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【写真日記】謎の未確認生物ツチノコを探し求めてin岐阜県東白川村③

前回のお話はこちら

「つちのこ館」で貴重な展示物を見学し、ツチノコについて詳しく学んだ私たちは、次の目的地へ向かうべく、車に乗り込みました。

ツチノコ街道を更に進みます。

つちのこ館の裏を流れる白川。ここでも、川釣りを楽しむ人の姿がちらほら見えました。

白川茶屋で「つちのこ焼き」をゲット

つちのこ街道をまっすぐ走行すると、右手に「白川茶屋」が見えてきました。

白川茶屋。

この白川茶屋は、東白川村の農業婦人グループが経営しているお店で、店内では、村の農作物の他に、会員の女性たち(おばちゃんたち)の手作り郷土料理やおやつを製造・販売しています。

実は、私が東白川村のツチノコを知ったのは、白川茶屋さんのこちらのInstagramからでした。

「えっー-?つちのこ焼きー-!」とビックリ。
懐かしい「ツチノコ」という言葉の響きに興味をそそられ、更に白川茶屋さんのTwitterに飛ぶと、美味しそうな朴葉寿司の写真と共に、かわいらしいつちのこ焼きのツイートもバンバン出てくるではありませんか~。
それらを見て、「これは一度行ってみたい!」と思ったのでした。

さて、川沿いの山の中の道路を走り続け、ようやく白川茶屋さんに到着しました。
駐車場に車を停めて、中に入ってみます。

おぉ!ようやくこの子たちに会えるのですね💖ドキドキ

中は売店コーナーと飲食ができるコーナーがありました。

レジ前の陳列棚。美味しそうなものがいっぱい。
おぉ…ベビーつちのこ。

…ということで、(どれにしようか悩みましたが)ここでもツチノコを捕獲しました。

ツチノコ④を捕獲

ベビーカステラのツチノコ。
これは息子がお持ち帰りしました。友達と食べるそうです。

ツチノコ⑤を捕獲

あんこが入ったつちのこ焼き。こちらは私と夫で食べる分。

家に持って帰って実食しました。(以下、自宅での様子です)

開けるとこんな感じです。
アルミホイルに乗せて、オーブンで焼いてみました。
少し焦げ目が入りました。こうして見ると、君たち、可愛いね~
焼いたつちのこ焼き。ホクホクして美味しかったです。

食べてみた初発の感想は、「食べやすい!」(夫談)

つちのこ焼きは細長いから、これの横幅が、ちょうど私たちの口の大きさにピッタリ収まるんですよ。だから、食べている最中に、口の横からあんこがはみ出ることなく、きれいに上手に食べられます。

上の記事で食べた「道の駅」のつちのこ焼きも美味しかったけど、あちらはでっぷりしていて太かった記憶が…。よく肥えたツチノコでした。笑
こちらの「白川茶屋」さんのつちのこ焼きは「元祖」なんでしょうか?見た目も、白川茶屋さんの方が、よりツチノコっぽい感じがしました。インスタ映えするのは、間違いなく、こちらの細めのつちのこ焼きかな。

目的を達成した私たちは、捕獲したツチノコを持って、また車に乗り込みました。

つちのこ神社へ向かう

次に向かうのは「つちのこ神社」です。
カーナビには出てこなかったので、スマホで検索してGoogleマップにナビゲーションしてもらいながら行きました。

ちなみに、つちのこ神社ですが、平成時代に創建された新しい神社のようです。

先に訪れた「つちのこ資料館」に、こんな資料があったのですが、

蛍光色で〇した部分。つちのこ神社についての記載がありました。

つちのこ神社は、平成元年に地元の有志によって建てられた神社で、かつてツチノコを埋めたといわれる場所の「土」をご神体にしているそうですよ。

これを読んで、「せっかくだから、是非参拝したい」と思ったのでした。

さて、車は、つちのこ街道を逆戻りし、神社がある集落へと向かいました。

神社に向かう途中で、とうとう雨が降り出しました。

カーナビでは場所が拾えず、スマホのGoogleマップで調べて向かったのですが、それでも途中で道に迷うし、雨は降るし…で、なかなか大変な道中でした。
しかも、つちのこ街道を下りて山道に入ったのですが、この道がとても細くて、車一台が通るのにやっとこさ…という道幅。反対側から車が来ても、すれ違うことは無理。そんな険しい山の一本道を車で登っていきながら、「本当にここにあるのかしら?」と、だんだん心細くなりました。

しかし、やがて人家がある集落に到着。道端に神社の案内板が見えてきて、ほっと安堵しました。

つちのこ神社がある場所からの眺め。右端にちょこっと写っている細い道を登ってきました。


つちのこ神社


無事に到着して車を降りる頃には、雨はすっかり上がっていました。
道に迷ったのは調整のため?
そして、雨が降ったのは浄化のため…だったのかな?
道の脇のちょっとした空き地に車を停めて、神社へと歩いてみました。

神社までの道。参道というより、個人宅の裏庭みたいな雰囲気。
こちらがつちのこ神社です。とても小さな神社でした。

神様にお参りをして、ここに呼んでいただいたことに感謝しました。

神社の左横にあった槌の子神社之碑。「ツチノコ」は漢字で表記すると「槌の子」なんですね。
神社の奥には、石碑やお稲荷さんの祠がありました。
石碑の一つには「二十三夜」と刻されてありました。

この碑は「二十三夜」の月待塔でした。
つちのこ神社が建てられている所は、昔、月待信仰があった場所のようです。かつてはここに人々が集って語らい、二十三夜月を拝みながら、月に願いを託したのでしょうか。昔からここは信仰の場だったようです。

つちのこ公園

つちのこ神社の横にフェンスがあるのですが、そこから下を覗いて見ました。すると…。

何やら整備されているスポットを発見。
看板をズームしてみたら…つちのこ公園でした!

あれが、つちのこ公園ですか。

お散歩でちょっと休憩するのに良さそうな公園ですが、今回は、上から眺めるだけにとどめて、このままスルーすることにしました。

つちのこ神社の境内でみつけた看板。

ツチノコの旅の終わりに…

さて、目的地をぐるりと回ってきた私たちは、ツチノコ散策をを終えて、また「道の駅・茶の里 東白川」に戻ってきました。

ここで、最後に東白川村の新茶ソフトクリームをいただきました。

緑茶の香りとほろ苦さが効いていて、とても美味しかったです。
「つちのこ館」で捕獲したツチノコを用いて遊んでいる図

最初は「ツチノコって本当にいるのかな?」と、ちょっぴり眉唾で臨んだ今回の日帰り旅。「まさかいるわけないよね…」と軽く考えていたけど、東白川村をいろいろ巡っていくうちに、「いや、本当にいるんじゃないか⁉」という気持ちになってきました。

「つちのこ資料館」にあった資料。ツチノコの特徴の数々。80cmって結構デカいよね。

いつか出会えるかな?
もしかしたら、気づかなかっただけで、さっき歩いた道の草むらに、じっといたかもしれませんね。

番外編・さすが本家本元「ムー」のnote記事

今回、ツチノコの記事を書くにあたって、「雑誌ムー」さんのツチノコ特集記事(note)を読ませていただきました。
これがまたすごく良かったので、ここでご紹介します。
どちらも有料なのですが、ツチノコについて興味を持たれた皆さんに、是非読んでほしい記事です。超おススメします~。

東白川村のツチノコのことが詳しく説明されている記事。新潟県糸魚川市で撮影されたツチノコの写真も紹介されています。

兵庫県宍粟市の千種(ちくさ)町のツチノコの記事。読んでいて思わず「えぇー--!」と叫んでしまったほど、かなりディープで衝撃的な内容です。

さすが本家本元はすごい…。


もしも実物に出会えたら、私もnoteに体験レポを書きますね~!

【おわり】


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Emiko(シモハタエミコ)
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