【家計】支出を最適化せよ!(具体的な方法)
育児・家事・家計をラクに、楽しく過ごす!がモットーのエミリーです。
さて、今回は前回に引き続き<家計>についてです。
<前回のおさらい>
・収入を増やすよりも、支出を見直すことが先
・なぜなら、生活水準は意識しなくとも勝手に上がって行ってしまうから。
⇨理由①:支出に対する慣れ
⇨理由②:子どもの成長
・生活水準を下げても、我慢せず楽しく暮らせる方法がある。
ざっくりとこのような内容について、書きました。
今回は、我慢せずに生活水準を下げていく方法について
具体的に我が家が実践している手法をご紹介していきます!
でもまずは、気になる部分
「生活水準が下がると、幸福度は下がるのか?」
という部分について、思うところを記載していきますね。
生活水準が下がると、幸福度は下がるのか?
●生活水準と、幸福度は比例しない。
幸福度の研究については内閣府でもなされている所ですが、このような記載を見つけました。
”所得の上昇が人々の幸福度を改善するには限界がある。”
これは、確かに納得せざるを得ないなと・・・。
なぜなら、我々夫婦はいわゆるDINKS(共働き子無し世帯)を約5年ほど続けていたからです。当時、世帯年収は1,000万円を超えていたにも関わらず、常に悩みの種になっていたのは
・なぜか、お金が貯まらない
・貯蓄が無さすぎて、これでは子どもを迎えられない
ということでした。
連休のたびに旅行に出掛けていたり、週末のたびに外食に行っていたり、趣味のオートバイや車に乗って休日を謳歌している(ように見えている)にも関わらずです。
当時、幸福な生活を送れていたかというと正直なところ疑問が残ります。
なぜなら、現状(世帯年収は約半分、子どもあり。妻は専業主婦)の方が、楽しい生活を送れていると言えるからです。
ちなみに子どもが産まれてからは
・外食は月1回(ハンバーガーショップや牛丼屋なども、ほぼ行かず)
・車、オートバイなどの趣味を手放した
・旅行は1シーズンに1回あるか無いか
・服はほぼリサイクルショップで購入
という生活になっています。
DINKS時代とは、かなりかけ離れた生活スタイルを送っていますが、正直なところ今の方が豊かで幸せな生活を送れていると思います。
なぜなら
・お金の不安がない(毎月貯蓄できている)
・お金をかけなくとも、楽しめる方法をみつけた
からです!
収入と支出がトントンの状態だと、
どれだけ稼いでいてもお金の不安からは逃れられないもの。
ですが、お金をかけなくとも自分を満足させる方法を見つけることが出来れば、
お金の不安から解消され、貯蓄ができ、今よりも精神的に自由になれます。
今回は、お金の不安を解消するための方法として「節約」「生活水準を下げる」ことにフォーカスしてお話ししたいと思います。
●お金の不安から解放されると、幸福度は上がる
ちなみに、直近3ヶ月の家計簿を見てみると
支出は家賃及び特別な支出を抜いて月額22万円程度(含む妊婦健診代)。
妊婦健診がなければ、およそ月額20万円程度には収まる計算ですから
手取り年収は<240万円+1年分の家賃代>があれば、最低限幸せな生活を送れている計算になります。
たとえば家賃が10万円でも、手取り年収360万円さえあれば幸せに生きていけるというのは、それ以上の年収さえ稼げていれば
・子どもの教育費に怯えることがない
・老後の貯蓄も十分に可能
・心も身軽になれる
という点で、長期間にわたって幸せを感じ続けられます。
私たちはDINKS時代から比べると生活水準こそ下がりました。(外食行かない、車やオートバイなど趣味を手放す、服はリサイクルショップなど)
しかし、お金からの不安から解放されつつある現状の幸福度と、子どもがいないにも関わらず気づかない浪費をし続けていた当時の幸福度を比較すると明らかに現状の幸福度の方が高いです。
つまり、生活水準が下がることと幸福度は比例しないのです。
楽しく生活水準を下げる具体的方法
では、生活水準が下がっても楽しい生活を送るための、具体的な方法についてご紹介します。
それは
・「日常」の生活レベルを少しずつ下げ
・「非日常」との対比を濃くすること
・家計簿をつけること
です。
要はメリハリのある生活、支出スタイルを習慣づけるということですね。
家計簿をつけると、月の支出がみるみる減っていくことに感動してモチベーションアップに繋がりますので、ぜひ試してみてください。
手始めに、毎日、毎週レベルで習慣のように行なっている支出スタイルを見直すことがオススメです。
●日常の生活水準の下げ方(節約する)
例えば
・週末は毎回、家族で外食をしている
としましょう。
これの生活水準を下げるということは
・週末は毎回、家族で外食をしない
ということ。
つまり、1ヶ月4週あるうちの3回は外食に行くが、必ず1回は全て<おうちごはん(含む手作り弁当)>で済ます。という方法をとることです。
他にも、
・毎日、出勤前にコンビニに寄ってごはんを買う
という生活習慣を持っている方は
・出勤前にコンビニでごはんを買うのは、火曜日から金曜日までにする
・月曜日はお弁当を持っていく
という生活スタイルに切り替えます。
土日休みの方なら、月曜日のお弁当は日曜日のどこかで作り置きしておけばいいだけの話なので無理なく続けられるはず。
もし「お弁当を作る」というのがハードルを高くしているのであれば
「おにぎりを作る。それ以外のお惣菜はスーパーで調達する。」でも良いのです。
その生活水準を落とした毎日に慣れてきたら
「おにぎりと卵焼きの弁当を作る」に変化させていくなどして、
更に(少しずつ)生活水準を下げていきます。
そして、ジワジワとその頻度を上げていくことで気づけば日常の生活水準が下がっている・・・という塩梅です。
●非日常との対比を濃く!(節約のごほうび)
一方で、非日常については対比を濃くすることをお勧めします。
これはいわゆる「ごほうび」ですね。
日常の生活水準を下げていくと、やはりどこかにヒズミが生まれてきます。いつもやらないことを頑張ったのだから、何かしら発散したいのが人情というもの。
では、日常の生活水準を下げたお陰で浮いたお金で、非日常を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?
・毎週末、家族で行っていた外食を、月1回は、おうちご飯で済ます。
ということが慣れないうちは、外食に行っていた時にかかっていたはずの費用を何か他のものに充当してみるということです。
例えば4回おうちご飯で過ごせたら、
次の外食はランチで高級焼肉に行く!とか。
最初はそういった「節約を頑張ったごほうび」的な何かが必要だと感じます。
辛い節約は長続きしないので。
また、支出にメリハリをつけていくという意味でも非常に有効です。
要はダラダラ、こまごまとした支出をしないこと。
支出は慣れを引き起こすので、使わない時と使う時で線引きを強くすると、より倹約がうまくいきます。
●家計簿をつけよう!(節約すること自体が幸せになる)
ここで、家計簿をつけている方なら、少しずつではあるものの前月よりも今月の方が出費が減った!と感動することも多いはず。
そして、ゲーム感覚で
「今月は外食費が嵩んだから、次回はー1,000円を目指そう!」などと、
楽しく節約することができるのも家計簿のいいところ。
とはいえ忙しくて家計簿つけてる暇なんて無いよー。という方にオススメなのは
「Money Forward」という家計簿アプリです。
我が家でも使っていますが、Suicaやクレジットカードを登録しておけば自動で食費、交通費、衣服美容費など振り分けてくれるのにはかなり助かっています。
Amazonとの連携も可能で、買ったものを見て後からちょこっと修正すれば綺麗に家計簿が出来上がります。
しかも、一度修正を加えると次回以降は学習してくれて、勝手に振り分けてくれるようになったり・・・。何かと便利なアプリ。
我が家は有料会員ですが、無料でも使えるので一度試してみると良いかも。
家計が楽になるのを数字で把握できるのは幸せですよー!!
「メリハリある生活」は、楽しい。
ここまで、楽しく生活水準を下げる方法について書いてきましたがいかがでしょうか?
我が家は、3人家族(まもなく4人家族)になりますが月の出費が22万円程度とかなり抑えられているとはいえ、まだまだ節約のしどころはあるだろうと日々楽しく夫婦で語り合っているところです。
実はこんな節約方法があったんだ!とか、外食に行かず、おうちご飯をメインにしていたら健康になった!とか色々な発見があるのも良いところ。
また、お金が必要なここぞ!という時に気持ちよくお金を使えるというカードが残されているのも、精神的に楽なポイントだったりします。
例えば、4年弱使った食洗機が先日壊れてしまったのですが、3万円の修理代金もポンと出せるし、なんなら新型の食洗機(8万円ほど)も月の家計簿を赤字にすることなくポンと買えるという安心感は幸せです。
(結局、夫が直したので0円でした!これも節約できての嬉しさと夫への感謝が合わさって、幸せな瞬間でした・・・!!)
ぜひメリハリのある節約生活を、楽しんでくださいね!
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