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一級建築士試験に挑んだ290日間

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製図試験R1角落ちからの学科・製図の勉強の全記録。七転び八起き。
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2020年8月の記事一覧

【216日目】H27本試験課題でやらかした失敗の数々②/課題建物計画チェック

今週はかなりハイペースで勉強したため、noteの更新が滞っていましたが、ありがたいことに、ディスカッションの内容が、文章でのやりとりだったため、復習の意味でも、それらをまとめることにしました。また、前回の写真では、整合していない部分が見えづらいので、課題を解いていなくても、おかしな部分がわかるように、青でJさんのリカバリー案を書き加え、投稿します。大枠は変わらないのですが、いくつかは改善できる部分があります。早いうちに手を打っておかないと、手戻りになる部分と、いざという時の打

【217日目】製図試験.comのオープン課題に挑戦/課題建物記述チェック

改めて書き起こしてみると、H27本試験課題のディスカッションの一部だけでも、膨大な内容になってしまいました。他の課題は著作権もあると思うので、どの課題でも共通した問題点をあげることにしました。 さて、ディスカッションのやりとりを踏まえて、エスキスの感覚をつかむため、シロクマさんも解かれていた、製図試験.comさんのオープン課題にチャレンジすることにしました。こちらは問題と解答例が一般公開されているので、1/400を投稿することにしました。 H27本試験課題に比べると、だい

【218日目】スタディング講座でアウトプットを想定したインプット/H27本試験課題記述チェック

エスキス、記述を通して、見えてきた課題を整理するために、スタディング講座の前半戦の講座を再視聴しました。やはり課題に取り組んだ後だと、吸収力もまったく違いますね。 しかし、連日朝が早かったこともあり、仕事を終えてからの視聴となると、先生方の声に癒され、ウトウト。いつの間にか試験が終わり、結果が出せず、悔しがっていたら、じつはそれは夢。まだチャンスがあって良かったと安堵している夢を見ました(苦笑)平日も製図試験のことで、頭がいっぱいでしたから。 ■今日の学習報告(7/31)

【219日目】8月に突入/ zoom自習で感覚を取り戻した1週間

今日から8月に突入しました。zoom自習&タイムアタックは、本来なら明日からの予定でした。製図に何度も失敗していることもあり、ついていけるか心配でした。しかし、勉強仲間の温かい言葉にとても勇気づけられ、失敗もさらけ出しやすい環境でもあったため、リラックスして、自学も進むようになってきました。 本来の学習スケジュールはこちら。 トレースはほとんど進まなかったものの、実際の課題を解くことで、要点記述ドリルの確認や課題文読みの訓練ができ、互いのエスキス・プラン・記述について、や

【220日目】zoom自習・タイムアタック②/完璧より完成を目指す

2回目のzoom自習・タイムアタックを終えました。初回よりハードルを上げて、学校課題でエスキス2.5h+作図3hで行いました。どんなに難しくても、設定タイムでまとめ上げると決め、取り組みました。その結果、プランはさっぱりでしたが、潔く割り切ることができ、時間内に作図まで仕上げることができました。 課題文読みが20分、ウツワ・面積読みまでに1時間、バイコマプランまでに1時間半(今までならこの段階で2時間半、作図に移っていました)1/400に2時間15分、中間チェック込で2時間

【221日目】週間スケジュールでTAから見直しまでをルーティン化

先週は月~金まで毎朝LINEを使って、ディスカッションをしていたわけですが、今週からは各自で勉強時間がとれるようにと、Jさんが週間スケジュールを組んで下さいました。というわけで、タイムアタック終了後の日曜、火曜・木曜の朝に行うことになりました。週に1課題、ただ解くだけではなく、これで平日は復習・見直しに十分な時間をあてることができます。 【課題学習の流れ】 ★日曜:エスキス+作図タイムアタック ▶︎成果物ではなく、エスキス途中の悩みや考え方を共有 ★火曜:図面の成果物の「計

【222日目】自己採点チェックシート作成で減点項目の多さを体感

ついに、添削が返ってきました。エスキスプランで気になった部分と、書き漏れを丁寧に拾い出して下さっていました。それを見て、この試験って、いかに受かるかより、いかに失格、大減点を避け、マイナス1点を減らすかかなのだなと改めて感じました。学科試験でいうところの、とりこぼしですね。 とにかく基礎練習ですね。課題文に従って、①確実なインプット、②時間内に適切なアウトプットをするか。(まわりが書けることを確実に書く。読み飛ばしなどで書けなかった人は、昨年の私のように、勝手に自滅していく

【223日目】記述の添削に苦戦/計画の洞察力と、構造・設備の知識

週間スケジュール通り、記述の添削を行いましたが、作図よりも難しいと感じました。留意事項に書かれていることを、図面にも補足文でアピールしてあり、特に目立った不整合もない。いったいなにをチェックしたら良いのか…  そこで、添削というよりも、①問いに対して、どういう視点で、知識やキーワードを選んで書いたのか、②伝えたいことを簡潔に書くのに、どういった工夫をしているのか、一級建築士記述研究所のサイトの解答例と照らし合わせながら、考え方を確認してみようと思い立ちました。ディスカッショ

【224日目】チェックの多さで、建築資格研究会の添削指導を活用

学科のときから、過去問20年間分を入手するなど、建築資格研究会のネット講座を利用していましたが、今年は製図の添削指導も受けることにしました。①作図・記述内容を2時間以上かけ、詳細なチェックをしてもらえる、②減点項目がわかるランク評価表もついてくる、③1課題の添削費用が3,000円、チェック赤入れが3日以内に届く、④各資格学校の課題分析をして、3課題に絞り、基礎力を強化できるというのが決め手になりました。(ボランティアに近いような…けれど、教材の提供や分析には信頼性がある)

【225日目】失敗してわかった、アプローチ・ゾーニング検討の甘さ

今まで課題を提出する時は、ランク評価を気にして、プラン修正をしていたので、失敗も中途半端で、エラーの根本原因がわかりませんでした。しかし、時間内に解くことで、思ったようにエスキスが進まなくなったとき、どう処理してしまうのか、自分のクセが見えてきました。 今回は、道路斜線制限をいかにクリアするか、周辺環境にどのように配慮して、アプローチ計画を立てるか… 建物外部に制約があり、そこからエスキスを組み立てる必要がありました。全体を通して、条件が多いため、計画の自由度も低く、解答パ

【226日目】フリープランニング練習の成果がエスキス時間短縮に!

更新が再び遅れました。さて、前にもお伝えしたように、エスキスの時間配分を今年から大幅に変えました。昨年まで⇨課題文読み(10分)→エスキス(2時間15分)→1/400プランニング(省略)→記述→作図、今年⇨課題文読み(20分)→エスキス(50分)→1/400プランニング(45分)→中間チェック(15分)→記述→作図 です。 これだけを見ると、エスキスを今までの半分以下に縮めるって、いきなりそんなムチャなことをと思われるかもしれませんが、意外となんとかなるものですね。課題発表

【227日目】エスキス+作図5hタイムアタックにチャレンジ

ついにやってきてしまいました。先週は、エスキス2.5h、作図3hと区切って行いましたが、今回は5hかけて、休憩なしで一気に仕上げる感じです。 今までだと、試験時間6.5hのなかで、記述50分でも、チェック時間がとれず、未完にならない程度に仕上げるのがやっとでした。それなのに、今回は課題自体が難しく、エスキスがまとまらない可能性があると、事前連絡が。もうこれは、素早く決断するしかない、とにかく未完にはしないぞと、ある意味踏ん切りがつきました。また、参加者も増えたので、待ってほし

【228日目】交換添削を終えて/答えは探すのではなく、作り出す!

今回、交換添削を終えて感じたのは、課題文の落としどころを確実に押さえていながらも、それぞれゾーニングパターンが違っていたことです。これはこうあるべきだと突き進んでしまうと、プランに自由度がなくなり、自らで難しくしてしまうのだなと感じました。また、参加された方々は、課題文の表現が抽象的で、どちらにも取れる場合、その可能性も踏まえて、意見交換をして下さいました。自分の考え方だけでなく、観点を増やす機会が持てて、本当に良かったです。 また、今回の課題では、es-naviのアミクミ

【229日目】課題文の読み取りの初動ミス対策に過去問研究

課題文の読み取りにおいて、要求事項の解釈、大枠の条件のズレを解消するには、やはり過去問研究なのかなと、ふと思いました。過去問は、出題者がどのような点を、どのような聞き方で問うのか、どれくらいの頻度で問うのかなど、試験にまつわる情報がつまっているので。昨年のウラ指導の過去問研究講座の資料をプリントアウトしていたので、課題考察を改めて確認してみようと思いました。それが一番効率が良さそうです。ウラ指導のK先生がLINEでシェアして下さったメッセージを控えていたので、こちらに残してお