授業は午前中ではなく夜間にあればありがたかったです^^;

20時とか21時から授業が始まれば、たくさんの社会人が応募できるでしょうし、似た属性の人なので私にとっては話が合いやすいと思います。

それから、最初申し込んだときは20人近くいたクラスメートは、仕事や学業が忙しくて授業に来なくなる人が何人もいました。やはり平日午前中の授業は、なかなかにネックではあると思います。

ちなみに、宿題もかなり出ます。

1人で黙々とやる宿題だけでなく、「ペアでロールプレイの準備をする」といった1人でできない宿題もあるので、時間に追われてあっぷあっぷになる時もありました。どのくらい宿題を出すかは先生にもよると思います。

オンラインのメリット・デメリット

オンライン授業ならではのメリットとデメリットがあります。

メリット

・現地に行かなくてもどこからでも受講できる

・現地に行かなくていいので、圧倒的にお金がかからない

・授業ギリギリまで家事や仕事ができ、授業終了したあとすぐに仕事に戻れる

・良くも悪くもプライベートが守られる

デメリット

・ネットが不安定になることがたまにある

・現地に行っていないので、留学気分は味わえない

・先生以外の中国人と交流がない

・会議ソフトツールで顔が加工できてしまう(笑)

クラスによっては、「先生が一方的に話しているだけ」「クラスメートとは交流がない」といったことがあるようです。

ただ、担当してくれた先生が素晴らしく、私のクラスは双方向でコミュニケーションがとれました。

また、Web上で交流会や勉強会があったため、クラスメートともかなり仲良くなれました。

期末テスト

授業最終日にテストがあります。

これは先生によってテストの内容・難易度はかなり違うと思います。

综合の試験は100分。とにかく中国語をタイピングするのが遅くて、私は時間ギリギリでした。普段から中国語をタイピングしまくっている人は余裕だと思います。

口语は先生と1対1で10分程度。発音や例文づくり、簡単なスピーチでした。

成績はテストの点数だけでなく、出席率や普段の受講態度なども加味されるようです。

「俺たちの戦いはこれからだ!」的フィナーレ

私が所属していた高级一班は、ベテランの先生とリーダーシップのある班長、愉快なクラスメートがいました。おかげで本当に楽しく授業を受けることができました。

口语の授業の最終日は、オンライン喜劇をしたり、ゲームをしたりして楽しみました。

さらに…先生への感謝を込めてクラスメートたちで卒業ビデオを作りました。編集は班長がやってくれたので、完成したビデオは授業中に見たのですが、ちょっと泣きそうになってしまいました(感涙)

卒業後は、就職して社会に飛び出す人、現地に留学する予定の人、レベルアップした中国語を仕事に生かす人などなどそれぞれの道を歩みます。

最終日はさながら週刊少年ジャンプの最終回、「俺たちの戦いはこれからだ!」の雰囲気でした。

4カ月、中国語浸りの毎日でしたが、やはり語学は簡単には伸びません。

先生もおっしゃっていましたが、語学は終わりがない。そしてサボるとすぐにレベルが落ちていく。少しずつでも触れていく必要があるのです。

筋肉と同じですね~^^;

筋トレしてもすぐに筋肉がつくわけではないし、サボればすぐにブヨブヨになってしまう。

これからはいかに中国語の勉強を維持していくかが私の課題になりそうです。

私のTwitter(主に中国語の勉強について発信しています)

https://twitter.com/hanyu_lishi


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?