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エミリーフローゲの「美味しい」とは

人が感じる「美味しい」とはどのように感じることを言うのでしょうか。「美味しい」とはなんなのか。商品開発に同席させてもらい色々と考える機会をいただきました。そこで感じたことを書いていきます。

ひとつひとつ材料を入れる意味、濃度や素材の厚み、お客様が食べたときに口に入る量など、全てに理由を持ち、作っていくことが美味しいものを作るということだと感じました。
バランスと味の強弱、何をお客様に伝えたいのか。
特に日本特有の「苦甘い」「甘じょっぱい」など2つの味わいをバランス良くミックスさせることが美味しいと感じる要素だと思います。

材料には作っている人の思いが乗っています。
エミリーフローゲのパウンドで使用しているコニャックはフランス人女性オーナーが作っています。最初に味見をしたときにとても驚きました。とても優しい味がするのです。強い香り、アルコールがくるのではなく、優しくゆっくりとしたトーンで香りが続きます。

ウィークエンド

素材の美味しさをいかに引き立てて、何を一番に感じて食べてもらいたいのか考え表現するのがシェフの仕事です。
エミリーフローゲのケーキは色々な人達の思いを乗せてショーケースに並んでいます。お客様に「美味しい」と言っていただいたときの喜びはひとしおです。是非商品の背景を知っていただき、食べていただけたら嬉しいです。

今回の商品開発にあたっては数多くの人に助けていただきました。一口食べれば使っている材料がわかる神の舌を持つ材料屋さん、研ぎ澄まされた感性を持ちモダンに表現していくレストラン社長、またそのチームの皆様、イタリアの太陽のようなコーヒー屋さん、皆様本当にありがとうございました。

いただいたサポートはお店を通して皆様に還元させていただきます♪ 立川が今よりもっと素敵な街になることが私達の願いです。