【不安や恐怖をなくす超簡単な方法】不安症や恐怖症を克服して今すぐ自分を変える
苦しみや不安や恐怖を乗り越えて、今すぐに自分を変える方法を教えます。
あなたは今、
新しいことに挑戦したいのに不安で行動に移せない
ダメな自分を変えたいのに勇気を持ってはじめの一歩を踏み出せない
傷つくのが怖くていつも予防線を張ってしまう
やりたくない仕事をするのがどうしても億劫
痩せたいのに運動をしたくない
このように、苦しみや不安や恐怖を想像して、前に進めずにいるのではないでしょうか?
これを心理学では、「コンフォートゾーンを抜け出せない状態」と表現します。
コンフォートゾーンとは、ストレスがなく安心できる環境を意味します。
コンフォートゾーンはあなたに居心地の良さを与えてくれますが、いつまでもその場所に留まっている限り、新しい挑戦もできなければ、自分を変えることもできず、思い描く理想の姿に成長することは不可能です。
恋愛を成就させたいならアプローチする必要があり、
痩せたいなら運動をする必要があり、
成功したいなら行動する必要があるように、
今の現状を変えて新しい人生を歩みたいなら、痛みを受け入れてコンフォートゾーンから抜け出す勇気が必要です。
一歩を踏み出して初めて、あなたは理想の未来や憧れに近づくことができます。
でも安心してください。
この記事で、苦しみや不安や恐怖を克服してコンフォートゾーンを抜け出し、最短で自分を変える、セルフ心理セラピーのテクニックを教えます。
新しい自分に生まれ変わって、理想の未来や憧れを手にしたいと本気で思っているなら、ぜひ最後まで集中してご覧ください。
なつみの場合
エステティシャンのなつみは、美人で頭も良く仕事もできる上、誰に対しても優しくフランクに接することから人望も厚く、すべての女性スタッフの憧れの存在だった。
たった1つ、男性との関係を除いては。
なぜか男性の前になると、なつみは急にそっけなく、あからさまに冷たい態度を取った。
それでも、その凛とした佇まいと美貌から、なつみに言い寄ってくる男性はたくさんいた。
合コンに呼ばれると決まってなつみは一番人気となった。
しかし毎回のように、誰が見てもハイスペックな男性からのアプローチを、なつみはことごとく断り続けた。
友人が理由を聞くと、「偉そう」「自信満々すぎる」「金持ちアピールがうざい」という。
それだけならまだしも、どういうわけかなつみは、ハイスペック男子を相手にしない代わりに、どうしようもないダメ男は受け入れて付き合っていた。
周りから見ればなつみと釣り合っていないのは明白で、同僚はいつもそんななつみの選択を理解できずにいた。
付き合いはするものの、ダメ男はダメ男のままで、交際は決まって短命に終わっていた。
そんなとき、ある事件が起きた。
新たに付き合った酒好きで喧嘩っ早いダメ男が、なつみが男友達と浮気していると勘違いし、彼女に暴力を振るったのだ。
幸い大きな怪我にはならなかったが、警察沙汰となり、この事件をきっかけになつみ自身も自分の異性との向き合い方を真剣に考えるようになった。
僕が相談を受けたのはそんなときだ。
なつみ自身も、自分がダメ男ばかりを選んでしまうことは自覚していて、そんな自分を変えたいと願っていた。
いつも同じ過ちを繰り返す、つまりダメ男ばかりを選んでしまうことに、思い当たる原因はあるか尋ねてみた。
するとなつみは、過去の失恋が忘れられないと言った。
なつみには、中学の終わりから高校を卒業するまで付き合っていた大好きな彼氏がいた。
それはなつみの初恋でもあり、青春のすべては彼との思い出で埋め尽くされていた。
しかし2人は、高校卒業後に離れ離れになる。
親が会社経営をしていてとても裕福だった彼は、アメリカの名門大学に留学することになった。
中学高校とずっと一緒の2人だったが、母子家庭であまり裕福ではなかったなつみは、日本に残り専門学校に通うことになった。
それでも2人は交際を続け、4年後に彼が日本に戻ってきたら、一緒に暮らして、ずっと一緒にいようと、将来を約束していた。
はずだった…
8か月後のクリスマスも近づいてきたある日、アメリカにいる彼から突然別れを告げられた。
理由は、好きな人ができ、付き合うことになったという。
その後、彼のFacebookで目にしたのは、パーティーで仲良さげに写る日本人女性の姿だった。
おそらく彼女も、同じ名門大学に留学できるほど優秀で、家もとても裕福なのだろう。
失恋により深い喪失と心の傷を負ったなつみは、「まるで、彼との思い出のページの一枚一枚が、コーヒーで滲んでいくようだった」と表現した。
「私は彼に相応しい女性ではなかった」と語ったなつみは、育った環境への劣等感と、自分は価値のない女性だという思い込みを強く抱えているようだった。
その結果、傷つくのを極端に恐れ、常に自分より立場の弱いダメ男ばかりを選んでは、心に予防線を張っているように感じた。
そして、「彼らが自分には相応しい」と、なつみは思い込んでいた。
なつみには、傷つくのが怖いという恐怖を乗り越えて、今すぐコンフォートゾーンから抜け出す必要があった。
コンフォートゾーンからの脱却
苦しみを避けることは、年に一度か二度あれば十分です。
しかしほとんどの人にとっては、それが深く染みついた習慣のようになっています。
私たちは、見えない壁の中に閉じこもり、思いきって外に飛び出そうとはしません。
壁の向こうには苦しみが待っているからです。
これがコンフォートゾーンと呼ばれるものです。
しかしこのゾーンは現実の場所ではなく、苦しみをもたらすかもしれないものは何でも避けようとする生き方そのものです。
なつみさんにとってのコンフォートゾーンは、「この人にフラれても大したダメージはないな」と思えるような、自分よりも明らかに劣っているような男性を選び、傷つかないように予防線を張ることでした。
そして、理想的な男性や魅力的な男性を避け続け、本気で人を好きにならないように、コンフォートゾーンの外側には決して行こうとはしませんでした。
あなたのコンフォートゾーンは、なつみさんほど明確ではないかもしれません。
しかし確実に、あなたにもこのゾーンは存在します。
コンフォートゾーンを確認するエクササイズ
では、あなたのコンフォートゾーンを確認する簡単なエクササイズを試してみましょう。
準備はいいですか?
おそらく、安全で馴染み深い場所にいて、世界がもたらす苦しみから解放された感じがするでしょう。
今イメージした場所が、ほぼ完璧に再現されたあなたのコンフォートゾーンです。
それでも、まだ足りないものがあります。
私たちは、苦しみを避けるだけでは満足せずに、さらに喜びを得ることを強く求めているのです。
喜びを得るために、私たちはさまざまな依存的行為をします。
常にSNSをチェックしたり、YouTubeやNetflixに熱中したり、一日中ゲームをしたり、ポルノに病みつきになったり、気づけばお酒やタバコやスイーツに手を伸ばしたりと。
ギャンブルやショッピングでさえ、一種の快楽となっています。
現代はコンフォートゾーンを探し求める社会で、依存的行為はもはや私たちの日課のようになっています。
そしてみな、「ここは本来いるべき世界ではない」と、心のどこかで感じているのです。
そうした本来いるべきではない世界は、うっとりとするほど心地よい、温かな湯舟に浸かっているような感じがします。
それはまるで、つかの間の子宮の中に戻ったかのように。
しかし、この温かな湯舟に浸かるような日々の行為は、私たちをいっそうダメにします。
温かな湯舟に浸かれば浸かるほど、冷たいシャワーのような現実に対処できなくなってしまうのです。
温かな湯舟のエクササイズ
では今度は、あなたにとって「温かな湯舟」になる行動を考えるエクササイズをやってみましょう。
コンフォートゾーンになっている行動が何であれ、あなたはそのために大きな代償を払うことになります。
人生は無限の可能性をもたらしてくれます。
しかし、そこには苦しみがつきものです。
やがて必ず訪れる苦しみに対処できないなら、残念ながら人生を謳歌することはできません。
人生には、避けられない3つの課題が存在します。
「痛み」「不確実性」「継続的な努力」です。
あなたがいくら望まなくても、痛みや苦しみは必ず訪れます。
あなたがいくら望んでも、確かな未来は約束されません。
そしてあなたが生きることを望むなら、継続的な努力が不可欠です。
3つの苦しみを受け入れて、それを乗り越える力を信じることができれば、あなたの可能性は果てしなく広がっていきます。
コンフォートゾーンは、人生に安心を与えてくれるように思われていますが、実際には、人生の可能性を狭めてつまらないものにしてしまっているのです。
なつみさんの例がわかりやすいでしょう。
彼女の現状は、彼女が掴むべき幸せな恋愛の姿よりも、何周りも小さいものになってしまっていました。
これは、コンフォートゾーンと、そこで生きる場合に払うことになる代償のイメージです。
ほとんどの人が、左のゾーンの中で身動きがとれなくなっています。
人生が与えてくれる無限の可能性を手にするには、思い切って苦しみの壁を突破するしかありません。
しかし、壁を突破する方法がなければ、そそくさと安全な領域に引き返します。
最終的には、私たちはゾーンから逃れることすら諦めてしまいます。
つまり、最も大切な夢と希望が失われることを意味します。
19世紀の医学者で作家でもあったオリバー・ウェンデル・ホームズ・シニアは、「The Voiceless」の中でこう綴りました。
ほとんどの人は、静かな絶望の中で暮らし、歌えなかった歌を胸に抱えたまま死んでいく。自分の歌を歌えないままこの世を去るのは悲劇である。さらに悪いことに、私たちは自分で自分の歌声を抑え込んでいる。私たちはみずから、沈黙を選んでいるのである。
しかしながら、多大な犠牲を払ってなお、私たちはコンフォートゾーンを離れません。
いったいなぜでしょう?
それは私たちが、何が何でも今すぐに満足を得たいという気持ちによって、苦しみのないゾーンの中に閉じ込められているからです。
しかしいずれ、「人生を無駄に過ごしてきた」と思い知らされる、最悪の苦しみが待っています。
私たちは欠点を正当化するのが恐ろしく得意で、苦しみを避けていることを認めるのではなく、何か立派なことをしているのだと自分に言い聞かせます。
苦しみを避けるのは正しいことで、むしろ勇敢で理想的でさえあると、歪んだ世界観を持つようにもなります。
これは、自分を欺く最悪の行為で、変わることを拒み続けることになります。
こうしたことをすべて、僕はなつみさんに説明し、苦しみを乗り越えてコンフォートゾーンを抜け出すための「セルフ心理セラピー」のテクニックを伝えました。
人生が、もしかしたら今より良くなるかもしれないという希望の光を、なつみさんは感じ取ってくれました。
ハイヤーフォース「未来へ進む力」
セルフ心理セラピーのテクニックを教える前に、これを実践することで得られる高次元の力「ハイヤーフォース」について説明させてください。
世の中には、可能性を狭めた生き方をしない人も稀に存在します。
彼らは、多くの苦しみ、失敗、不安、恐怖をものともせずに突き進みます。
どんな苦しみからも逃げないので、一番大きな夢に向かって努力し続けることができます。
そういう人は、その他大勢の人たちよりも、生き生きと輝いて見えます。
成功しているスポーツ選手や有名人を思い浮かべると、それがわかるでしょう。
彼らは、苦しみに耐える力を与えてくれる何かを持っています。
目的意識です。
将来手にしたい目標を強く掲げると、どんなに大変でも、今していることが意味を持ちます。
一方で、苦しみを避けようとする人は、今すぐ得られる満足しか頭になく、未来についての責任を放棄しています。
目的意識は、頭で考えてもなかなか見つかりません。
行動を起こしてこそ、見つけることができるのです。
ただし、その行動を起こしたとたんに、痛みを避けたい気持ちよりも、もっと強い力を働かせることになります。
この力が、「未来へ進む力」です。
「未来へ進む力」は、5つあるハイヤーフォースと呼ばれる高次元の力の1つです。
ハイヤーフォースは目には見えませんが、この宇宙に確かに存在する非常に大きな力です。
日本人だったら、運やご縁、虫の知らせ、火事場の馬鹿力など、その不思議な力を身近に感じることも多いでしょう。
「未来へ進む力」は、特に顕著に現れます。
この力は生命力そのものです。
生きとし生けるものすべては、目的意識を持って、未来に向けて進化しています。
単独の生物から、種へ、そして惑星全体へ。
何億年にわたって生命が存在し続けてきたことは、「未来へ進む力」が何物にも負けない強さを持っている証です。
この力は、あなたの人生にもずっと影響をもたらしてきました。
あなたは無力な赤ん坊として人生を歩み始めましたが、すぐにハイハイをし、その後立って歩くようになりました。
嫌というほど失敗を繰り返し、それでもなお、歩けるようになっていったのです。
何度転んでも、あなたは起き上がって目標に向かって行きました。
子供は無意識の中で、成長に欠かせない「未来へ進む力」を常に使っているのです。
では、成長しきった大人は、この力をどう使えばいいのでしょう?
その答えが、この世での目的を見つけることです。
目的は人によってさまざまで、それを見つけるか見つけないかは、あなたの自由です。
ただし、「未来へ進む力」は、あなたがそれを使うことを意識的に選び、かつそれに伴う痛みを受け入れて初めて、大きな力が作用します。
大半の人は、痛みを受け入れる代わりに避けることを選択します。
結果として、自分の可能性を活かせず、本当の自分になれずに生涯を終えます。
なつみさんの場合も、以前は彼が喜ぶことは何でもして、今以上に愛されることを期待して生きてきました。
しかし今は、傷つくことを恐れすぎて、本来なら得られるはずの幸せよりよっぽど小さな安堵しか期待しないような人間になってしまっていたのです。
前進すれば、なつみさんの人生は光り輝く星のように外へ広がっていきます。
コンフォートゾーンに身をひそめたままだと、人生はブラックホールのように暗い中にのみ込まれてしまいます。
セルフ心理セラピーツール「苦しみの要求」
「未来へ進む力」の言葉の意味や、その力については理解できたと思います。
しかしこのハイヤーフォースを多少なりとも信じるには、まずそれが自分の中から自分を動かしてくれることを感じる必要があります。
そのように直感的に経験することが、今までの伝統的な心理療法やカウンセリングには欠けているものでした。
従来の心理療法は、クライアントから考えや感情を引き出すことはできました。
しかしクライアントを、人生を変えるのに必要な力と直接結びつけることはできませんでした。
簡単に言うと、問題は理解できても、それを即座に解決できる具体的な方法を示すことができなかったのです。
それを簡単に解決するのが、セルフ心理セラピーのテクニックである「ツール」になります。
普段の生活で私たちに馴染みのある「方法」といえば、外からコントロールする力のことでしょう。
アクセルを踏んで車を動かしたり、スイッチを押して電気をつけたり、蛇口をひねって水をだしたり、欲しいものを買ったり。
しかし、ハイヤーフォースの力を作用させるには、外からのコントロールではなく、その力と一体化する必要があります。
ハイヤーフォースの働きを心の中に作り出し、それと一体化して、そのエネルギーを活用します。
何度も練習すれば、あなたはハイヤーフォースを自在に呼び出せるようになります。
そしてハイヤーフォースは、計り知れない価値のあるもの、つまり、あなたの未来をあなた自身で創り出す力を与えてくれます。
ハイヤーフォース「未来へ進む力」と繋がるには、「苦しみの要求」というツールを使用します。
このツールを使えば、痛みや苦しみに対する不安を克服することは、誰にでも可能です。
なぜならこれは、痛みを自ら望むようにトレーニングするためのツールだからです。
では実際に、セルフ心理セラピーのツール「苦しみの要求」を使ってみましょう。
ツール「苦しみの要求」の実践方法
このツールを上手に使えるようになれば、自分よりはるかに大きな力が前へ進ませてくれるのを感じられるはずです。
それこそが、ハイヤーフォース「未来へ進む力」です。
苦しみが強烈であればあるほど、そして積極的にその中に入り込めば入り込むほど、より多くのエネルギーを生み出せるようになります。
一度きりでおしまいにしないでください。
すべての苦しみをエネルギーに変えられるまで、何度も何度も繰り返してみましょう。
それぞれのステップのフレーズを、いつでも思い出せるようにしましょう。
「さあ来い!」「この苦しみがたまらなく好きだ!」「苦しみは私を自由にしてくれる!」
このツールを繰り返し使うと、苦しみについての秘密を理解できるようになり、あなたは苦しみを思い通りに操れるようになります。
苦しみは、あなたが感じているほど絶対的な存在ではありません。
あなたが前進すれば、苦しみはあとずさりします。
あなたが遠ざかれば、苦しみはやがて大きくなります。
あなたが逃げれば、苦しみは夢に現れるモンスターのようにしつこくあとを追ってきます。
そして立ち向かえば、モンスターはどこかへ消え失せていきます。
誰もがマゾヒストではないので、苦しみたいとは決して思わないでしょう。
ただし、苦しみを自ら求めるなら、その苦しみを小さくすることができます。
そして、小さくできるという自信をツールを使いながら深めていくと、やがて苦しみを恐れる気持ちを克服することができるのです。
あなたは苦しみをくぐり抜けて、無限の可能性という広い世界へ乗り出すことになります。
なつみさんの現在
なつみさんはこのツールを使い、ダメ男ばかりを選んでしまうという負のコンフォートゾーンから抜け出すことに成功しました。
傷つくことへの苦しみを乗り越えて、前に一歩進むことができたのです。
今では、人を本気で好きになることを恐れずに、素敵で気になる男性とも積極的にコミュニケーションが取れるようになりました。
それだけではなく、なんとなつみさんはツールの力を使い、別れてから一切連絡を取っていなかった元カレと話をしたというのです。
それは復縁を望んだ電話ではなく、今どうしているのか、元気でいるのか、そして、あのとき自分がどれほど傷ついて苦しい思いをしたのかを、正直に、決して彼を責める口調ではなく明るく伝えました。
なつみさんは自分の意志で、過去と決別して未来へ進むための行動を起こしたのです。
彼の方も、当時は未熟で寂しさを紛らわす選択をしてしまったこと、傷つけてしまったという罪悪感からずっと連絡を取らずにいたことを伝え、謝罪しました。
例の日本人女性とはさほど長続きせずに破局したとのことでした。
その事実を知ってなつみさんは、別れを告げられたのは彼にとっても苦しい選択で、決して自分が劣っていたわけではないことを理解しました。
なつみさんが長年抱えていた、コンプレックスや劣等感からくる自信喪失から解放された瞬間でもありました。
なによりも、コーヒー色に滲んだページのシミが取れて、大切な思い出としてもう一度めくれるようになったことが、なつみさんにとっての大きな喜びでした。
「苦しみの要求」のまとめ
ツールを使うべきとき
ずっと避けてきたことをする必要があるときに、このツールを使ってみましょう。
私たちは、自分にとって最も辛いことを避け、コンフォートゾーンに引きこもりがちです。
しかしそれでは、人生から得られるものが制限され、人生がつまらないものになってしまいます。
このツールで、あなたは苦しみに正面から向き合えるようになります。
そして新しい自分に生まれ変わり、人生をふたたび未来へと進められるようになります。
戦う相手
あなたが戦うのは、苦しみを避け続けているあなた自身です。
苦しみを避ける行為は、とても手ごわい習慣です。
辛いことを先延ばしにすると、一瞬で肩の荷が下りた気がします。
「無駄にした人生をとことん後悔する」という罰を受けるのも、遠い先の未来です。
だからほとんどの人が、前進して充実した人生を送ることができずにいるのです。
ツールを使うキュー(合図)
1つめのキューは、したくないことをしなければならなくなって、不安や抵抗を感じたときです。行動を起こす直前に、ツールを使ってみましょう。
2つめのキューは、苦しいことや難しいことについて考えているときです。困難について考える度に、ツールを使いましょう。するとエネルギーが溜まり、その時が来たらさっと行動を起こせるようになります。
ツールの実践方法
繋がるハイヤーフォース
このツールによって繋がるハイヤーフォースは、この世のすべての推進力となる「未来へ進む力」です。
このハイヤーフォースと繋がるには、あなた自身が「未来へ進む力」の中に身を置くしかありません。
そのためには、苦しみに正面から向き合い、乗り越えられるようになる必要があります。
それを可能にするのが「苦しみの要求」です。
このツールによって「未来へ進む力」と繋がると、人生はそれほど恐れるものではなくなります。
あなたは勇気とエネルギーにあふれ、未来がもっと希望に満ちたものに思えるようになります。
次回予告
次回は、いつになるかわかりませんが、「怒りや嫉妬やイライラを一瞬で抑えて、嫌いな人に上手に対処する方法」をお伝えしたいと思います。
もうしばしお待ちください。
P.S.
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