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しばらく あかちゃんになりますので

久しぶりにヨシタケシンスケさんの絵本を購入した。

『しばらくあかちゃんになりますので』

もう読まれた方も多いのかな。

毎日寝る前には絵本の読み聞かせをしている
と言いたいのだが

余裕ゼロのワンオペワーママなので
21:00に寝室へ子どもたちを連れて行くことさえできていない。

絵本の読み聞かせが、子どもの情操教育や親子の信頼関係作りにとても効果的であることは知っている。

できることならやりたいし、子どもが喜ぶことも知っている。
足りないのは時間と私の心の余裕だ。

そんなゼーハーと息切れしている日曜日に
家族でショッピングセンターにある本屋へふらりと立ち寄った。

漫画大好きな小学生2人はすぐに新刊コーナーへ一直線。

保育園組は私と手を繋いで絵本コーナーへ向かう。
平積みコーナーや紹介のポップを読むことが好きで
『今はこれが人気なんや』
『新しいシリーズ出てるんや』
とつい色んなところを見てしまい、子どもたちに早く行こうと手を引っ張って急かされる。

そんな中で見つけた絵本の一つ。

さあ。あなたもあかちゃんに。

本の帯に書かれた言葉に
『どうゆうこと?』
と惹きつけられてつい手に取ってしまい、オムツのポイントと交換で手に入れた図書カードを使って購入した。

絵本を読んでみて

ヨシタケシンスケさんの絵本は他にも
『もうぬげない』
『おしっこちょっぴりもれたろう』
『なつみはなんにでもなれる』
が我が家の本棚にいるので新しい仲間が加わった。

今朝は長男に蹴られて4:00に目が覚めたので
晩ご飯作りをする前に絵本を読んでみた。

登場人物の表情がほんとこんな顔してる!
そうそう!こんなこと言うのよ!と頷いてしまう。

赤ちゃん返りの内容かな?と思っていたら
もっと笑えるのと考えさせられる内容だった。

年齢を重ねるたびに
心に何層も膜を張って素直な感情を出せなくなる。

赤ちゃんみたいに大泣きしたのはいつだろう。
好きなだけゴロゴロしたのはいつだっけ?
甘えたい時に甘えさせてと伝えられるかな?

自分が赤ちゃんの時は忘れているし
上の子が赤ちゃんの時の記憶も薄れている。

今末っ子が1歳になり
徐々に赤ちゃん気がなくなってきていて
早く大きくなってほしい気持ちと
まだまだ赤ちゃんでいてほしい気持ちが
混ざり合っている。
親って勝手なものだな。

私も赤ちゃんになれるベビールームが欲しいな。
10分くらいで恥ずかしさが溢れて
もう大人に戻ろうとなるかもしれないけれど

喜んで怒って泣いて笑って

自分の気持ちを感じたままに外へ出すことができたら
ストレス解消できて気持ちを切り替えてスッキリしそう。

子どもたちに読み聞かせたらどんな反応をするんやろうか。
「赤ちゃんも色々大変やねんで」
「泣いても大人はすぐ動いてくれへんやろ」
と言われるかも。

それとも私には思いつかない感想を話してくれるかもしれない。

今日は寝る時間が遅くなってもいいから
読み聞かせの時間を作ってみよう。
お互い読んで思ったことを話してみたいな。

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