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シリコンバレーで年収アップとしょぼい起業。違う視点の本を同時に読んでみた。#毎日note30日目。

先日、夫が買ってきた2冊のビジネス書。

真逆とも言える視点から書かれた2冊のビジネス書。

ババンッ!!

『シリコンバレー発 スキルの掛け算で年収が増える 複業の思考法』

趣味:サッカー元日本代表、社会人力:NTT docomo、
本業:米Splunk、副業:Udemy動画配信
景気に左右されず、ラクに稼ぐ「働き方のシン・ルール」
年収1億円を実現!

わお!スキルの掛け算の一つひとつがすごい。


ズバンッ!!

『しょぼい起業で生きていく』

もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。
逃げても生きてくための、生存戦略です。

おお!大丈夫だと思える希望を感じる。

どっちが今の自分に響くだろうか?

毎日決まった時間に起きるのが無理で、就職せず大学卒業後そのまま起業した「えらいてんちょう」が書いた『しょぼい起業』。

サッカー元日本代表、大手企業を経てシリコンバレーでエンジニアで働きつつハワイで起業もする酒井潤さんが書いた『シリコンバレー発 複業の思考法』。

真逆とも言える視点で書かれたビジネス書を、並行して読みました。

結果、どちらも響く部分がありました。
(そりゃそうか)

もっと勉強しよう!自分を高めよう!と意欲が湧く。

シリコンバレー発の『複業の思考法』で特に印象的だったことは、

・やりたいことで食べていける、得意なことを極めるという暮らしは、本当に贅沢なこと。ひとまず好きでないことでもとことん稼ぐ姿勢で良い。

大学時代、日本代表に選ばれたサッカー人生を怪我でプロへの道を断念。その後、大学院に進学しプログラミングを学び、そこから大手企業で社会人生活を積み、起業しつつシリコンバレーの起業でエンジニアとして働く、という著者の遍歴を知り、

「ああ、私は努力が足りないな。もっと勉強しなきゃ!頑張らないとね!」

と、内心(大変だなぁ)と思う気持ちもありつつ、頑張ろうという気持ちがもりもりっと湧いてきました。

・何事も徹底的に調べる。調べることは誰でもできる行為だが、誰もが面倒くさがってやらない。リサーチすればするほど周りと差をつけることができる。
・自ら情報を取り、自分が勝てるフィールドで戦うと、どんな人でも圧倒的に優位な状態で人生を歩める。

シリコンバレーで働くこと、海外視点を持つことの重要さを説きつつも、アメリカが良い、日本遅れてるという極論ではなく、どっちもいいとこと良くないとこあるよ、それわかった上でいいとこを半分ずつとってこーというスタンス。

そして、自分で徹底して調べて(←やろうと思えばできるけど、確かにやってないことだ)、自分の頭で考えて、自分で決める

自分で徹底して調べた上で自分で考えて自分で決めること。「徹底して調べる」これはすぐにでも取り入れられることだなと思った。

今から、いつからでも、枠を越えられる勇気が湧く。「しょぼい起業」という働き方。

『しょぼい起業で生きていく』は、「えらいてんちょう」が実践してきた起業の事例を紹介している。

自分で必要なものを少し多めに作って仕事にする、的な考えだ。

例えば、家と店の両方を借りるともったいないから、店(リサイクルショップ)に住む。

リサイクルショップに集まってきたもので、自分の生活に必要なものは使い、ほかは店頭に並べる。

「店を開くのに大金がかかるは大うそ」「現金だけが儲けではない」

読むと、たしかに!そうかも!と思えてくる。

そして、この方法は「えらいてんちょう」の専売特許ではなく、再現性のあるものとして別の人が同じ方法で起業をしているのだ。

サスティナブルな働き方、生き方なのではないかと感じた。

いいとこどりをしていこう

「新しいキャリアパスの作り方」

アプローチは違えど、どちらもどうやってキャリアパスを作っていくか?について書かれていた。

どちらからも「自分にとっていいところ」をとっていこう。

今の会社でできることを見直すきっかけに。

めちゃめちゃ勉強しなきゃ!と焦る気持ちは抑えて、意欲だけ受け取る。

目の前の仕事に集中することと同時に、全然違う視点から世の中を見ることを思い出す。

面白さは自分でいくらでも創っていけると勇気をもらう。


違うタイプの本を並行して読むことは、バランスよく俯瞰して情報を吸収しやすいと思った。(ぐっと偏るときも悪くないけど)

いろんな視点から世界を見ることは、元気が出る。

読んでくれてありがとうござます!!


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