「私は生きてて良いんですね」と涙したおばあちゃん
介護施設に
勤めていた頃のこと。
当時、アロマセラピストの
資格を所有しておりましたので
施設をご利用されている方に
手のアロマトリートメントケアを
させていただく機会が何度かありました。
最初は照れくさそうに
遠慮しておられた方も
と他の方の様子を遠巻きに見ながら
段々と興味を示してくださいます。
触れることでの安心感は
幸福ホルモンに繋がる
言われています。
また精油を使って得られる薬理作用も
相乗してリラックスしたり
嗅覚や脳刺激の活性に
良いとされています。
ご年配の方に合わせて
刺激の少ない精油を芳香させながら
オイルに精油を薄目に希釈して
通常より優しいタッチで
ケアしていきます。
すると
ご自身の経験を
少しずつ聞かせてくださいます。
ご家族の話。
お仕事の話。
旅行に行った時の思い出・・・
今のように移動手段や
伝達手段も少ない選択肢の中で
皆さんそれぞれの人生を
懸命に歩まれてこられたこと。
不思議なもので
記憶を引き出すごとに
また引き出される記憶。
皆さん表情が豊かになります♪
と涙を流しておられました。
自分に厳しく
生きてきたのでしょう
心の優しさゆえ
自身の心を痛めることも
あったのでしょう
自分を赦し認められた
瞬間に流した涙は
とても美しい涙でした
誰かに生きていることを
ジャッジされる
必要もないのだけれど
誰かに認めてもらえることで
自分にかけていた制限や
厳しさという鎖は
実は簡単にほどける紐でしたか
なかったと
考え方、生き方の積み重ねは
必ず表情やお人柄に現れます
すでにスタートしているけれど
スタートは何度でも切れる♡
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました
スキやフォローにも感謝
今日も貴方から笑顔が
伝染する日となりますように😊💓