【大人の読書感想文】そして5人がいなくなる
いしかわゆきさんの【書く習慣】を読んでからとにかく読んだ本の感想を書きたくて仕方ないなーすまん先生です。特に昔読んだ本とかを読み直して今感じることを書きたくなるんですよね。そうなると、立ち帰りたくなるところははやみねかおるさんの本です。最初に読み返しましたのは【そして5人がいなくなる】です。
夢水清志郎と亜衣ちゃんたちとの出会いの1冊です。読み直してまず驚くのは最初のシーンです!!それぞれの書き分けがうまい!3日間での亜衣ちゃん、真衣ちゃん、美衣ちゃん、それぞれがしっかり分けられてるんです!!noteを書いたり日記を書いたりする中で自分ひとりの文章すら定まらないぼくからすると神様級の書き分けです!!
教授の台詞で最も好きかもしれない!人生に必要なものとは「本と、それを寝ころんで読むためのソファー」!!この価値観最高すぎます!!ぼくもこうありたい!!そしてこうありたいもう1つは教授のこの台詞!「子どもは、いつの時代だって幸せなんだ。また、幸せでなくちゃいけないんだ。」大人って子どもの幸せを願う存在なんですよ。ぼくほこうありたい!!!
そういえば神隠島のときだけかと思いましたが、教授はこのころも「ぼくは事件の謎が解ければいいんです。」なんですね。確か途中からはみんなが幸せになるように解決だったはず。いや、でもこのお話でもみんなが幸せになるように解決しているんですよね。
ただこの話で1番かっこいいのは教授ではないんです。上越警部なんですよ!「四人の子どもたちは、楽しい夏休みをすごせたのかな?」警部はトリックは解けてないです。でも警部は真実は分かってるんです。あぁ、もう、はやみねさんが描く人たちってなんでこんなにかっこいいんでしょう!!ぼくもかっこいい大人になりたいと思わされちゃいました!!
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