養生するタイミング
今週の月曜日、息子から連絡があった。
息子はこの春に大学を卒業し、故郷に帰ってきたのだけど、彼の職場に近いところでアパートを借りていて、そこから仕事に通っている。
そんな息子から珍しく連絡が入り(いつもはお互いの生活を尊重していて、滅多に連絡はしない。私たちも「便りがないのは元気な証拠」…と思い、そっとしている)、 聞くと発熱して大変だとのこと。
彼の話によると、その日は、とりあえず勤務時間が済むまで何とか頑張り、その後、すぐに近くの病院に行って診てもらったけど、高熱が酷くて一人で寝てるのが不安なので実家で休ませてほしい…。とのことだった。
4月からこの半年間、結構、いろいろあって仕事が忙しかったみたいなので、内心は心配していたのだけど、とうとう体が悲鳴をあげてダウンしたみたい…。
あと、この夏の異常気象も、彼の体にダメージを与えたようだった。
検査の結果、インフルエンザや溶連菌などの感染病では無い事が判明。多分、疲労と風邪ではないか…ということで、お薬を処方してもらったらしい。
確認すると薬は4日分あるので、その間はおとなしく寝ていなさい…ということなのだろう。
連絡を受けて、準備を整えてから車で迎えに行き、息子をピックアップして、そのまま自宅に直行した。
自宅では息子が昔使っていた部屋に布団を敷いてやり、スポーツドリンクと麦茶を準備して、口にできそうなものは少しでも入れてやり、薬を飲ませて、すぐに布団で寝かせた。
その後、ひたすら寝て、寝て、寝て…。と、とにかく寝続けていた。
よほど疲れてたんだなぁ…と思った。
ありがたいことに、職場の皆さんは理解がある方ばかりで、今回お休みをいただくことも、快く了解いただいている。それに息子の話を聞くと、職場の人間関係の心配は今のところはなさそうだ。むしろ、皆さんのお陰で支えられているようで、親としてはとても感謝している。
仕事は、新人も関係なくどんどん任されて、若干ブラックっぽい環境だけど(汗)、それも「若い頃の苦労は買ってでもやれ」の範疇なので、必要な苦労と受け止め、夫と共に温かく見守っているところだった。
そんななか、時々風邪を引いていたようだけど、忙しくてゆっくり休んで完治することができなかったみたい。
40℃近い高熱なので、数日間はしっかり休んで養生することになるだろうな…と思った。
実家に帰った最初の晩と次の日は、もうぐったりで、水分しか受け付けず、薬を飲んでひたすら横になり続けていた。
普段はよく喋る子なのに、さすがに喋る元気もなく、黙ったままぐったりしていた。
ところが、少しずつ回復してきて、お陰さまで、昨日から食欲が少しずつ出てきた。そして、今日はようやく微熱レベルに体温が下がった。
でも、まだ本調子ではないので、まだ無理はさせられない状態。
ちなみに、息子の職場では、なかなか熱が下がらず、いまだに寝込んでいると知り、「もしかしたら、体じゃなくて心の病気じゃないか?!」と、ものすごく心配してくださっているらしい。←ホントにすみません💦
そして私も、実は、先の東京旅から帰って来て以降、頭が痛かったり腰が痛くなったりして、ずっと体調不良だった。
先日、歯列矯正の調整日があったのも、体調不良の原因だったかもしれない。
(歯を動かすと全身の骨格のバランスも崩れるので、体の調子も狂ってくる)
いつもお世話になっている整体施療院の予約日がまだ先だったので、一人でこの全身の不調に耐えるしかなかった。
でも、今日、午後からウォーキング教室に行きレッスンを受けたら(←今年の4月から隔週で通っている)、体の不調がずいぶん解消された。
意識して体を動かすことで、固かった部分がほぐれ、姿勢がよくなり、骨格のバランスも整ったみたい。
これで、整体の日まで何とか持ちこたえられそう✨。
心身ともにスッキリして、帰路についた。
◇◇◇
夏の猛暑を通り抜け、9月も半ば。
ようやく暑さが和らぎ、涼しく過ごしやすい時期になったので、身体に残ってたガチガチの緊張状態がすっとほどけてきたのかも…。
それで、ほどけたところから、夏の間に溜まった「疲れ」がドバッ!と出てきて、不調や病気という形で出てきたのかもしれない。
今年の夏の暑さは尋常ならぬ酷さだったからなぁ…。
そして今は、冬に向けてじっくり体を労り、養生する時なのかもしれないな…と思った。
…ということで
皆さんもお気を付けてください。
ご自愛くださいませ。