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1歳3ヶ月 私にお仕事くださいな

1歳3ヶ月の三女はいつでも周りの様子をよく見ている。
姉や兄の行動はもちろん自分も同じようにできる!と思って挑戦するし
保育園でも先生がする動きをじっと見て、外に行くと分かったらクラスの友だちの上着を配り歩いているそうだ。
いつの間にか観察上手で先読みできる子になっている。


三女の成長

5人目なので家の中に自分の見本となる姉兄がいるし
次男とは2歳違いで保育園でも一緒に過ごす時間が長い分、兄というより少し大きなお友だちという感覚で接している。
ペチペチと次男の頭を叩くのはしょっちゅうあるし
おやつも同じものを食べる!と口を大きくへの字にして訴えている。


自己主張がしっかりできる子だ。
保育園でも毎日とっても楽しんでいるようで
先生が準備していると
『何してるの?』と覗きにきて1番に取り組んだり
最後まできゃっきゃと笑い声をあげて楽しんでいるそうだ。
生活の流れも身についているので
外遊びが終わると靴を靴箱に入れる
(靴を脱ぐのは時間がかかるけれど自分ですることもある)
靴下を脱いで自分のマークがあるケースに入れる
上着を脱いで先生に渡す
袖をめくって洗面台の所に並び手を洗う
と園庭遊び後もルーティンができている。
0歳児クラスで、しかも入園して4ヶ月でこれだけ定着するのは下の子あるあるなのかなとも思う。


そんな三女の最近のブームはお手伝いだ。
ちょっとぐずっている時に
『三女ちゃん、この服次女ちゃんに渡してください』
『まぜまぜ手伝ってくれる?』
など三女にもできることをお願いしてみると


「ん!」


と明るい口調で返事(というか相槌?)があり
ニコニコとお願いされた仕事をやってくれる。
意志が強いからか泣き声も耳が割れんばかりの声量なので
すぐに切り替えてくれると私の精神安定上とっても助かる。


お手伝いをお願いすることが定着したからか
私がキッチンで用事をしていると
「何かできることあるかな?」
「あたち今手が空いてるよ」
とテレパシーが来るくらいキラキラした瞳で私を見つめている。
今朝は三女に手伝ってもらうことがないので
小さめのザルを片付けてほしいと三女に渡すと
早速おままごと遊びが始まっていた。


昨晩の入浴後は配達員か引っ越し屋さんになったのか
寝室とリビングを行き来しながら自分の掛け布団を運んでいた。
到着したら一度置いて布団の上に転がり
立ち上がって布団を両手で抱えたら
トタトタと寝室に運んで
「パー!」と両手を開いて落とし布団に転がる。
ずっと同じことを繰り返しているのにケラケラ笑い
何かが笑いのツボにハマったようだ。


扉が開け放したままなので寒いし
早く終わらないかな…と思うが
これだけ三女が楽しそうに繰り返しているのは
私には分からない微妙な違いや発見が布団を運ぶたびにあるのだろう。
満足するまでやりきらすことが三女の達成感に繋がるし
途中で止めて癇癪が起きるのを避けることもできる。
大人から見たら『なんでこんなことするの?』と思うことも
子どもにとったら重要なやる意味があるのかもしれない。


今日も三女は保育園や家で自分ができる仕事がないか目を光らせているのだろう。
私も仕事に対して意欲高くいないといけないな。
三女のやる気に満ちあふれた行動から仕事の姿勢を学んでいる。

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