【子育て】100万円を増やしなさい:完結編
おはようございます!
本日は、
【子育て】100万円を増やしなさい:完結編
といったテーマでお話ししようと思います。
こちらの続編。
約2日間で100超いいねを突破!!ここまで反響があるとは、ビックリしています。(;´∀`)やはりタイトルがかなりのインパクトだったのでしょうかっ笑
「はじめまして」の方がいらっしゃるかもしれないのでザックリおさらいしますね。
主人公は現在中学3年生の長男。【絶賛受験生っ!】
我が家ではマネーリテラシ―向上を目的として、
長男へ中学2年生より、おこづかい制を廃止し100万円を付与ています。
「え…?」どうゆうこと?
ご心配してくださったそこのあなたっ!ぜひ前編をご覧ください!今回は完結編。実際に長男が100万円チャレンジを実行し、約1年間が経過した現時点で『得られた効果』をじっくりと解説していきます。
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○利回り約30%を達成
約一年を通して、いわゆるお金の通信簿「決算」をするなれば彼の成績は利回り約30%。100万円を約130万円に増やすことに成功しました。
上記及び、金融商品の運用をされている方ならお分かりかと思いますが、まずまずといっていい…いや、かなり優秀な成績ではないでしょうか。しかし…本当に大事なことは得られた収益よりもこの経験から何を学ぶことができたのか。です。しかし結果も大事。これからご説明させていただく「得られた効果」に説得力を持たせる意味でも、あえて成果をはっきりとお伝えしました。
①『税金』を体感で学ぶ
まず1つめは『税金』です。
私、本当に思うんですが、生まれてから死ぬまで一生付き合っていく『税金』を、なぜ義務教育の早い段階からちゃんと教えないのだろうと憤りすら感じるんですね。中3の長男に聞いても学校ではほどんど教えてもらっていないとのこと。この100万円チャレンジは税金を体感するにも最高な機会になりました。初めて彼が株を売却した際、約束どおり利益を現金で渡しました。すると長男は
「ん?ちょっと少ないよ?」と抗議。
そう。ルール通り「税金を差引いた利益」を渡したのです。
株式投資の譲渡益にかかる税率は20.315%。つまり1万円の利益なら約2,000円を税金として支払わなければなりません。
ここで初めて、長男は「税金」という強敵と相まみえることとなるのです。
中学3年生からすれば2,000円は大金。そして彼はここであきらめませんでした。この問題を何とかできないか…?と模索。するとなんと…
「ねぇ、お母さんかお父さんのNISA枠を僕に貸してくれない?」
と熱烈オファー!これにはあっぱれでしたね!笑!
私自身NISAを利用しているのでわかってはいましたが、あえて教えてはいませんでした。しかし彼は自ら調べ、解決方法を見つけだし私たちに提案を持ち掛けてきたのです。その執念とファイトに思わず拍手してしまいました。自分で利益を生み出すからこそ、体感で税金を学ぶ。そしてさらに「どうにかならないか?」解決方法を模索する。これからの時代を生き抜くうえで養っておくべき能力と言えるでしょう。
②稼ぐからこそ、向き合う『使い方』
「いやいや、でも、そんな未熟な頃に大金を扱って金銭感覚がおかしくなってしまわないの?」と不安に思う方もいらっしゃると思います。
結論から申し上げると、逆です。
少なくとも長男に関しては金銭感覚がおかしくなるどころか、ものすごくシビアに捉えるようになりました。例えばこんなエピソードが。
彼は学習塾に通っているのですが、塾帰り友達に付き合ってよくコンビニに立ち寄るそうです。帰宅後、なにか買ったの?と尋ねると
「いや、僕は買ってない。家に帰れば夕飯があるし無駄遣いはしたくないからね」
実にシビヤです。笑
「自販機は高いから」と友達と遊びに行くときは常に水筒を持ちあるく徹底ぶり。おそらく、周囲のお友達のおこづかいより、はるかにお金を所有しているにも関わらずです。彼を見ていて感じるのは、与えられたお金ではなく、自ら思考して得たお金だからこそ「何にどう使うか」を真剣に考えるようになったのだと思います。その詳細は③で詳しくお話していきますね。
③最大の学びは『○○』の発見!
最後に…100万円チャレンジを通して彼にとっての最大の学びについてお話していこうと思います。
保有していたある銘柄が急速に成長し、一気に含み益が20万円を超えました。この先の値下がりも見越して一旦利確しようと考えた長男。「この利益どうするのかな…」と興味津々だった私は「どうする?現金で渡す?」と問いかけます。すると
「いや、この利益は使わない。元本に上乗せしてさらに投資する」
「だって、元本を大きくした方が圧倒的に利幅が増えるからね」
この言葉にしびれました。
彼は100万円チャレンジによって自ら「複利」を発見したのです。
更に彼はなんと
・株式による売却益(キャピタルゲイン)は再投資に。
・株式による配当金(インカムゲイン)を生活費(おこづかい)として使用する。
という計画を立て、実行するようになりました。そのために配当利回りの高い銘柄を調べ、キャピタルゲインとインカムゲインをバランスよく配合したポートフォリオを完成させているのです。
しかもそれは私が教えたわけではありません。
自ら挑戦し、
自らリスクを背負い、
自ら学び、
自ら失敗を繰り返し…
その道のりの中で見つけた発見です。完全に親バカですが、
「よくやった!よくその解を導き出した!素晴らしい!」と長男の頭をクシャクシャにしたことを今でも覚えています。
〇結び
【子育て】100万円を増やしなさい:完結編
いかがでしたのでしょうか?
実は長男の学びはこれだけでなく、さまざまな場面で垣間見えるんですね。やっぱりちょっと書き切れなかったので、またテーマを変えて何本か執筆したいと思います。
金融商品による投資はあくまでも手段であり目的ではありません。得られた利益、知識、経験を元に自らの商いを始めること。
ここに向かって彼の挑戦は続きます。
いや、本当に子供は可能性に満ち溢れている。
ある意味、固定概念やくだらない常識で塗り固められる前だからこそ、イマジネーションが花開くのかもしれませんね!
これだから子育てはやめられないっ!たまんないっ!(^^♪
本日もご一読いただきありがとうございました。
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