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隠しつづけた本当の自分…自分と向き合うって簡単じゃない

▶ヨガを本格的に始めて約10年余り、
私は自分なりに身体と向き合い続けてきた。

周りの皆ができているポーズが取れないと
悔しくて、情けなくて黙々と練習した。
それは地味で時にはしんどいこともあった。

特にインストラクターになってからは
人の前に立って指導するにあたり
ちゃんとポーズが取れないなんて言語道断❗️

とにかく、自分を追い込みながら頑張った。
「こうした方が、もっと効果的なのでは?」
「しっかり身体に効かせるヨガにするには?」
色んな知識がつくにつれてアライメント重視
ポーズのキレイさを優先するようになった。
できるようにするコツとか
気をつけるポイントとか…。

そして、できるようになると嬉しくて
自分の中だけでなく周りにも勧めるようになった。
レッスンアンケートで高評価されることで
自分の自信にもなっていった。

プライベートでも、自分が良いと思ったものを
周りに勧めたり、相手に尽くしたり
与えることで喜びを感じていた。
そして他人から評価されることで
「自分」を保っていた。

でもいつも期待した結果になるとは限らなかった。
自分としては一生懸命相手に尽くしたのに
相手の反応が鈍かったり、
思ったほど喜んでもらえないことも多々あった。

そりゃそうだ。

相手にとってはそれを求めていないこともあるだろうし、逆に負担に感じることもあるだろう。
「小さな親切、大きなお世話」
ありがた迷惑なこともある😂

特に子供には「しつこい」「うるさい」といわれ、
主人に対しては
「自分はこんなにやってるのに!もっと察してよ。
気づいてよ。いたわってよ。」とか思っていた。
特に子供が小さいうちは自分をすり減らして
色々頑張っていても気づかないのんびり屋の主人に
イライラし八つ当たりしていた。

けれど家族は根底に愛があるからまだ良いとして
第三者には鬱陶しいと思われていたのでは…😓
と今になって思う。
本当にごめんなさい🙇

自分としてはよかれと思ってやっているから
タチが悪い。

なるたけ
「良い人」
「良いインストラクター」
「良いお母さん」
でいようと努力していたら、
いつの間にかそれが染み付いて
気づいたら身体が緊張し悲鳴を上げていた。

自分をより大きく見せようと胸を張り続けた結果「胸椎がガチガチ、肩幅は広くなった」
辛い場面でも歯を食いしばって耐えていたら
「歯ぎしりがひどくなり顎関節症になった」
自分の感情を押し殺し我慢し、ため込んでいたら
「内臓が硬くなり、腎臓からは潜血反応が出た」

そんな自分を隠してきた結果、お腹ぽっこりになっていた。お腹にお肉をつけることで自分を守っていたのだ。


眠れない、リラックスできない身体になった私は
2年前、ボディクリーニングに出会い
少しずつ変わってきた。

そして、身体が変化するにつれて
ココロも変わってきた。

特に昨年みずきさんの「感覚を育てるWS」では
そんな自分を丸裸にされたようで
自分への見方、触れ方が大きく変わった。

身体に触れながら皮膚、筋膜、筋肉、脂肪
さらに奥にある血管、リンパ管、内臓、細胞、骨を感じ取る。
層になっている身体をイメージするようになった。

私は相手に対して「何とか良くなって欲しい」
っていう思いが強すぎて、与えるばっかりで
「ちっとも受け取れてなかったな」
ってことに気がついた。

さらに先日のアミさんの「空クウを感じるWS」
ではさらにもっと深く、モノではない空間を
イメージするよう触れる体験をした。

身体は、もうそのものが完璧で
からだたちが全て教えてくれる。
それにコントロールや強い力はいらないんだ。

自分がいかに相手に対してやり過ぎだったのか
思い知った。

自分なりに触れ方を変えてみたところ
クライアントさんの結果も変化した

そんなこんなで、ここ最近やっと
本当の自分と言うのが分かってきた気がする。
「勝手に色々やりたがりで、超面倒くさいやつ🤣」
手放しで今の自分の身体やココロが
素晴らしいとは到底思えないし、
嫌だなあって思うこともある。

でも「わたしはわたしで他の人にはなれないし、
他の人もわたしにはなれない」
そんな自分を認めて、まあ良しというか
諦めるというか、観念して付き合っていくしかない😂
自分と向き合うって簡単じゃないことだけは良く分かった。



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