#08 書店でチェックする場所 の感想
※これはポッドキャスト番組「本そば ポッドキャスト休憩室」の感想です。
この回のキーワード
仕事目線のチェックポイントと、客として本を買いに行ったときのチェックポイントって全然違う。平台が乱れてたりすると直しちゃったり
店長とか言うと、ついつい振り向いちゃったりとかする。お客なのに
置き方一つでよくわかるよね。商品に対する気持ちの置き方が
例えば人文書とかコミックとかがすごい力入って、ポップとかおすすめ本とかすごいのにその隣にある学参がガタガタになってて
見やすく、取りやすく、戻しやすく
毎日そこにいる中の人って意外とそういうのに気づけなかったりもする。景色になっちゃう
鼻が慣れちゃう。本の匂いって忘れるのよ
従業員って結構自分のお店の入り口から入ったことってあんまなくて
意外と普通に店員さんに、後ろ通るときに失礼しますって言われただけでもさ、気を使ってんなーとかさ、あるじゃん
感想
よくユニクロとか無印で店員と間違われて話しかけられる、みたいなエピソードは見るんだけど、書店でもあるのね。すずきさんの「やっぱ時代はミラーレスなんだなー」のエピソード、面白い。
商品の並べ方、「ストレスなく取り出せる」って当たり前すぎるけど大事だよな。これで小さくストレスが積もるとやっぱり足が遠のくと思う。あとはポップの位置かな。本を手に取るのに邪魔にならないようにしてほしいとは切に思う。
でも古書店はそこまで置き方考えてない気がする。とにかく積んで「取りやすさ?そんなの知るか!」って感じがする。それもまあ楽しいんだけど、棚の間と間が狭くて人が通り過ぎるのが難しいのは個人的にはストレス!
今回のハイライト
取りやすくっていうのは、商品が手に興味があって取ろうとするときに、
ガチガチに棚がパンパンで、一冊取るのに指も入らなくてなかなか取れないとかさ。面出しの表紙を見せてるってことを面出しって言うんですけど、
それを取ろうとしたら前のポップに引っかかって取れないとかさ。取りにくい。要は取るのにも気を使うというかストレスになるみたいなことがあったり。逆に手に取ったやつを戻そうとしたら棚がギツギツで、もう一冊も入らないとこにギュッと棚が戻せないとかさ。
で、「ちょっと重いのでお帰り、お気をつけて。」って早口で、そういうのをちょっとぶっこんでくれたんですよ。
でも全然やらしいあれじゃなくて、本当に心から気をつけてくださいねみたいな気持ちとともにその言葉をいただいた気がして。
すごい気持ちよく帰ったんですけど、そういうやっぱ、また、せっかくならあそこで買おうかなーってなる人ってきっかけになりますよね。