HSEの景色_HSPに関心を持った方へ2
はじめに
以前、「HSEの景色_HSPに関心を持った方へ」というタイトルの記事を書きました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
まだ読んでいない方は、ぜひ。
今回は、その第2弾になります!
みさきじゅりさんの記事について
先日、HSP専門キャリアコンサルタントのみさきじゅりさんが投稿されたnote“「HSPがわかる本」無料配布します”に、本のPDFデータURLが掲載されており、ダウンロードさせていただきました。
こちらの本を読んでみて、HSPの基本的なことが分かりやすくまとめられていて、大事な部分が端的に示されており、すごく良かったです…!
よく、HSPのことが書かれた記事で「HSPの特徴」として、具体的な事象を挙げているものも目にします。
例えば、「HSPなので音に敏感という特徴があります」や「人のことを気にするHSPの特徴で…」など。
もちろん、これらのことに共感は出来ますが、HSPの特徴ではないと思っています。
「HSP気質で聴覚が敏感になりがち」「人のことを気にしがち」ということであれば分かりますよ。
HSPの特徴は、あくまで以下の4つ、DOESです。
みさきじゅりさんの『HSPがわかる本』から引用させていただきます。
D 深い処理(取り込んだ情報をじっくりととらえる)
例:納得したい、じっくり観察する、洞察力に富むなど
O 神経の高ぶりやすさ(神経が興奮しやすい。神経過敏とは別)
例:日中受けた軽い指摘を流せず、気になり寝付けないほど
E 感情反応の強さ・強い共感力(気持ちが強くゆれたり、他人の気持ちに共感しやすい)
例:ペットをやさしくなでているだけで、愛おしさや感謝の気持ちで涙がこみあげる
S ささいなことを察知する
例:流し読みしている原稿のタイプミスを発見する(何に気づくのが得意かは人それぞれです)
このDOESによって、聴覚など五感が繊細であったり、他人を気にしすぎること、刺激に対して敏感といった具体的な事象が起こるのだと思います。
私はこのように理解しているため、記事を書くときには、HSPの特徴(DOES)とHSP気質による具体的な事象を出来る限り区別することを心がけています。
HSP気質による具体的な事象とは、いわゆる“HSPあるある”です。
実際に経験したり、体感する物事のことを示しています。
また、これからも気を付けて記事を作成しますね。
先ほどご紹介した、みさきじゅりさんの『HSPがわかる本』は、ありがたいことに無料で閲覧・ダウンロードが出来ます。
自分が書いた訳でもないので宣伝するのも変かもしれませんが、本当に分かりやすかったのでぜひ一度読んでいただければと思います!
外向型HSP
『HSPがわかる本』では、外向型HSPについて「いろいろなHSP」という大見出しに書かれていました。
その中の一部を以下に引用させていただきます。
外向的
アーロン博士の研究によると、HSPの約3割が外向的な性格とされています。社交的で団体行動もこなせますが、HSPではない人と比べて疲れやすく、疲れた時はひきこもって休んだり、人懐っこい側面の裏側に、心のもろさを抱えているようなタイプです。
なるほど。
私は外向的なHSP(HSE)と自覚していますが、この記述にすごく共感できます。
人と一緒にいるのは楽しいし、コミュニケーションを取りたいと思う。
でも悩み事を抱えると大抵1人で考え込んでしまったり、急に虚無感を感じたりすることもあります。
(これらが全てHSPの影響というわけではないことも、頭の片隅に置いておいて欲しいのですが…。)
おわりに
少し前から大学の後期が始まり、外に出なければならない機会が増えてきました。
しばらく振りに触れる外の世界は、秋色に染まっていて。
当たり前のことながら、時間は過ぎていくなぁと感じます。
学生の間にやりたいことを、出来るだけやり切れるように、日々生活しようと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他の記事も読んでいただけると嬉しいです!