8月なのにまるで春先。霞がかかって白っぽい景色。
今朝、洗濯物を干そうと外に出たら、なんだか喉や鼻がピリピリする。
空気を思いっきり吸うと、肺の奥に変な刺激を感じる。
周囲の景色を見ると、なんだか視界が白っぽい。
遠くの山々が白く霞んでいる。山の奥の方はほぼ真っ白で、山と空の境目がわからないほど。
しかも空が全然青くない。晴れているのに白っぽくて、本当ならくっきりと青いはずの空が、今は水色をしている。
「これはもしかして…」
慌ててスマホで検索してみたら、PM2.5の濃度がかなり高くなっていた。なんと、今朝9時の段階で40μg/m3。その後、数値は少しずつ下がっているけど、景色は相変わらず白いし、体感はあまり変わっていない。
更に今日は酷暑日。こんな日はマスクをして外を歩くことは絶対に無理…(汗)。
ということで、今日はお散歩をお休みすることにした。
いいお天気な分、すごく残念だわ。
それにしても今は8月なのに、これではまるで春先みたいじゃん。黄砂が吹いてPM2.5も襲来して霞がかかって白くなっている「春」と全く同じ。濃くて鮮明な色彩の風景がドーンと大きく広がるのが「これぞ夏!」なのに…。こんなに白い夏は初めてかも。汗
◇◇◇
この土地は自然が豊かで空気も水もきれいな場所だけど、他所で発生した汚染物質が風に乗って流れてきて、春は特に停滞する。昔はこんなことはなかったけど、時代のせいなのか、私が過敏すぎるのか…。汚染物質の有無を「体の不調」で察知することが多くなった。
とはいえ、同じ県内でもここはマシな方で、今日の様子を調べてみると、名古屋に近い都市部の方がうんと数値が高く大変そうだった。その他の地域も、今日はPM2.5の濃度が軒並み高め。今日は全国的に大変だったみたい。
◇◇◇
昔は大気汚染というと都市部で起きるものだったけど、最近は田舎も都市部も関係なく、どこにいても多かれ少なかれ、何らかの被害を被るようになった。
おそらく、お隣の大陸の某大国が原因なんだろうなぁ…。
今のこの程度でも辛いのに、本格的な汚染の真っただ中にいる隣の大陸の某国は、今もすごく大変な状況なんじゃないかな。だけど、経済一辺倒ではもう通用しないと思う。この地域が安全でクリーンな環境になるように、もうちょっと頑張ってほしいな…と強く思う。
◇◇◇
明日は収まってくれるといいのだけど。
くっきりと青い空、こい緑の山々。クリアな景色。
これが本来の夏の風景だよね。
こんなに白くてぼんやり霞んでいるのは夏ではないよ。
暑さだけは夏らしく一人前だけど、これでは外も歩けない。
早く戻ってきてほしい…。
夏色の風景。