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ばーばの大学院な日々〜今年もお世話になりました

【この一年】

2年ぶりにお孫ちゃんズにまみれて過ごす年末です。

前回は2号ちゃんが生まれた時で、通信制大学の卒論を提出した後でした。

今回は修論を提出してから来ました。

3号ちゃんが生まれて、1号ちゃんがまもなく5歳、2号ちゃんが2歳になったばかりです。
上2人がにぎやかなのをよそに、3号ちゃんは、よく飲みよく眠る子です。泣いていない状態で起きているというところもあるのが、末っ子の時と同じだねえなんて話しています。


まみれながら、自分の時はこんなに大騒ぎじゃなかったような気がするわーって思ったりします。
でも、多分忘れちゃってるだけよね笑
私の時は2歳7ヶ月、1歳3ヶ月、0歳だったので、大変じゃなかったはずがないんだけど、もう思い出せない笑

もう一度、このカオスの中にいられることがありがたくて幸せなんだなあと思います🥰

さてこの一年は、修論に向けて、何を知りたくて、それにはどうすればいいの?って何もわからない〜😱
と始まったようです。
入学して以来、拡大路線だった研究テーマをどう扱ったらいいのかわからなくなってしまい、だけど、何かを定めて測らないと私の言いたいことが言えないだろうなぁということだけはわかり…みたいなウロウロ感が年度が変わるまで続いていました。

何かを測るためには、とにかく何を知りたいのかを決めて、倫理審査を取らねばならず、しかも中学校の授業は始まってしまうわけで…

で、出した倫理審査がめちゃめちゃ厳しくて、そこそんなに言う?っていう感じで反論したかったのだけど、うちの先生はそういう方針じゃないので、おっしゃる通りに対策を考えたよと修正して許可がでました。

新年度になってゼミ生が増えました。
博士課程の先輩と修士課程の後輩、研究生で、日中にゼミが行われるようになりました。
このメンバーがいることで、研究が進んだし、わからないことを教えてもらえたり、修論も見てもらったりして、本当に楽しくありがたい日々でした。

仕事をしていない間は、やりたかったことをやってみようと思って、去年から取り組んでいた朗読劇。一年間レッスンをオンラインでして、ゴールは札幌で5月に発表会をするというものでした。メンバーは北海道だけでなく京都や東京、韓国からで、とても楽しい発表でした😊

学会には2つ参加しました。
3月の日本発達心理学会は見学で参加しましたが、自分の研究の近接の先生たちとお話ができて嬉しかったです。
10月の日本キャリア教育学会は発表をしました。
実は、在学している北海道大学教育学院ではキャリア教育の専門の先生はいないので、入学試験の時から「キャリア教育」というと顔をしかめられることが多くあり、都度説明している感じでした。
日本キャリア教育学会に行けば、当たり前のように「キャリア教育」という言葉が飛び交うことがとても嬉しかった😊
そこでやっぱり私は「キャリア心理学」なんだよなあと思い至りました。

その「キャリア教育」を行うための所属として、4月に一般社団法人「まなび・咲くキャリア」を立ち上げました。決して儲かるものではありませんが、所属があることが大切だなあと思っています。
中学校でのキャリア教育は今年も8校で授業回数120回行いました。今年度はコロナで中止になっていた職業体験が復活したところも多く、事前マナー講習の問い合わせが増えました。
修論のための調査にご協力くださった学校もありました。

11月には、中学校でのキャリア教育について、学部の教職専門演習科目で講義する機会をいただきました。現場で培ってきたことをお話しするという、これまで持ってきた野望のひとつが果たせました😊

修論は、中学校で行っているキャリア教育プログラムの効果を測ろうとするものです。
キャリア教育の評価には、教育プログラム評価と生徒評価の二側面が有るといわれていますが、私は、自分のプログラムの評価をするために、生徒の変化を測ることにしました。
授業の種類によって、生徒の変化が違うという結果が出て、どこに効果があったのかについて書きました。
執筆にあたっては、先輩たちが教育コーチのように細部に渡って指導してくれるというありがたさでした。感謝しかありません💕
なんとか無事に書き上げることができました。

年末年始は孫まみれですごします。

来年は3月まではいろいろと予定が入っています。

2月には修論発表があります。
3月には、日本発達心理学会でのポスター発表、北海道キャリア教育研究会の学習会での発表があります。

みなさまには今年も大変お世話になりました。
来年もお付き合いくだされば幸いです。

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