更年期はドライアイにも要注意
一年くらい前のことですが、パソコンやスマホを使っていると、目が疲れてショボショボし、頭もガンガン痛くて、とても辛い時がありました。
私は、中学生の頃から近視と乱視で視力が悪く、ずっとコンタクトレンスやメガネを使っていたのですが(今はメガネがメイン)、最近は老眼まで始まってしまい、メガネを遠近両用に作り替え、更に、家でかけるために中近メガネ(中距離・近距離両用のレンズのメガネ)も作りました。
遠近も中近も、どちらもブルーライトをカットするレンズに加工してもらっています。
ちなみに、「ブルーライト」は、パソコンやスマホだけのものでなく、外を歩けば必ず当たる「太陽の光」(紫外線)にも含まれているそうなので、目の老化予防に、数年前からブルーライトカットにしています。
余談ですが、若い頃は、ずっとコンタクトレンズを使っていました。でも、40代になった時にメガネに替えました。
年を取ると、メガネの方が便利で楽チンですね。
最初に「メガネを買う」ので初期投資が要るけど、一度、メガネを作ってしまえば、お気に入りのフレームでお洒落が楽しめるし、目尻のシワやシミはメガネが隠してくれるし、コンタクトの維持に関する費用は浮くし、定期的に眼科検診を受けなくてもいいし、災害時に衛生管理で気を遣う必要が無いし、とても楽ですよ~。
こんな感じで、メガネをライフスタイルに合わせて作り替えながら、目の健康にも気を配り、かなり気をつけていたのですが、どうも遠近両用レンズになかなか慣れず、目がかなり疲れていたようです。
そんななか、目の疲れでだけでなく、目が痛くなったり、頭が痛くなったり、そのうち、目を使うこと自体、すごく辛く感じられるようになり、不調は、目から頭部全体へと広がっていきました。
ここまで至ると、年齢的なことを考えて、重くて悪い病気とか、様々な目の病気などが頭をちらつきます・・・(汗)。
そういえば、メガネを作り替える度に、私は、眼鏡屋さんで視力は計ってもらっていましたが、眼科で自分の目を診てもらうことは、ここ数年やっていませんでした。
私の近くでも、白内障などの目の病気で手術をした人もチラホラいるし、「私ももしかして病気の始まり・・・?」と、すごく気になります。
そこで、私は勇気を出して眼科を受診しました。
◇◇◇
久しぶりに眼科の先生に、私の目の具合を診てもらいました。
まず視力を測定します。
具合が悪いと感じ始めたとき、「視力が落ちている」と思ったのですが、実際、病院で調べてもらうと、視力は全然落ちていませんでした(汗)。
むしろ、よく見えていて、メガネを掛けた状態で1.2。メガネを作った時は1.0~1.2だったので、全然悪くなっていない…。
「あれ??」と思いました。
その後、眼圧なども計ってもらい、いろいろ調べてもらった後に、いよいよ診察室に入りました。
診察室でも先生に眼球をチェックしてもらいました。
すると、「病気ではない」・・・とのこと。傷も無いし、きれいな眼球だったそうです。
ただ、先生からは「ドライアイ」であることを指摘されました。
ドライアイ・・・?
これって最近よく耳にする症状だけど、私もドライアイだったの・・・?
私は驚きました。
その後、先生から、目の潤いをキープする目薬を処方されました。
ドライアイということで「何か気をつけることはありますか?」と聞きましたが、特に気をつけることはなくて、「目を使いすぎない。疲れたら目を閉じて休ませる。」とのことでした。
また、「今回は眼科で目薬を処方するけど、ドラッグストアで売っているドライアイ用の目薬を買って使うのも良いですよ。」と聞きました。
とりあえず、今の私は悪い病気ではないし、対策として市販の目薬でも大丈夫・・・ということを知り、安心しました。
これが1年前の話です。
その後、今はドラッグストアで見つけたこの目薬を使っています。
いろんな種類がある中で、この目薬は「防腐剤無添加」なので、これを使っています。ビタミンAが配合されていて、角膜細胞の修復もしてくれるそうです。とろっとした薬液で、目が潤います。なかなか良い感じですよ♡。
◇◇◇
私のドライアイ。パソコンやスマホの使いすぎで目を酷使したのが原因かな・・と思っていましたが、後々いろいろ調べてみたら、それ以外で他に「更年期障害」も原因の一つだと知りました。
更年期になると、肌や粘膜の潤いが全体的に減っていくそうですが、もちろん目も乾きやすく、「ドライアイ」の症状も出やすいそうです。
そういえば、1年前の今頃は、更年期障害と思われる症状がいっぱい出ていて、目だけでなく身体全体がかなり辛かったなぁ~と思い出しました。
今は、漢方薬や運動、食事、生活習慣など、更年期障害対策に前向きに取り組んでいるので、お陰様で全身で起きていた不調はだんだんと落ち着いていきました。
それと共に、目の乾きと眼精疲労と頭痛は、今はそれほど気にならなくなり、改善しつつあります。
◇◇◇
その他、最近、私が利用してみて、まずまず効果があったものをご紹介します。
卓上加湿器
夫が「職場で使ってみたら、すごく良かった」と言って、私の分も買ってくれました。夫にもらったのは、下の商品ではないのですが、これと同じタイプのものなので、ご参考に載せてみました。
パソコンのUSBで繋いで使っています。
毎日、使う度に中の水を入れ替えているので、衛生面は大丈夫です。
加湿のお陰で、パソコンと向き合っていても、目の乾きがそれほどでもなく、良いように感じます。
目肩腰の栄養剤
よくテレビのCMでもやってる「目型腰!」の栄養剤です。
私が飲んでいるのは、ビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンE が配合された「目・肩・腰」のこちらの栄養剤。
実はドラッグストアの薬剤師さんに「一日一回の服用で、他の製品と比べて身体に吸収されやすいし、ビタミンEが入っているから血行も良くなるし、バランス的にこれは良いですよ」と勧められたものなのです。
薬剤師さんのオススメならば…と、シオノギ製薬のコレを試しに買って飲んでみました。
私は、あまりこういうのは飲まないのだけど、腰や肩が痛いときに、たまに飲んでいます。
更年期特有の身体の痛み(神経痛っぽいヤツ)には、これは良く効きますね。
以前、「命の母」を飲んで、身体の痛みが穏やかになったことがありましたが、これも効きます。ビタミンB12が不足しているっぽい痛みの時には、これが良いかも・・・です。あと、目の疲れ(眼精疲労)にも効きます。
その他、目の疲れに特化するなら、こちらも効きます。
目を休ませる・目を温める
でもやはり大事なのは、目を休めることだと思います。
使いすぎたら、ちゃんと休ませることです。
私は夜、就寝時に布団に入ると、目の周りやこめかみ、頭、頭と首の境目の辺りをセルフ・マッサージしています。
凝っているところをもみほぐして、最後に、自分の両手の平で目を温めます。
自分の手で温めるのが面倒なときは、これを利用するのも良いですよ。
最近は使っていないけど、以前は時々これを利用していました。
蒸気がでるので、目の周りが潤うし、適度に温まるので、とても気持ちが良いです。
温めて血行をよくしておくことも、眼精疲労を解消するのに効果的だと思います。
◇◇◇
目の疲れを放置していると、視力低下だけでなく、慢性的な目の不調に陥るので、日頃からのケアが大切です。
私は、学生の頃、視力の変化で度が合わなくなったメガネを掛け続けていて、そのため眼精疲労になりやすく、ずっと目の疲れや頭痛に悩まされてきました。
大人になり、ようやく視力が落ち着いて、頭の痛みから解放されたと安心していたら、今度は、老眼の始まりやパソコン・スマホの利用で、また眼精疲労が復活・・・汗。
昔の苦労を思い出し、また目の養生に努めるようになりました。
最近は、たくさんの人がドライアイや眼精疲労で苦しんでいるという話を耳にします。(良かったら私の話を参考にしていただけたら・・・と思います。)
目はすごく大事です。目を酷使しやすく無理を強いてしまう人も多いと思います。でも、目は取り替えることができない大事な部分なので、大事に養生して欲しいと思います。
目を壊さないように・・・。
皆さんも、どうかご自分の目を大切にしてくださいね~。